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一人自炊に知ってると便利そうガイド

えー、2021年9月末、母親が亡くなりまして。
まあその日から突然自炊を始めるようになったんですが。

個人的に、自炊であったほうが便利なものなど色々挙げてみました。

ただ、みんなに初心者詐欺などと突っ込まれまくっているので、もしかするとあまり参考にならないかも知れませんが_(:3」∠)_

とりあえず色々やってみて、自炊で幸せになれそうなことをまとめてみました。



■洗い物はすぐやるのが一番楽

コレは自炊における絶対的条件だと思ってください。

だって洗い物って面倒に思うじゃないすか。
だからこそすぐにやるんですわ。

なぜなら。
洗い物は時間が経つほど更に面倒になるだけで、まるでいいことがないからです。

つまり、洗い物をすぐにやるのは、できるだけ楽したいからです_(:3」∠)_

まず、時間が経つほど汚れってのは落ちにくくなります。
乾いたり固まったりで、ベタつきこびりつきが増すんですな。
場合によっては匂いも出ます。

なにより、貯まると、さらにやる気が失せます。

しかもですよ。
さあ料理するぞーってときに、まず洗い物から……ってだけでテンションだだ下がりです_(´ཀ`」 ∠)_

マジで自炊とかやらなくなっていきます。
食器の数をギリギリにしとけば仕方なく洗う……なんて言う消極的な理由じゃなく、メリットとして前向きにやるのが基本。

なので、洗い物は一番楽な食事直後がベスト。
是非はない。
物事はどうやって始末するかを考えるのが一番安定。

そういうものだと思ってください。

まあ、飯食ってまったりしてからでもいいので、その食事の範囲であるうちにやっときましょう。

唯一例外で許されるのは、固まった米だけです。
コレはマジで水浸けとかないと取れないので。

なお、小ネタとして。

蛇口にシャワー的なやつが取り付けられるタイプであれば、シャワータイプにすると洗うのが楽になることが多いです。
水量の節約になる上に、圧倒的に汚れが落としやすいですから。

ただ、台所によっては付けると高さが足りなくなって、鍋が入らねえ……ってなることあるので、確認してから付けましょう。

お金に余裕があるなら、自動食器洗い機を入れるとはかどりますかも。


■調味料には金をかけろ

基本の調味料をケチらないのはなにより必須です。
醤油、みりん、ポン酢しょうゆ、料理酒、ソース
あと料理用のバターお酢、そしてめんつゆごま油。

なぜかといいますと。
料理の味を決めるのは食材より調味料の割合が高いからです。

つまり、飯がうまいかどうかの半分はここで決まります。
それに、一人暮らしの自炊ではそれほど消費量が高くないからです。
一度買ったら何週間もそれで食べるわけですんで。

また、料理のバリエーションが選べるかどうかがここで決まります。
でないと、いつも同じような醤油炒めばかりになるので。

あ、味噌はあると便利なんですが。
和食派の人でなければ最初からは使いこなせない気がしますのでなくてもいいというか、鍋物や味噌炒め以外ではあんま使いません_(:3」∠)_

で、そこまで使える人は、基本、自炊の腕があるので。
自炊に慣れてから覚えるほうがおすすめです。

まあそれはさておき。

大家族で消費物だからと言うならともかく、一人ではたかが知れているので。
とにかく調味料には基本的に金を出す習慣をつけるのが第一です。

それが最も安価な贅沢なので。
っても、めちゃくちゃお金かけるとかじゃなく、そこそこでいいです。
上には上があるんですよ、調味料って……_(´ཀ`」 ∠)_

醤油とポン酢しょうゆは500円前後からそれ以上。
ポン酢しょうゆは特に、そのあたりから激変します。
また醤油はよく伸びるので、レシピより若干少なめの使用になりますかも。

個人的には、手に入りやすいので、吉野杉樽天然醸造醤油が好み。刺身に合います。
もう少し出せるならヤマロク醤油さんの鶴醤がオススメ。
バニラアイスにかけてもうまいっす。贈答品にも是非。

みりんは本みりん、料理酒はできれば料理用清酒がオススメ。
特にみりんや酒に違う材料が入ってしまうと、違う効果が出てしまうので。
砂糖入れたくないからみりんの甘さがほしいのに。

