6月17日のわたしの日記。

小学生の夏休みの1日のような過ごし方をした。
お昼になったらごはんは食べるだろうから、今朝は茶とヨーグルトだけで済ました。
花瓶の水を替えて、掃除機をガシガシとかけて、洗濯物をふんわりと干した。
これはお決まり毎朝のルーティーンだ。
「朝のうちに宿題はやりなさい」と夏休みは毎度のこと母に言われていたのを思い出した。
だから別に好きでもなく嫌いでもない勉強を始めた。
提出期限はまだまだ先だけど、バイトがない今月の間に早く終わらせたい。
終わったら実習中に書き溜めたやりたいことリストを消化せねばならない。
なんだかワクワクしてきた。
最近ハマっているバンドの曲をかけ流しておく。
バンド最強、ライブに行きたくなる。
シャッフル再生でたまたま好きな曲が流れてくるとついつい歌いたくなってしまう。



お昼は即席ラーメンを妹と一緒に作って食べた。
久しぶりに二人で昼食だから変な感じ。
「小学生の頃はそうめんと冷奴が定番だったね。」なんて話したり。
食休みという名のお昼寝をしたかったのに、ここに来てまさかのWebによる就職活動。
しばらくは着用したくないと心に誓っていた黒い戦闘服を身に纏う。
“動きにくいし、暑いし溜まったもんじゃないぜ“と悪態をつきたくなる、いや、ついていた。


2時間後にようやく戦闘服から解放された私は空腹に負けてアイスを頬張った。
急に頭を使って驚いた知恵熱が少しづつひんやりと溶かされていく。
今日のアイスはチョコモナカジャンボ。
いくつになっても大好きすぎる…森永さんに感謝。
アイスを食べたのにもかかわらず、まだまだお腹が物足りないと駄々っ子してくる。
どうしようもないからおにぎり祭りを開いた。
「夕食前なのに…」と、食いしん坊な小学生感が否めない。
一人じゃつまらないから妹も巻き込んで共犯にした。
私よりもしっかり米俵をお腹に納めていた。


食後、ごろごろ床に寝そべってお気に入りのクッションと掛け布団を引っ張る。
大好きな作家の少女漫画や小説を傍に置いて読んだ。
心地よく疲れたらスヤスヤと眠りにつく。


外に出てもいないけどお風呂に入ってさっぱりする。
日本人ってマメだよなぁってふと思った。
晩ごはんは夏野菜のスープをたっぷりと。
夕食前のおにぎり君たちがお腹の中でぎゅーってしてるから、ちょっと苦しかった。


ネットサーフィンで見つけたワンピースがドストライクで迷わずポチッと購入。
最近は買い物をしていなかったから自分にご褒美。
ひとつ買うとあれもこれもとカートに入れてしまうのが悩みよね。
なんて便利な時代に生きているもんだと実感する。
大学生になって初めてスマホを持った時の感動は忘れられない。
あれは本当に私の中で文明開花だった。
まぁたまにこの無機質なデジタル製品を鬱陶しく思うこともあるけどね。
こんなものを持っていなかった頃の私が少しだけ羨ましく思う時もある。



あっという間に1日が終わった。
今日は何をしていたっけ?って回想しながら日記をつけるのは私が中学生の時から始めたこと。
嬉しいことも辛かったことも忘れたくないから書いてるわけじゃない。
誰かに話したいけど話せない、小さなことだしわざわざ伝えることでもないと思っているから、どこかにそっと置いておきたかったのかもしれない。
なんだかんだで書きだすと楽しくて仕方がない。
ノートに書きだめた日記はたまに見返すこともある。
自分の言葉で書き連なる文字を追いかけると、素直な気持ちに触れることができる。
あの頃の自分はそんなことを思っていたのかと驚くこともある。
いつまで書き続けるかは分からないけど、いつまでも日記は私のタイムカプセルさ。


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