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【創作講座】中二病を制するものはエンタを制す

えー、今回の話はいわゆる「中二病」です。

アレです。
「世の中のあれこれをなんとなく無責任に解決したい」とか。
「にくいあの野郎を不思議なパワーでとっちめたい」とか。
「なんか不思議な抑えきれない衝動と力が沸いてくる」とか。
「俺だけが世界の秘密を知っている」とか。

一般的に言って
【荒唐無稽で都合がよく、無責任で後先考えず一度やってみたいやつ】
です。

でもこれ、創作の基本にして真理であり、絶対的に必要なものなんで。

なぜって、単純に言って夢だからです。
そして、夢を諦めないやつが創作するので。

通常、人は夢を諦めて現実で生活していくのです。
そういうものは夢なのでしかたがないと蓋をして、「大人になれ、いつまでも夢を語ることは幼稚だ」と。
「そんなものは早く卒業して現実を見ろ」って言います。

でも、そうじゃないだろ。
お前らそう言いながら、夢物語に感動して、涙流して絶賛するじゃん!
ってやつでして。

そうです。
思ってるけど出来ないことやれないこと。
それが中二病の素晴らしさ
なので。

若気の至りで、自分が恥ずかしくて黒歴史にしてしまいたくなるのはわかります。

でも。

あなたの夢ってやつは、そんなバカにするようなものだったんですか?
青春の思い出やあこがれって、そんな馬鹿にしたもんじゃないと思うんですよ。
自分の人生や気持ちが忘れられないから思い出した時に感動するわけなので。

なので。
【夢を創作するってことはどういうことなのか】
ってのが今回のテーマです。

夢と現実の付き合い方と創作について、とも言います。

なお今回、一見すると精神的な話に思えますが、心理学としての話なのでめちゃくちゃテクニカルです。
それと、ともすれば一度、創作に夢を見られなくなるかもしれません。
感動の作り方の話でもあるので。

よろしくお願いします。


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