見出し画像

良くなって来た

醜態。
また過去の職場でいやだったことを思い出した。
これがしつこい! 数日おきに何時間も現れる!(※反省したり悩んだりしやすい性格の人の脳の習慣と言われるけれど、これが病気となるとまったく関係のない場面で幾度も想起されて追体験のように心身にも悪影響を及ぼしてくる) 離職したのは昨年だし、それ以前の職場のことも不意にぬるっと頭の中に浮かんで出てくる。思考が引っ張られる私。

しかしよく思い出される場面を考えると、自分がミスをして冷や汗をかいたことたちよりも、同僚たちとの人間関係のことだった。

おりょりょ、以前はまだ生々しいくらい自分のあれが良くなかったーあんなにやったのにだめだったーこれがつらかったー何がいけなかったんだー私はだめだーが浮かんで来ては苦しんでたのに、それがないな?
私、私の過去の失敗を時間と回復とともに健康的な自己愛が起きて許せてきている?

そうか!! 何年も経ってから気づく。私は彼らの職場での振る舞い方がどうしようもなく嫌だったんだ!! なのに無理して職場だから穏やかに和やかに過ごそうとして耐えていたからつらかったんだ!

よく思い出される人というのは、それぞれ別の職場で三人いる。私のことを気に入ってよくそばに寄ってきた人たちだ。仕事で一緒に組むことも多かったけれど、上司からの指示ではなく向こうから仕事を一緒にやろうと提案してきた。
それ自体は悪くなかった。相性が良くなかった。
私も私で良くなかったのは、職場で誰かに頼らなければ自分が困る場面もあるので、お互いが話しやすい場を作っておこうとも思ったし、何より気を使って合わせようとしてしまったこと。彼らはよくよく気づくと周囲の人間を観察して噂や陰口を言いふらし、同調を誘ってくるスピーカーのような人たちだった。私の一番無理なタイプ。小学生の時のトラウマ。自ら無理をしてしまった。
仕事の面では問題なく、むしろ私の方が仕事が遅かったりミスが多かったりするので、その自分を気にしてどんどん弱気になっていた。仕事の出来と職場での人柄とは別の問題なのに、自分の職場での立場のなさを気にして自分の意思がどんどん薄くなっていく(相手に合わせていってしまう)。「私が仕事が出来ないから……」と、いつの間にか仕事の自信のなさと人間関係の嫌なことが混同されて「自分が弱いから現状が良くならないんだ」になってしまう。

余談、同居の母が昇進と異動をしてから職場の部下の愚痴をよく言うようになり、もっともな話であったので、上司の立場も大変だと同情し、自分のつらさに焦点を当てることができなかった。上司は仕事の難易度が高いために指導は難解であったけれど、私個人に対しては優しいと言うよりはどことなく甘かった。仕事に対する姿勢や感情行動の出方が母親と重なるところが多くゾッとした。母親は職場の部下に私に対してイライラする部分を重ねたようで、母親の愚痴を聞くあいだは私のことを悪く言われているようで、そこも心にストレスとして複雑にかかっていた。

人生の多くの時間をトラウマ想起に悩まされた。
今日は気づいた。思い出して考えてはしまったけれど、症状は出ていない。過去と今を切り離せている?

元気かもしれない。(また揺り戻しで前言撤回になることを恐れての「かもしれない」)

人に自分の意思や意見を伝えようとする時に、頭が重く言いづらい感じやどもりが生ずるのだけど、今日は大きな声ですらすら話せている。
この感じで仕事の指導もできないものかなぁ。(※過去、自分の学習レベルを超える仕事の内容は、体と感覚で覚えて行うことはできても、口頭で教えることができなかった)

あとよくよく考えると、
起きてる。(※うつが酷いと起き上がらない)
考えてる。(※うつが酷いと何も考えが浮かばない)外を歩けている。(※うつが酷いと自分の意思で外に出られない)
お風呂に入れている。(※うつが略)
歯を磨いてる。(※略)
夕飯作りは献立決めの時に頭が絡まりやすいのだけど、そこはヘルプをお願いして、調理はできた。

数ヶ月数日前の自分に比べるとかなり良くないか?
これはいける。(どこに)

どうしようもなく鍛えようのない脆い部分と、消極的で虚無の間にすべてが弱ってしまったし、心身打たれ弱いのは過去にも今にも承知之助なので、やるだけやってみて困った時にはたくさん寝る(確固たる意思)くらいのラフなスタンスで行きたいねー。
ふとんは逃げない。


2023年11月24日 ちょっと調子がいい処理


サポートしてくださると、私の寝起きと寝る前の筆運びと、記事を書いている時の糖分と珈琲の味わいが深まります☕🍪🐜