20240121_晴れのち雨

 今日は4時起床。そこから眠れなかったので読書の続き(住宅道楽:石山修)建築家というのに惹かれる。最初の入りは、安藤忠雄。やっぱり、実際に役に立つものを作れるという事が、強いなと感じる。自分が作っているものが、とくに誰かの指示がある訳でもなくて、欲しいと言われるわけでもなくて、役に立っているわけでもなくて、ただなんとなく作っているから、空虚だなと劣等感を感じる。
 生成AIはどのような影響をクリエイターにもたらすのだろうか。0→1という強みがなくなるから、あとはディティール勝負になるのかなと思われる。かなり、そこは日本の強みのような気がするけど。ただ、アクション的な凄さに寄り気味なのが気になるところ。なにか、見落としているような気がする。また、作品を作るだけの人間の価値が下がりそうだなとかも直感的に考える。クリエイトに本気ではない人間まで、同じレベルのモノを作れてしまうのだから。今のうちに、別の土台を作っていた方が良い気がする。ヒントは、ジョイント部分かなと。
 僕は、なにを作っていこう。書をベースに物作りをしたいと思っている。けど、僕が考えている事は芸術では無くて、ただただ自分を思い通りに動かす方法を研究する為の手段を色々変えて実験しているだけだから、あんまり世間の事を考えなくても良いのだと思う。構想は、ボディーコントロールと福祉、あと普通になる方法だから。技術に歯向かうというような方向ではない所に、目的があるから問題ないかな。ただ、最近歴史をちゃんとインプットするようになった。今までは、ただの垂れ流し。アウトプット10割だった。これからは、歴史の上にちゃんと乗っかるよう意識して作品を作ってみようと思う。今までやってなかった事だから、新鮮で楽しい。
 石山修武については、坂口恭平繋がりで知った。何冊か、読んでみるとかなり影響を受けたんだなという事が良く分かって面白い。本に出てくる建築家や芸術家の名前が、石山修武の本に書かれている名前ばかり。こーいう土台を経て、活動しているのかと思うと、やっぱりちゃんと勉強している人なんだなともう。感覚的にやっているように見えてしまうけれど。
 これはまた別にまとめようと思うけど、読書の方法について。世の中には、効率のよい方法がたくさんあるけど、僕にはどうも合わないなと思っていた。逆に、一番効率を悪くしようとすると、調子がいい感じがする。単純に、天邪鬼という事もあるだろうけど。つまらない事は、あたりまえだけどやらない。早くやりすぎると、すぐ飽きる。だらだらも、ダメ。けど、出来だけ時間をかけて、付き合えるような方法が正解。
 僕は、高校生の時書道部だった。けど、それ以前から文字を書くという行為が好きだった。別にきれいな字ではないけれど、手を動かしている状態、体の一部が動いている状態が心地よいらしい。止まったら、窮屈感を感じてしまう。だから、勉強するときは、常にどこかが動いているような状態が望ましい。単純に、文字を書き写すというのも自分的にはあっている。それは、効率的ではないやり方らしいけれど。自分にとっては、書きだすことで、思考のスピードを落とすことが出来る。体に、思考を合わせる。極端なイメージは、体が先で、思考が後。そーすると、理解しやすくなる。ついでに、僕はよそ見をしまくる人間なので、書くという行為をすると、そこに集中出来るという効果もある。基本、集中していない。だから、創造ができるのだろうけど、計算的な思考もたまには必要だ。だから、書く。書くという行為をしないと、空想なのか現実なのか区別がつかないらしい。今現実の事やってますよというのを教える為にも、書くという行為をする。今も、考えながら文字をうってはいない。明らかに、キーボードをたたく方が先だ。面白い現象だなと思う。
 自分が編み出した絵の描き方も、先に線を書いて、あとから何に見えるか想像していく。僕は、このやり方があっているらしい。目の前に視覚化して、あとから意味を付け加えていく。全部、やり方が繋がっているんだなと自分で感心した(笑)
 書く、叩く。何かしら筋肉に刺激が入れば、集中出来る。それをやって、初めて自分ごと化する。愚かな人間の典型ではないか。実際に体験しないと、その痛みは分からないというような。まぁ、愚かな人間なら愚かな人間でいいか。一人くらい。
 で、なんだっけな。そうだ、今日やった事か。
 いつもとは違う図書館へ行った。そこで、勉強しようかと思ったけど、なんか上手くいかなかった。いつものような緊張感がないからかなと思っている。周りにすぐ影響を受ける。だったら、周りを整えるべきだろう。そこに連動すれば、自分の力もあまり使わずに済むのだし。省エネで行こう。
 あと、バイト先の研修レポートも終わらせた。2日前に終わるなんて、奇跡なんじゃないだろうか。めんどくさい事の付き合い方について考えていた。森博嗣が、やりたくない事はやりたくないなと思ってやればいいと言っていた。それが頭に思い浮かんだから、やった。どうせ、やらないといけないんだしと思いながらやった。そしたら、結構いい文章が書けて、満足した。少し最近学んだ建築関係の知識を取りいれて、まとめた。インプットってやっぱりやった方が可能性広がるなと。僕に足りないのは、インプットの量と、詰めの甘さだ。後者は、先生が年賀状の一言で書かれていた言葉だ。もう数年も前だ。どれだけ僕は先生の呪いにかけられているのだろう。けれど、先生の言葉を信じた結果、こんなやばい人間になりましたよ。責任取ってください、ぜひ定年退職後は書道について教えてくださいと言うための口実として、教わったことを守り続けてみよう。
 明日の段取りは、もう計画をした。ハードではないが予定が入っている。今日できる事は、今日終わらせて、早く寝ようかな。
 では、今日はこの辺で。本日もお疲れさまでした。
 
 

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