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働くママとして、「いま自分にできることは何か」を考え続ける。様々なメンバーが働きやすい環境づくりを目指して

「47(よんなな)グループにはどんな人がいるの?」という疑問にお答えするべく、今回は47内装株式会社でオフィス内装設計デザイナーをつとめる吉田さんのインタビューをお届けします。

<プロフィール>
吉田 奈都子(よしだ なつこ)
神奈川県出身。2015年、47インキュベーション株式会社に中途入社。2019年、47内装株式会社に転籍。
前職では、映画・テレビ・CM等の美術装飾スタッフや、建築会社のインテリアコーディネーターなどを経験。現在はオフィス内装事業の設計部において、アルバイトメンバー(CADアシスタント)の統括・研修を担当している。


アルバイトとして入社し、産休・育休を経て正社員へ転向。「楽しく働くママの姿を子どもに見せたい」

── 吉田さんが47に入社しようと思ったきっかけを教えてください!

前職で様々な業界・職種を経験したのですが、47に入社する直前は建築会社でインテリアコーディネーターとして勤めていました。業務自体は楽しかったのですが、業務量が少なかったため物足りなさを感じてしまい、転職をすることに。当時オフィス家具ECサイト「Kagg.jp」をリリースしたばかりの47インキュベーションで、掲載商品のデータベース作成の求人を出しているのを見つけ、応募したのがきっかけです。

それまで特定のキャリアを突き詰めてきたわけではなかったため、正直「スキルも経験も中途半端な自分を受け入れてもらえるだろうか…?」と不安でした。そんな中、面接で私の経歴を包み隠さず話したところ興味を持ってくださり、ぜひ入社してほしいとオファーをいただいたんです。

「事業の立ち上げ期なので、色々整っていないことも多いけど、力を貸してくれないか」と、想いのこもったオファーをいただいたので、私もその想いに応えたいという気持ちが強まり、入社を決めました。

初めは家庭の事情もあってアルバイトとして入社し、Photoshopを使った画像作成業務を2年ほど担当させていただきました。

── その後、産休・育休を経て、復職されるタイミングでグループ会社の47内装に転籍されたんですよね。

そうですね。復職時点ではまだ子どもが小さく、フルタイムで働ける状況ではなかったので、引き続きアルバイトとして時短勤務をさせていただくことになりました。

ちょうどその頃、47内装が事業会社化してから1年経ったタイミングで、事業拡大・組織拡大のフェーズに入っていたんです。内装のプランニングができる人材が不足しているということで、CADオペレーターとしてのスキルを買っていただき、「良かったら47内装に参画してほしい」と提案いただきました。

そこから約1年後、アルバイトから正社員へと転向。現在は、設計部の中でアルバイトメンバー(CADアシスタント)の統括・研修を担当しています。自身では主担当の案件を持たずに、他のオフィス内装設計デザイナーのサポート役として、設計部の業務が円滑に回るよう業務推進的な役割を担っています。

── アルバイトから正社員に転向しようと思った理由は何ですか?

一番の理由は、楽しくクリエイティブに仕事をしているママの背中を、一人娘に見せたかったからです。だからこそ、フルタイムに戻して仕事の占める割合を増やし、これまでのように精力的に働きたいと思いました。

また、47で仕事と育児を両立しながら働き続ける自分の姿を想像できた、というのも大きかったです。それまでアルバイトの私に様々な業務を任せていただいたり、産休・育休取得時に真摯に向き合ってくださったりと、47はいい意味で「正社員とアルバイトを区別しない」姿勢を取り続けてくれたんです。だからこそ会社に対して深い信頼を抱いていましたし、正社員に転向することで今まで以上に事業に貢献したい、という気持ちが強まりました。

メンバーの成長こそが自分にとっての喜び。多様性を強みに変えながら、チームの成果を最大化していきたい

── 現在はアルバイトメンバー(CADアシスタント)の統括・研修を担当されているとのことで、どんな時に仕事のやりがいを感じますか?

自分が手を動かす立場だった頃は、自分自身のスキルアップが一番のやりがいでしたが、アルバイトメンバーの統括を行うようになってからは、メンバーの成長を感じられることが自分にとって一番の喜びになりました。

また、アルバイトメンバーが作成した図面を内装設計デザイナーに渡し、それがお客さまの手元に渡って無事に受注したときも、大きなやりがいを感じます。私もアルバイトメンバーも、お客さまと直接やりとりをすることがないので、見えない場所で「縁の下の力持ち」として案件に携わっていることを実感できる貴重な瞬間です。

── アルバイトメンバーを統括する上で、日々どんなことを意識していますか?