料理用のお酢は鎮江香酢が安定で使いやすいです。なければ黒酢基本。

ソースは高橋ソースのカントリーハーヴェストが鉄板ですが、なければブルドッグで。
ウスターは基本的には調理用、中濃はかける用です。
初心者だとそこの区別つかないので書いときます。

調理に慣れてからは、味噌やオイスターソースがあると幸せになる気がします。

中華が好きなら、豆板醤と甜麺醤
特に豆板醤は、大さじ一杯を刻みにんにくと合わせ、油で混ぜながら炒める(豆板醤だけで)ってのを覚えるとはかどりやすい気がします。
食材の上から流し込むより、マイルドになり何倍もうまいのでオススメ。

合わせ調味料は、効果別で使いこなせるようになってから使うと安定かな。
まあ焼肉のタレだったら使う機会もあって、あまり困らないんで、そういう、他に用途がある調味料からがおすすめかも。

あ、塩や砂糖は普通でもいいと思いますが。
もし菓子を作る場合は、砂糖も気にするといいです。


■だしを入れろ

自炊における絶対の必須アイテムです。
だしって言っても、ガチに取るとかではなく、だし調味料のことです。 

だし入れてください。
お願いだからとにかくだし入れてください。
炒めでも煮込みでも高確率で必須なのでだし入れてください。

だしがなければ人生が薄っぺたい味になります。

だしの摂取は基本的人権なので。
だしを使わないとマジで自炊ははかどりません。
料理研究家のリュウジさんがとにかく味の素を使う理由がココにあるので。

「だしが分かんない人向けにあえて味の素入れてますけど、わかる人はココでだし要素入れてくださいね」ってやってくれてます。
それくらいにはだし大事。

まあ簡単に言えば、ラーメンスープの旨味はだしです。
ラーメンが好きなのであれば、だしは絶対に使うべき代物です。
だしの利いていないラーメンが好みなら止めませんが_(:3」∠)_

とにかくよくわからんが、旨さが凝縮されているもの
だし系の調味料はそういうものだと思っててください。

正直、だしが入っているだけで、ただの鶏肉野菜炒めが、見違えるほどにうまくなります。
それが、冷凍焼鳥の串3本をバラしただけ+カット野菜の炒めものでも。

まずは、炒め物に白だしを入れることから覚えるか、鍋物にほんだしを入れるってのが、効果を実感しやすいのではなかろうかしら。
白菜と豚肉の鍋なんかは、ほんだしと醤油だけで済んじゃうしなあ。

で。
それはいいかもしれんけど、だしって何買えばいいの?

ってなるわけですが。
まず基本は、とにかく白だしを買ってください。

和風系の味ですが、液体で使いやすくあまり邪魔をしないタイプなので、何にでも使えます。
似た傾向の味になるのが欠点ですが、とにかく万能で初心者向け。
カレーなんかに入れてもうまいっす。

慣れてきたら、鶏ガラスープ(顆粒)、コンソメがあると便利です。
さらに、創味シャンタンDX(味覇)などが揃うといいです。
また、冬は鍋物用にほんだしは必須だと思います。
個人的にはあごだしが好みですが。

あと多分、みんなが勧めてくるのはめんつゆ

まあ、白だし、ガラスープ、めんつゆ、創味シャンタンDX、冬の鍋物用にほんだしがあればだいたい生きていけます。

鍋物っていうか、しゃぶしゃぶや湯豆腐用にこんぶ茶があると便利ではあるんですが、その辺は白だしでもそこそこ代用できるので、好みかな。
素人はまず使わないので、最初は小分けのやつがおすすめです_(:3」∠)_


■必殺奥義:混乱したら一度止める

初心者は結構、調理中に混乱します。
マジで。

なれないことが複数同時に襲いかかってくるので、脳が処理しきれなくなったりするとかよくあります。

なので。

困ったら一度、手を止めてください_(:3」∠)_

火も消していいです。
案外、炒めの途中に消しても大丈夫です。

これだけで、よくわからんまま「あああ、どんどん火が入っていくどうしようあわわわ」を避けられます。

一度、完全に作業を中断して、レシピを良く見直しましょう。
マジで、レシピどうだったっけよくわからん……と思いながら再確認しているうちに、どんどん火が入ってしまい……ってのはあるので。

