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コスメ365

プロローグ


朝、アラーム何なり目を覚ます。

 
鏡の前で身支度をする。



"今日のミーティング、正念場。

オカタイ場だし

カッチリなスタイルで決めていたいし、

控えめなメイクにしておこうか。"



"お、昨日試したスキンケアの新作が、お肌に合うみたい" 




"あと5分で仕上げなきゃ..."





"パックしてる間にヘアケアしようかな"











1年でやってくる朝は、365回。

 そのうち、フルメイクする日は、何回、あるのでしょうか。

正直、私は半数程度。



清潔感を重視して、ベースメイクで終えることが多いです。

すっぴんでも問題ない日もあります。



ですが、3度のメシを心待ちにするように、
(断食や大食い派に別れますが)

365度のメイクを楽しみに、する方もいる。

ワタシは、

その日その日を彩るのが、コスメ、だと考えてます。


同じ日は、1日たりとも無いので。







お肌の赤み、急いで書き足した眉の角度、リップのカサつき度合いetc…

少しでも、何か「揺らぎ」「なんかイマイチ。。。」を感じると嫌になってしまう性格みたいで。



雑誌を見て、百貨店やドラッグストアのコスメカウンターで、試して、


買って使ってみては、お肌が荒れてしまう。


時を経て、一周まわり、

高級コスメが合わない時、

実はシンプルなケアだけで本当はいい、と気づくことも多々あり。



美容と向き合う事は、本質と向き合っている気がしました。

毎日気づいた時に、お肌と、ココロを内観して、



「どのような成分、カラーをチョイスしてあげようか。」


と、内側にいるの自分と会話することが、日々のケアとなります。

本書では、これまでコスメを購入したエピソードを全10章に隔て執筆致しました。



私にとってコスメは、社会の中で生きるすべての女性(昨今はジェンダーレスなので男性もかと)の内側を美しく、凛と、本来の姿へ整えてくれるなくてはならない、アイテムと定義しております、



美容オタク、という訳ではありませんが、店舗やWEBサイト、雑誌などを拝見して、選んで手に取る時間は、日々の楽しみです。



愛用コスメに感謝しつつ、コスメを通して、本書を手に取る方と、多様化する時代において、少しでも"心の動線"を共感できると光栄だな、という思いから綴らせていただきました。

ぜひ、ご一読くださいませ。


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