メンバーそれぞれの習得度や個性をしっかり把握し、いつ誰にどんな作業を依頼したらチーム全体のパフォーマンスが上がるかを常に考えながら、業務配分をするよう心がけています。あくまでチームとしてのアウトプットの質やスピードを落とさず、その中で各メンバーが成長できる状態が理想ですね。

また、様々な考え方・働き方の人がいることを前向きに捉え、それを強みに変えていけるチームにしたいと常々考えています。各々が意見を出し合い、より良いアウトプットに繋げていくことで成果を最大化していきたいですし、同時により働きやすい環境づくりにも努めていけたら、と思っています。

── 働くママとして、日々感じていることはありますか?

これは47に限ったことではありませんし、すべての働くママが感じていることだと思いますが、やはり仕事と育児の両立はけっして簡単ではありません。特に育休明けの復職直後は、以前のように100%仕事に振り切れないもどかしさで悩んだりもしました。でも、困った時にすぐ声をあげられる環境と、真摯に向き合ってくれる同僚に恵まれたおかげで、これまで両立しながら続けてくることができました。

私は昔から、真面目がゆえに一人で抱え込んでしまうタイプだったのですが、仕事と育児を両立するようになってからは「抱え込んだらダメだ!」と思えるようになりました。そもそも、限界まで耐えて耐えて、ある日突然爆発してしまうのは、自分にとっても会社にとっても良くないですよね。しんどくなったらすぐに周りに伝えて、その都度解決策を導き出していこう。そう前向きに考えられるようになったのも、自分の中では大きな変化ですね。

出産や育児に限らず、人には様々なライフイベントがありますし、何かしらの理由で今まで通り働けない状況下に陥ることもあると思います。そんなとき、「できないこと」や「失うもの」ばかりに目を向けるのではなく、「いま自分にできることは何か」を考えることが大切なのだと、声を大にして伝えたいですね。

メンバーにとって、より働きやすい環境づくりを目指して。オフィス内装の楽しさ・面白さを伝えていきたい

── 設計部のアルバイトメンバーとして、求める人物像はありますか?

「自分はアルバイトだから」と一線を引かずに、積極的に意見を出してくれたり、チーム全体の成長のために貢献したいと思ってくれる方がいらっしゃったら、ぜひジョインいただきたいですね。指示待ちで決められたことだけやっていたい、という方は逆にミスマッチになってしまうかもしれません。

というのも、私自身がアルバイトとして勤めていた頃、手を動かすだけでなく考える機会をたくさん与えていただき、いい意味で社員とアルバイトを区別しない47のスタンスがとても嬉しかったんです。だからこそ、日々の業務でも貢献実感を持てたと感じていて。そんな働き方を楽しんでくださる方、成長の機会と捉えてくださる方は、47にとてもマッチすると思います。

── 最後に、吉田さんの今後の目標を教えてください!

先程お伝えした内容と少し被りますが、アルバイトメンバーの統括をする立場として、皆さんにとって働きやすい環境づくりを推進していきたいと思っています。たとえば仕事と育児の両立という面では、いまは社員・アルバイトを問わず産休・育休を取得して復職する人が増えていますし、「働き続けたい人が辞めずに戻ってこれる環境」が整ってきています。これからも意欲あるメンバーの意思を尊重し、全力でサポートしていきたいです。

また、オフィス内装に携わる楽しさ・面白さを、より多くの方に知っていただき、ぜひ47にジョインしていただけたらいいな、と思っています。というのも、同じ内装業界でも住宅や商業施設と比べてオフィスは親近感を感じづらいので、就職先の選択肢としても挙がりにくいんですよね。ただ、実際に携わってみるとオフィス内装の奥深さに触れることができ、大きなやりがいを感じていただけるはずです。

私は設計部のアルバイトメンバー採用で多くの候補者さんとお会いする機会があるので、オフィス内装の魅力を一人でも多くの方に伝えて、「47で働いてみたい」と感じていただけるよう尽力していきたいと思います。


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