実際、コレの応用みたいなもので、一度、7割がた火を通しておいて、一度、別皿に上げておく、ってのが調理法にあります。

材料の火の通りやすさが別々なのに、時間順に入れても解決しない調理レシピがありまして。
そういうのでよく使います。

別皿に一度上げた材料を、最後に炒め合わせておしまい!ってやる料理は結構あるので。(卵系統でよくある)
困ったら火を止めていいんだ!って知っておくだけでもかなり便利です。


■調理用の器を用意

調理中の食材を置いておくための器が必須です。
これ、自力では案外思い当たらない人も多いのですが。
あるとめちゃくちゃ楽になります。

100円ショップで売ってるやつを適当に買ってくるとオススメ。
自分は小さい金属椀を3つほど使ってます。
調理時に、炒めてから一旦上げとく場合にも使えて便利です。

なお、空いたごはんパックのケースでもそこそこ行けます。

繰り返しますが、炒めて一旦上げとくってのは死ぬほど使えるテクニックなので、覚えときましょう。
完全に火を通しきらないで早めにあげておき、最後に混ぜればいいので。
その時にも器が必要です。

あと計量カップ大小2つ。
水をダバダバ入れる用と調味料入れる用です。
軽量スプーンは慣れれば何でもいいので、とりあえず100円ショップで。
目分量でだいたいコレくらい、を覚えると便利です。


■マトモな包丁と一生モノの砥石

まあ1000番と6000番の砥石。
それと、それなりの包丁があるかどうかは大事です。

なぜって切れないと料理はムカつく上に、面倒になるし味も不味くなるからです。
特に、低温調理器ほぼ一発でイケるローストビーフでは切れ味必須_(:3」∠)_

あと単純にいって、切れない包丁は危ないですので_(:3」∠)_

ぶっちゃけ、りんごが上手く剥けない理由の半分は、包丁が切れないせいです。
「力入れなくても剥けるくらいには切れる」のが楽ですんで。

そして、自炊やってないと気づかないんですが、包丁ってのは必ず切れなくなっていきます

つまり、自炊する以上、研ぎは必須です。
なので覚えてください。是非はない。

そして、簡易シャープナーってのは研ぎではありません。
一時的に刃を荒らして間に合わせしようって代物なので注意。
(荒れると引っかかりが良くなって一時的に切れるのです)

あれでまともに研げるんなら、世界の家庭用研ぎはすべてああいうのになっとるに決まってます。
はい、そうはなってませんね?

なので、諦めて砥石を買う必要があります_(:3」∠)_

砥石は1000番の刃の黒幕、6000番の嵐山が安定。
それと面直し用のダイヤモンド砥石、150/600ってなってるやつ。
(砥石は削れていくので、歪みを直す必要がある)

高いけど一生モノなので、何十年も使う相棒だと考えておきましょう。
安いものは便利ですけども、結構、番手が当てにならんことが多いので注意。

砥石は使用時、しばらく水につけておかねばならんのですが、飯時に砥石を水にぶっこんでおいて、洗い物終わった後に研げば楽。

あと、研ぎ用の練習用ガードみたいなものは役に立たないのでスルーで。
包丁を合わせていくと、刃が付いてるのと同じ角度に自動的になるんで、その角度で研ぎます。

力とかは特にいらなくて、指で押さえていれば勝手にその周辺が研げますんで、徐々に位置を変えながら研ぎます。

包丁メーカーの研ぎ動画とかあるんでその辺を参考に。

包丁は、実は研げさえすればなんでもええのですが、そこそこいい包丁のが安定しやすいです。

個人的には5000~1万円前後ぐらいがええかと。
それ以上に行ってしまうと、素材が固くて素人には研ぎにくい包丁がでてくるらしいので。


■引っ越しなら冷蔵庫はいいものを

引っ越す場合ですが。
新生活を始めるなら、冷蔵庫だけは絶対にいいものにしておいてください。

買い物回数は人生時間を左右します。
そして、いい冷蔵庫はとにかく食材の持ちが良いからです。

つまり、冷蔵庫は人生の時間を増やすんです。

特に、安い冷蔵庫と比べ、野菜の持ちが圧倒的に違います。
葉物野菜など、安い冷蔵庫ですと数日でヤバいのですが、冷蔵庫がマトモだと1週間くらい行けます。
ピーマン2週間ぐらい置いてるけど無事だし。

