裸足を床につけるのが冷たく感じるくらいに いつの間にか冬になってる。 家族がまだ眠っている時間に、 お湯を沸かしてマグカップに注ぎ のぼる湯気を眺めながら、 子供と…
「どちらにしても後悔するよ」 びっくりして、何もこぼれていないテーブルを ティッシュで拭きとる動きをしばらく続けたあと 窓の外を見た。 冬の陽射しを浴びた山茶花は…
kaoru
2020年12月27日 15:34
裸足を床につけるのが冷たく感じるくらいにいつの間にか冬になってる。家族がまだ眠っている時間に、お湯を沸かしてマグカップに注ぎのぼる湯気を眺めながら、子供と向き合えず苛々してしまった昨日や折り合いのつかなかった出来事にじんわり涙する。私、伝わらなくて悲しかったんだなぁあの時怒っていたんだな良いとか悪いとかジャッジはしないで、ただ感じて思う。さて、そんなこともあったけ
2020年12月27日 08:14
「どちらにしても後悔するよ」びっくりして、何もこぼれていないテーブルをティッシュで拭きとる動きをしばらく続けたあと窓の外を見た。冬の陽射しを浴びた山茶花は奔放に伸びた枝にたくさんの花をつけそのほとんどが薄茶色く、終わりを迎えている。でも綺麗だな、と私は思った。葉から透ける光りも影も夏に比べたらとても薄くて、レースのカーテンの向こうのように少し白んだ世界は届いた言葉を優