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【GACKTさんとダビンチの共通点〜頭の中の引き出しの数がアイデアを生み出す】

「芸能人格付けチェック」って観たことありますか?芸能人たちが高級食材や絵画や楽器などの一流品を当てるクイズで、間違えるごとに一流→普通→二流→三流→そっくりさん、、と格付けが下がっていくバラエティー番組です。その番組に回答者としてレギュラー出演しているGAKUTさんが71連勝しています。なぜGACKTさんだけ当たるんだろう?

出演されている方々は芸能人なので、そこそこ美味しい料理や作品、音楽には触れているはずです。なのに人によっては黒毛和牛とスーパーで売っている安い牛肉との区別もできない。

その違いは何か?
ただ美味しい、ただ凄い、ただ美しいと感じてる人と
なぜ美味しいか、なぜ凄いか、なぜ美しいかを思考しているかの違い
ではないかと思います。

GACKTさんはとても勉強家だそうです。
GACKTさんが台湾にいった時、通訳をした人の話を聞きました。彼はいい台湾語の語学の本ないか?って通訳の人に聞いたそうです。社交辞令だろうと思いつつ、いくつか本を紹介したら数ヶ月後、再び台湾を訪れると完読して日常会話を話せる様になってたそうです。ホントに勉強してるんです。
だから違いがわかる。

GACKTさんの著書「GACKT超思考術」にこんなことが書いてありました。

体験を与えられた(受動的)「楽しむ」ではなく、能動的な「愉しむ」と表記しているように感動に疑問を感じ思考する事でその経験が認知につながり脳内に感覚だけでなく情報としてファイリングされるわけです。つまり、直感と理性を結びつけることでより強固な記憶となって脳に残留されるのではないかと思います。GACKTさんは、その記憶を瞬時に引き出しているんだと思います。

ちなみに、GACKTさんと同じ事をレオナルド・ダビンチも言っています。
ダビンチは1万ページに及ぶメモを残したそうですが、その内容が発明だけではなく、小さいノートを持ち歩いて日々の発見を記録、少しでも心に残っているキーワードや面白いと思った「気づき」を習慣的に記述していたそうです。

「創造性は多くの経験と知識を結びつけることに過ぎない」
これはジョブズ含め様々なイノベーターやクリエーターが口にしていることです。

ここでいう経験と知識は単に本を読んだものや学校で教わったものではなく、自分の記憶にファイリングした、感動や気づき、疑問の蓄積(ファイリング)した記憶が結びつくことによって新たな価値を生み出すのだと思います。

アイデアを生み出すには、日常的に好奇心をもって物事を見て、気になった事をとにかくメモにして蓄積していくことが大切です。

日々の感動を見逃さず、一度「なぜ?」を通過させてファイリングすることが創造性の引き出しを増やすことにつながってきます。


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