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子供のスマホ・SNS利用率〜女子小学生にTikTok人気急上昇

皆さんこんにちは。
今回は子どもとスマートフォンについての記事です。

近年スマートフォンはその便利さが故、大人だけでなく子どもの所有率が上がってきています。スマートフォンは便利で多くの学びをもたらしてくれる反面、対策を取らないと、ネガティブな影響があったり、時に犯罪等に巻き込まれてしまうことも少なくありません。

本記事では子どものスマートフォンやSNSの利用状況、それに起因するトラブルの現状子どものスマートフォンとの向き合い方についてお話させていただきます。


子どものスマートフォン所有率

まずは子どものスマートフォン所有率についてです。子どもが自分専用のスマートフォンを所有している割合は、小学生低学年では約20%と少ないのに対し、小学生高学年では半数を大きく上回る63%となっています。
中学生においては9割とほとんどの生徒がスマートフォンを持っています。

小学生全体で見ても半数近くの児童がスマートフォンを所持しており、普及率が高くなってきています。

小中学生のスマホ所有率  内閣府「令和3年度 青少年のインターネット利用環境実態調査」より作成



子どものSNS(LINE、Twitter、Instagram、TikTok)利用状況

子どものスマートフォン所有率の増加に伴い、子どものSNS利用率も上がってきており、小学校低学年では約3割、高学年では5割、中学生になると9割もの子どもがSNSを利用しています。
また、どの年代でも女子の利用率が高くなっています。

小中学生のSNS利用率  モバイル社会研究所「SNSの利用上昇傾向 中学生では9割を超える」より引用



子どものSNS別利用状況

次にSNS種別の利用状況です。
やはりどの年代においてもLINEの利用率が高くなっています。TwitterやInstagramと違い、13歳未満の子どもの利用が禁止されておらず不特定多数とつながりにくい家族と連絡を取るのに便利などといった理由からと考えられます。

そして注目していただきたいのがTikTokの利用率です。
女子小学生のTikTok利用率が高く、特に小学生低学年の女子ではLINEよりもTikTokの方が多く利用されています。

TikTokはTwitterやInstagram同様、基本的に13歳未満の利用は禁止されています。一方で実態は、親が管理するという条件付きで利用している小学生や、年齢を偽って利用している小学生が増えていると考えられます。

小中学生のSNS利用率サービス別「モバイル社会研究所・SNSの利用上昇傾向 中学生では9割を超える」より引用



子どものインターネットトラブル

インターネット利用率が上がるにつれ、インターネットトラブル、特にSNSに起因するものは増加傾向であり、社会問題となっています。
警視庁が公表した「令和3年 警察白書」によると、2020年(令和2年)にSNSに起因した犯罪被害に遭った18歳未満の児童の数は1,819人にのぼります。前年の2,082人と比べて減少してはいるものの、2013年(平成25年)以降増加傾向にあります。


警視庁「令和3年 警察白書」より引用



子どものネットいじめ

ネットによる犯罪被害だけでなく、いじめ問題も深刻です。ネットいじめは中高生に多いという印象を持たれる方も多いかもしれませんが、実際は小学生もかなり多く、認知件数では高校生をはるかに上回っています。

文部科学省の調査によると、小学生による「パソコンや携帯電話等で、誹謗中傷や嫌なことをされる」といった様態のいじめの認知件数が以下のグラフのように増えてきています。
いじめの自体の認知件数自体も増えているため、一概にネットいじめが急激に増えているとは言えませんが、大きな問題であることは確かです。

小学生のネットいじめ件数 文部科学省「児童生徒の問題行動・不登校等生徒指導上の諸課題に関する調査」より作成


子どもとインターネットのこれから

子どもたちの間でインターネットやSNSが普及してきている今、どのように子どもを守っていくか。
親が禁止したり、強い制限をかけるのも一つの方法です。

しかし、人はやってはいけないと制限された事ほどやりたくなってしまう生き物。ましてや、学校でも一人一台端末が配布され、子どもがインターネットを使うのは当たり前の時代です。いくら親が禁止しようとしても、周囲の環境からの影響で、子どもがSNSを利用したいというニーズは高まる一方です。

また、長い期間禁止してきたものの、13歳あるいは中学生になってから、ネットリテラシーを身につけず親の目の行き届かないところで急に使い始めると、トラブルの原因にもなってしまいます。

そこで

私たち4kizは安全な環境で親が自然に見守ることができ、子どものアウトプットを促すことでポジティブな影響をもたらす環境、「こどもの、こどもによる、こどものためのSNS」サービスを提供していきます。

一方的に禁止するのではなく、安全な環境を整えながら、一歩引いて見守り、よい使い方をしたときにはしっかりと承認することが子どもの将来につながる、そう信じることがこれからのネット社会には必要なのかもしれません。


終わりに

最後までお読みいただきありがとうございます!

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