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「許せない」あなたへ

このノートを開いてくれたあなたは、何かに怒りを感じているのでしょうか?
自分が信じているものを否定された?
大切な人、物を傷つけられた?

それは、怒って当然です。許せないと思っている事でしょう。
私もそんな経験あります。しかし最近、
『許す』という事について思う事があるのです。今回はそんなお話し。

私、実は結構大きな会社に勤めています。
そんな会社で働いていると色んな人に出会います。
その人は、人より仕事が出来る人です。
なんでも卒なくこなして、社内での評価も高いです。
そんな人でも個人的に飲みに行くと愚痴を
こぼすのです。

『あいつは仕事ができない、コミュニケーション能力が無い、やる気もない』といった感じで。

そう。こめかみの辺りがピクッと動いた、感の良いあなた。

そうなのです。彼は能力が高いあまりに、他の人が何につまづいているのか理解できない、気付けないのです。

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『「気付いていない」あなたへ』のノートでも述べましたが、

https://note.com/49895296/n/ndc50512f46e9

自分の意見を伝えたければ、まず相手の意見を聞かなければならないのです。

それに気付いていない彼は、いつまでもその事に気付かず、なぜ理解できない!あいつが悪い!と許せない感情の堂々巡りでした。

スポーツの世界で名プレイヤーが名監督になれるとは限らないと言われる所以はここにあると思います。
つまり、
『自分にとっての常識が相手にとっての常識とは限らない』のです。

人はそれぞれ自分の正義を持っているのです。
それが正しいか、悪いかは置いておいて、そういうものなのです。
自分を否定されて気分がいい人なんていないでしょ?

それに気付けたとき、
きっと新たな発見があります。

262の法則はご存知でしょうか?

どんな組織も、
・よく出来る上位2割 
言われたこと+自己解釈で『こっちの方がより良い』ができる人

・普通の6割 
言われたことをこなせる人

・出来ない下位2割 
言われたことができない人

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に分かれると言うものです。
じゃあ下位2割をリストラしたらいいじゃない!って思いますよね。

あら不思議。残りの8割の中で、また262の法則に分かれるそうです。

頼れる人がいたらじゃあ任せちゃお!ってなりますよね。
ダメな人を見たらあんな風にはならんとこ!って思いますよね。

そういうことなのです。

ではどうしたらいいのか?
この法則を使い上位2割に別の部署、組織に行ってもらったら良いのです。

そうすると、
残された中で、
あの人が抜けた穴は自分が埋めなきゃ!って思う人が出てきます。

そう。上澄みを取り続けるのです。
彼のような優秀な人はある程度のレベルに達したら別の場を求めるべきなのでしょう。

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という事で
今回の結論、
「許せない」あなたへ

『相手にとっての常識を考え、対話せよ』


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