肉もチルドかそれくらいギリギリ、3度くらいですとだいぶ持ちが違います。
面倒でなければ、上に小さい水袋のっけておくと、とんでもなく保存状態が良くなります。

また、それなりクラスの冷蔵庫になるとサイズもそこそこあるので、調理済みのものもぶっこんでおけます。
弁当を作る場合、揚げ物とお友達になるため、冷凍食品のお世話になる確率が高いので、冷凍庫の量が物を言います。

なので、可能な限り冷蔵庫はいいものがいいです、野菜室だいじ。


■野菜食え、レシピ検索しろ

えー、献立は基本、ローテーションです。

白菜とキャベツ、玉ねぎ、ピーマンなど常備菜でローテーションを出来るようになってください。
人参は添え物_(:3」∠)_(一人だと、一本消費するのも結構たいへん)

コレに、だしと調味料、1食に50~200gの肉があればだいたい幸せになれます。

レシピは食材名で複合検索がおすすめ。
豚肉+キャベツ+ピーマンとかやるとでてくるので。
あと、食材+保存、で検索、だいじ。

食材検索できるかどうかは、初心者の生命線です

買い物するときも、食材で検索すれば、とりあえず何買えばいいかわかります。

野菜は、白菜やキャベツをカットではなく、玉で消費できるようになれば一人前。

ぶっちゃけ、キャベツや白菜は1玉で買うと持ちが圧倒的に長いです。
特にキャベツや白菜は、芯に十字入れて1ヶ月ぐらい持たせられるので、常備には便利。

玉で買うとカットの3倍は長持ちします。

何より、玉で買っておくと野菜不足に陥りにくいです。
基本的にキャベツ/白菜と玉ねぎ、人参は常備材です。
できればピーマンネギもあると便利。

ただ、それだけだと傾向が偏るので、材料を複数使い分けるのがコツ。
そこで茄子トマトもやしの出番です。この辺は日持ちしづらいので食べたい時に買います。(トマトは結構長く持つけど)

ほうれん草などの葉モノもそうですが、冷凍ほうれん草や小松菜などもあるのでそういう手もあります。

あと、しめじ買ってジップロックいれて冷凍しといてください。
一ヶ月持ちますんで、いつでもひとつかみ入れられます。

それだけあれば、調味料と肉の違いでかなり過ごせます。
トマト缶やツナ缶、サバ缶を合わせるとごはんとパスタを選ばないのもいいです。

その上で、でもあればかなりバリエーション増えます。
卵なんて、一人暮らしならむしろいいものを買って贅沢しましょう。
10個500円ぐらいがおすすめです。

実際、毎食違う味付けで食べられれば、かなり便利に過ごせる気がしますんで。

何より、とりあえずうまい一品が作ればいいのです。
その一品にしっかり料理作るとかなり満足感が上がります。

無理に複数揃えなくてもいいので、まずは一品の味を上げることを考えるとオススメですかも。
ちなみに、付け合せで困ったら、インスタントのスープが楽。


■蒸し台で鶏むね肉を蒸そう

正直、豚こまがあれば人間生きていけます。
牛肉より圧倒的に使いやすく、手頃で、どんな味付けにも調理法にも対応する豚こまは神。
初心者にも便利で、基本は豚こまをベースに生きて行くわけですが。

ただ、近所に高い豚肉しかない場合、鶏むね肉が精神的お供になります。100g68~88円程度で手に入るので、非常に懐に優しいのですな。

代わりに、一般的には鶏ももに比べて調理が面倒という弱点があります。
でも鶏ももなんて高いところに行くと豚肉と値段変わらなくなります。
100g100円を超えてくると、なかなか考えてしまいがち。

それを解決するのが、蒸し料理です。

レンジ蒸しなどという方法もありますが、正直安定感に欠けます。
何より中途半端に忙しいのと、脂洗うのが面倒なのが最大の欠点。

ですが、蒸しはすべてを解決します。
なぜって、12~15分程度放っておくと、勝手に蒸しあがるからです。
めんどくさかったら、火を消して更に放置しておいてもいいので。

その間、別の調理しているとそんなのあっという間です、楽。
でも、せいろはハードルが高いので、蒸し台を使いましょう。
ぶっちゃけ時間を伸ばせば、冷凍のままでもそのまま行けるので。
(その場合は30分くらいの長時間になるので水量に注意)

