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オフィス仲介は、一筋縄でいかないからこそ面白い。ワクワクと決意を胸に、新天地での挑戦へ

「47(よんなな)グループにはどんな人がいるの?」という疑問にお答えするべく、今回は47株式会社でオフィス仲介コンサルタントのマネージャーをつとめる大嶽さんのインタビューをお届けします。

<プロフィール>
大嶽 奏人(おおたけ かなと)
東京都出身。2013年、47株式会社に新卒入社。
都内のオフィス仲介コンサルティングを行い、2019年にマネージャーに就任。2021年10月から大阪へ転勤し、関西エリアの案件を担当。

「不動産業界の“負”を変える」という、熱い想いに惹かれて

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── 大嶽さんが47に入社した経緯を教えてください!

僕は、就活をはじめた当初から大企業は志望せず、ベンチャーを中心に選考を受けていました。というのも、若いうちから裁量を持てる環境で仕事がしたかったからです。

大企業は従業員数が多い分、研修や制度が整っているのがメリットだと思います。ただ、僕の場合は成長機会やチャンスを掴みやすいことを重視していたため、人数の少ないベンチャーしか見ていませんでした。

47と出会ったのは、ベンチャー専門の人材会社から紹介を受け、企業説明会に参加したのがきっかけです。2012年当時の47はオフィス仲介事業しか手掛けておらず、人数も20名程度の小さな会社でした。

正直なところ、僕はもともと不動産業界に対してあまり良い印象を持っていなかったのですが、47の「業界の“負”を変えていく」という熱い想いに心を動かされました。選考が進んでいく中でも、社員の人柄仕事に対する熱意に触れ、とても魅力を感じたので、内定をもらってすぐに入社を決めました。

想像よりも遥かに奥が深い、オフィス仲介の仕事

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── 入社前後で、何かギャップを感じたことはありますか?

会社の雰囲気については、まったくギャップはありませんでした。47の人たちはけっして嘘をつかないし、お客さまに対して常に真摯に向き合っていて、入社前のイメージ通りだな、という印象です。これは、入社9年目になった今でも変わっていません。

業務内容に関しては、もともと不動産業界を志望していたわけではなかったので事前情報を持っておらず、良くも悪くもギャップはなかったですね。ただ、実際にオフィス仲介コンサルタントになって案件を担当するようになり、「こんなに難しい仕事なんだ‥‥」と驚いたのを覚えています。

そもそもオフィス仲介業というのは、高く貸したいオーナーさんと、安く借りたい借り主さん、ニーズが違う両者の間に入って調整をする役割ですから、当然ながら一筋縄にはいかないんです。

さらにオフィス仲介コンサルタントは、不動産の業界知識はもちろん、ビルや街のこと、経済動向なども日々インプットしないといけません。

── オフィスの仲介は、住宅の仲介とはまた全然違いますし、業務内容をイメージしづらいのかもしれませんね。

そうですね。お客さまの要望に合う物件を探して、賃料交渉をして、契約までサポートする、というのが一連の流れではありますが、口で言うほど単純な業務ではありません。知識さえ詰め込めばOKということでもなく、様々な案件を担当する中で経験を積んではじめて一人前になれるんです。

とは言っても、もともと不動産に興味がなかった僕でも8年半この業界にいますし、オフィス仲介は本当に奥が深い仕事だと思います。一筋縄ではいかない場面が多いからこそ、それを乗り越えるために頭を使って工夫できますし、その分やりがいも成長も感じられます。

また、オフィス移転というのは企業経営に関わる大事な意思決定ですから、それをサポートするオフィス仲介コンサルタントは大きな責任を持って業務にあたっています。企業の経営者とコミュニケーションをとる機会が多い、というのも醍醐味ですね。

オフィス市場の変化と、自分に求められる役割の変化

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── これまでオフィス仲介を担当してきた8年半を振り返ると、どんな変化がありましたか?

オフィス業界全体で見ると、コロナの影響は大きかったと思います。僕が入社した2013年以降は、オフィスの空室率が下がり続けていましたが、2020年からのコロナ禍で一転して空室率が上昇してきています。

これまでは完全にオフィス不足で、お客さまに提案できる物件数が極端に少なかったため、空室が増えることはお客さまにとっても47にとってもメリットです。賃料相場も下がりますし、競合他社さんと同一物件でバッティングすることが減り、入居審査に通りやすくなります。

一方で、お客さまにとっては「急いで契約しなくても他にいい物件が見つかるだろう」という状態になるので、案件が中長期化しやすくなりました。もちろん、お客さまを焦らせて無理やり契約させることは絶対しないです。ただ、オフィス仲介コンサルタントには月々の売上目標がありますから、しっかり案件をハンドリングしないと数字を積み上げることができません。

単純に空室が増えたから良いというわけでもなく、これまでにはない別の難しさも増えたと感じています。

── 社内での役割で言うと、大嶽さんは2019年にオフィス仲介コンサルタントのマネージャーになって、メンバーの育成にも携わるようになりました。業務上での変化もありましたか?

マネージャーになったことで、チームメンバーをいかに成長させるかを意識するようになり、考えることや注力することが一気に変わりました。これは、自分の中では大きな変化でしたね。

マネージャーになるまでは、プレイヤーとして自分がいかに成長できるか、という部分に集中してきました。スキマ時間を見つけてはビルの下見をしたり、案件での失敗を日記にまとめたりして、地道に営業スキルを伸ばしてきた自負はあります。ただ、自分が学んできたことをそのままメンバーに教えてしまうと、本人の成長に繋がりません。

メンバーを育成する上では、「ティーチングではなくコーチング」と言われるように、まずは自分の頭で考えさせることを意識しています。明らかに間違っていることがあれば指摘をしますが、それ以外は僕の方から決め付け・押し付けをせず、本人の考えを尊重するようにしています。

入社9年目で東京から大阪へ。新天地での挑戦が、今はじまる

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── 大嶽さんは10月から大阪に転勤して、関西エリアの案件を担当することが決まりましたね。オフィス仲介コンサルティング事業部としては、どのような狙いがあるのでしょうか?(※取材時は9月)

大阪は、東京と比べるとオフィスの市場規模は小さいものの、その中でも「officee」の仲介手数料無料という強みを活かし、まだまだ契約実績を増やせる余地があると考えています。

現状だと大阪には営業メンバーが1名しかおらず、お問い合わせが増えて対応しきれなくなっています。僕が加わることで一社でも多くのお客さまにサービス提供できるよう、体制を強化していきたいと思っています。

── 新しい地でのチャレンジを目前にして、今の心境はいかがですか?

僕はこれまで関西の案件を担当したことがなく、土地勘もまったくありません。なので、新卒1年目の頃のようにゼロスタートで、ビルや街について学んでいく必要があります。

また、東京と大阪では商慣習が違うので、過去の経験が通用しない場面も出てくると思います。そう考えると、改めてオフィス仲介は奥が深い仕事だな、と感じますね。

色々と不安もありますが、今は決意とワクワクの方が大きいです。なにより、社歴が長くなってもこうして挑戦の機会を与えてもらえることに、心から感謝しています。会社からの期待に応えられるよう、気持ちを新たに頑張りたいです。

そして、いずれは大阪に支社をつくり、3名、4名とメンバーを増やしていけたらと考えています。そのためにも、まずはしっかり売上をつくることが目下の目標です。一日でも早く新しい仲間を迎え入れられるよう、精一杯努力していきたいと思います!

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