マガジンのカバー画像

吃音の記録

17
3番目の子は言葉が出はじめの1歳から吃音があったような気がします。3歳から相談機関へ出向き、4歳から訓練開始。 「吃音があっても本人が気にしなければそれで良し」と思う自分と、「…
運営しているクリエイター

2021年1月の記事一覧

吃音の子と暮らす、せっかちな私

吃音の子と暮らす、せっかちな私

うちの子の3番目、ミコ(3歳)には吃音がある。話すときに「ととととと、ともだちがね」という具合に、言葉の頭が連続してしまう。

幸い、言葉がでなくて力が入ってしまう、という症状はないので、要観察ということで、ときどき言語の先生の指導も受けているが、まだ具体的なトレーニングなどはしていない。

吃音というのはめずらしい症状ではなく、2歳〜5歳あたりで100人中8人はそういう時期があるそうだ。そういえ

もっとみる
吃音の悪化で右往左往

吃音の悪化で右往左往

3番目の子、ミコの吃音のことで落ち込んでいる。年明けに、急に吃音の様子が変化し、先日、定期的に面談してもらっている言語の先生のところに行ってきたら、やっぱり悪くなっているとのことだった。

先生は、ミコの様子に顔がくもり、「ブロック(発語しようとしても言葉が出ず、気道が詰まったような状態になること)に移行してしまいましたね…」と言った。

ブロックが出ても、年齢的にはまだ改善の希望はあるが、悪い兆

もっとみる
阿波踊りがしたかった

阿波踊りがしたかった

3番目の子、ミコは、最近吃音が悪化して、話すときに苦しそうな様子になってしまった。相談先の言語の先生から「家庭環境に問題あり」的な認定を受けつつある母として思い浮かんだキーワードは「阿波踊り」だった。



風が吹けば桶屋が儲かる、的に話がとんでいるが、まず、阿波踊りの話をしたい。阿波踊りについて何の知識もない、ただの一ファンとしての阿波踊りの魅力。

昔から、お祭りと名のつくものが好きで、中で

もっとみる