世間には茹で鶏レシピばかりがありますが、蒸してください
蒸しはすべてを解決する(繰り返し)
ぷっくら膨らむのでええ感じになりますですよ。

蒸してから切ったり、手で裂いたりすればいいのです。
皮も付けたまま蒸していいので便利(皮は蒸してからのが外すの楽)
トマトソースにもグラタンにも炒め物にも使えます。

蒸し汁をベースにスープ作ったり、蒸し鶏料理もありです。
その汁でラーメンやフォーなんかもあり。
下味付けて蒸せばサラダチキンにもなりますし。

蒸したら冷蔵庫に置いといて、調理のたびにちょっとずつ使えばいいので。
裂いてジップロックに小分け冷凍とか便利。
解凍時は冷蔵庫に入れといてください。
(裂いてれば冷凍でも行けなくはない)

蒸し鶏は汁物にも炒めにも合うので、コレ覚えると圧倒的に楽にうまいもの食えます。
火が通ってるので、温めるだけで何にでも合いますので。

そんなんで、まず豚肉と鶏むね肉に慣れることを基本としてください。

なお蒸し台、100均とかでもあったりすること多いです。

調理に慣れれば、鶏もも肉や手羽トロ/肩肉(手羽先ではない)がめちゃ応用効いて便利なんですが、完全な初心者には、若干分かりづらいので。
ちなみに手羽トロはもも肉と同じように使えますので便利。

鶏は基本的に食中毒があるので、衛生に気をつけないといけません。
それを考えると、パック開けたら、そのままトングでつかんで蒸せる鶏むね肉が便利なんすよ……。

なお、挽肉もいいのですが。
アレはもう少し自炊に慣れてから使うといいです。
肉の種類があるので、肉の性質がわからんと使いづらいんで。

基本、麻婆にも炸醤麺にもハンバーグにも使える豚挽き肉が鉄板かな。

また、挽き肉は買ったら100~150gに小分けして冷凍しておくといつでも使えて便利です。


■小麦粉と片栗粉を使え

えー、自炊初心者の苦手2大アイテムです。
ですが、コレを使えるかどうかが人生を分けます。
コレが出来ると初心者脱出っぽくなります。

なぜなら
「コーティングで旨味が逃げることを防ぎ、焼き過ぎをガードする」
「とろみを付けることで旨味や熱の保持に役立つ」
「粉物のバリエーションが増える」
って効果があるからです。

具体的には
・肉料理の炒め物で肉にまぶしておくと旨味が増す
・とろみのある料理が作りやすい
・クリームパスタやグラタンが思いつきで作れる
・自作の麻婆がうまうま
・気分でお好み焼き焼ける
・ビールに合う唐揚げがはかどる
などの効用があります。

最初はとにかくレシピ通りでいいので、とりあえず適当にまぶして混ぜるくらいを出来るようになってください。

まず袋から出して粉をかける、ってことができればいいです。

めんどくさかったら、ふりかけ式のものもあるので、そこから始めてもいいと思います。

豚肉と茄子のポン酢炒めみたいな、普通のレシピが劇的にうまくなるので、人生がはかどります、マジで。

小麦粉でいつでもグラタンやクリームパスタできるし。
片栗粉でじゃっこじゃこの油淋鶏や鶏唐揚げうまいっすよ。

最初の5回位は多少失敗したりとかあるかもですが、その後の人生がだいぶ変わるので。

小麦粉がダマになったりとか、片栗粉に熱入れすぎて固まったりとかあるかもしれませんけども、まあよくある気にすんな。

その辺を恐れて使わなくなってしまうと、料理の幅や味の旨味が、非常に狭くなるので、むしろそういう狭い人生になってしまう方がマイナスです。


■あるとアガる、便利な食器を揃えておく

意外なくらい、樹脂製の塗椀や丼が大活躍します。
あれがあると、なんでもぶっ込める上に、パスタもごはんも入れ放題。
だいたいのことはそれで済んでしまうので。

そこに、木のスプーンとか、ちょっとした見栄えのする食器など。
そういう、なんか気分よくなるものがあると便利です。
飯テロや食事の気分がはかどります。

そして、冷麺なんかに使う中空の金属ボウルが意外に活躍します。
何がすげえって、スープとか熱いもの入れても全然熱くならんし冷めにくく、しかも、冷たい素麺とかぶっこんでも結露しないんですよ。

