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saki
2021年9月13日 16:33
どうしよう。また、大好きな一冊に出会ってしまった。本を読み終えるたび、そう思う。どうしよう、とは言うものの、心の中には優しくてあたたかい気持ちが溢れている。それが、「うれしい」という感情であることを、私は知っている。最近そう思ったのは、辻村深月さんの「スロウハイツの神様」を読み終えた時。とてもすてきな余韻に包まれているので、感想を文章に残しておこうと思う。作家、脚本家、漫画家など、さまざ
2021年8月28日 20:55
本の虫、とまではいかないけれど、軽く活字中毒ではあると思う。毎日ほんのわずかであっても本を読むようにしているし(どこまで読み進めるかはその時の調子と気分による。)、振り返ってみると、子供の頃はマンガが大好きだったけれど、それも2ページ見開きの「絵!!!」というような作品より、登場人物たちの台詞や主人公の心境が文字になっているものが多い作品を好んでいた。何より、今手元にあるマンガはすべてそんな作風の