カップアイスでも、デザート用の器に盛り付けるだけでも見た目アップします。
そこに、クッキー添えたり、グラノーラをパラパラやるだけで偉そうな気になれます。

コップにグラノーラ入れてアイス盛って、その上から安ケーキ乗せるだけでも楽しいです。

そういう、ちょっと気分が良くなるとか便利な器があると便利です。
自炊の敵は、負けた気になることなので。

どれだけ楽しくやるかが自炊のコツだと思います。
食べ物で遊んじゃダメとか言われるけども、むしろ食べ物で遊ぶべき


■餃子用に安いスキレットを買っておけ

えー、端的に言って、餃子が店の味になるのでおすすめです。
まあスキレットと合う蓋が必要ですけども。

業務スーパーの豚肉餃子があればそれで十分幸せな人生じゃね?ってなります、マジで。

ただ、スキレットは鋳鉄なので、慣れるまで手入れが大変ですが。
使ったあと、洗剤使わずにたわしで擦って、水を飛ばす作業があります。

そこで洗いモノのとき、一番最初に洗って、火にかけて水を飛ばしておくと、その後の油塗りまでスムーズに行きます。

正直、洗ったあと水飛ばすのがたるいので、コレを洗い物の最中にショートカットできると楽です。

個人的には、18~20cmくらいのスキレットがあると便利ですが、16cmでもギリギリ餃子5個行けます。

あと、一人用コンロで、タフまる、できればタフまるJr.があると焼肉にも便利。一人用だとだいたいJrで済んでしまう感。
若干高いですが、使い勝手も収納も便利なので、超おすすめです。

何が便利かって普通のカセットコンロでは扱えない、鉄板や鉄鍋(20cm)公式にOKで扱えます。
(一般的にはアウトなので禁止されてること多いです)

つまり、とりあえず一人焼肉が旨くできます。
弱火でやればほぼ煙も出ません(脂で煙が出るのは火が強いせい)

火力調整も、超とろ火が出来るので、ランニングコストも最高。
なにせ1缶で何度もできます。5~6回はやってる気がする。
冬の時期に鍋を保温するにも便利です。

IHやホットプレートでもでもええのですけども。
アウトドアに興味あるならカセットコンロのが便利なのと、一人暮らしの場合、冬に電力量でブレーカーを気にしなくていいのが魅力です。

唯一、鉄製品は慣れるまでは手入れが面倒かもですが、慣れると案外、見た目より楽です。

慣れたら、中華鍋やダッチオーブンに手を出すのもありです。
最初に安いスキレットで慣れると、鉄製品の管理も案外簡単なので。

中華鍋はなに炒めてもうまくなります。
ダッチオーブンは、慣れれば鍋物がはかどるのでおすすめ。
ポトフうめえ。じゃがいもほっくほく。

ただ、スキレットでも錆びさせてしまう場合、鉄製品はやめておきましょう。
でもスキレットあると、洗い物をサボらなくなるんですよな……。
(錆びるから)


■最後に

案外見落としがちな余談として生ゴミ。

個人的には。
生ゴミは三角コーナーよりも、カップ麺のデカい容器にビニール袋入れといて捨て、口をねじって閉じておくのが楽かなって思ってます。
(ビニールから液体が漏れても平気な容器ならなんでもよし)

どうせ買い物でビニール余るので、次のゴミの日まで……などと思いすぎず、どんどん捨てちゃっていいと思います。

夏場はアルコールスプレーを噴いとけばコバエも出にくいです。
除菌系のアルコールスプレーは色々必須。


とりあえずまとめると

・洗い物はすぐやる
・いい調味料集める
・だしを使う
・道具は揃えて使えるようになっておく
・食材が似ていても違うバリエーションで食えるようにする
・買い物は週2回ぐらいで済むようにすると楽
・粉に慣れる
・鉄製品があるともっと幸せになれる
・生ゴミはこまめにまとめておく

ってのだけ覚えておくと便利かと思います。

飯がうまいと生きてる価値を感じやすいので、ぜひおすすめです。
色々アゲていきましょう。

飯のテンションがアガるかどうかで人生の潤いが変わるので!


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