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「ロングテール対策」を行い、サロン経営の未来を明るくしよう!


プロローグ

何事も事業を興すとなれば想像以上にやるべき事が多く、驚きの連続だったのではないでしょうか。しかし、”決めた道を信じて歩み進む力強さ”と言うのは、初期本当に凄いエネルギーで「自分にこんな力があったなんて」と、自分への驚き、また引き寄せ力と言うべき”出会い”が重なり、奇跡の積み重ねで、今日迄邁進されてこられた事と存じます。

このまま続けばと考えるのも人間ですが、時間は生モノです。時間の経過と共に、予期せぬ問題や、不測のトラブル等で、何度も自分を試されながらも、毎日毎日を必死に闘っていると言っても間違いはないでしょう?

以前、「LTV(ライフタイムバリュー)経営※」をテーマにした論文記事を書きましたが、私達自身の問題を越えた、壁が立ちはだかりつつある現状で、この壁を越えなければ、来店頂けるお客様が増えれば増える程、本来経営が楽にならなければならないはずなのに、なぜか経営で悩まされる日々で、苦悩されている日も益々増える可能性があります。

今、世の中で何が起きており、そして、どんな対策が求められているのかについて、S2C.Labらしい視点で考察し、その対策を提案して参ります。

大丈夫です!解決出来ない悩みは目の前には現れません。
1%の閃きと99%の努力です。(by THOMAS.EDISON)

※参照記事は以下の通りです。
 お時間のある時にご精読頂けると幸いです。


経営を明るくする3つ改善

🔶スタッフの定着率の実態と改善

まず、次の論文記事をお読み頂く事で、美容業界は華やかな印象がある一方で、重労働で離職率が高い事が分かって頂けるのではないでしょうか。

その為、「生きる為の仕事」→「楽しむ為の仕事」→「豊かになる為の仕事」という3つのステップを準備し、楽しく仕事が出来る環境を、サロン及び経営者が整える必要性があります。

S2C.Labが考える生涯従事へのステップアップ

昨今、「付加価値」と言う言葉を良く耳にしますが、人材やサービス(商品)という当たり前である「主力価値」を高める改善が必要です。

その改善方法を論じた記事を下記に添付致しますので、ぜひご参照下さいませ。スタッフのテンションを高めるのではなく、モチベーションを高めてあげなければ、最良のサービスを生み出す事も、維持する事も不可能です。


🔶お客様の定着年数の実態と改善

次に、市場の飽和による顧客移動や、趣味嗜好性の変化、所謂多様性により一顧客が一サロンに定着頂ける年数が世代別で異なり、上記にて先行してお読み頂いた(読んで頂いたと信じて)LTV経営を意識した、S2C(Salon to Customer)システム(別呼称:OMO)を取り入れ、店外流通を起す事の出来るデジタル流通網を整備する必要性があります。

出典:全国理美容製造者協会「各世代別サロン定着年数表」


🔶サロン経営の持続性

”経営”という言葉を持ち出してしまうと、多肢に渡る分野と課題について語る必要が出てきますが、この論文記事では一点に絞って解説を致します。それが、この記事の題目にもある『ロングテール』を意識する事にあります。下記の図を用いて分かり易く解説致します。

この図を理解する事で、物販の低下や、顧客離れの改善のヒントに繋がり、新しい取組が重要である事に気付いて頂けると考えております。ただ、それに気付けるか否かは、柔軟性を要すると思います。

ロングテールを直訳すると”長いしっぽ”

この時点で「なるほど!」と閃きと気付きがある方は、読み飛ばして頂いて構いません。

サロンという環境は、有限空間です。その空間の売上効率を高める為に、トレンドに応じたサービス・商品、あるいはサロンコンセプトに応じた売れ筋サービス・商品を配置するのが至極自然な事です。しかし、時の流れに応じて、サービスや商品の新鮮さは薄まり、お客様に選択されないサービス・商品が増えてきます。

ここで多くの経営者が「ここ最近売れ行きが悪いから」と言って”棚卸”と称して、取扱いを辞めてしまうと、1年に一度しか購入されなかろうが、1カ月に1人しか購入されなからろうが、置いていたら売上になる数字を、経営者自ら捨てる事になります。

そして、それはやがてお客様に「お気に入りだった商品が、また無くなった」と感じる不満を、累積させる結果に繋がり、店頭購入から、(不正流通であろうが)ネットでの購入に移行し、最悪の場合、サロンにさえ通わなくなる可能性も秘めています。

更には、商品を仕入れて、勉強し、一生懸命営業努力を重ね、継続的な購入頂けるお声がけして来たスタッフのモチベーションさえ刈り取ってしまう可能性もあり、離職への危険性も高まるのです。

この状況を改善する為に、アナログとデジタルを融合させたビジネスモデルを、一日も早く取り入れる必要があるのです。

それが、S2Cなのです。

最近では、OMOという言葉とリンクするとも考えます。このOMOとは、"Online Merges with Offline"の略語であり、直訳すると「オンラインとオフラインの融合」を意味します。 よりわかりやすく説明すると、ネット(EC)と実店舗の垣根を無くし、消費者の購買意欲を促す施策を意味します。 商品やサービスに実際に触れることで、得られる顧客体験を最大化させる目的があります。

超簡単に言えば、「ネット通販しましょう」と言う事です。しかしそう簡単ではないのが、美容サロン業界です。その難しさを理解している人は、このS2C=OMOを活用し、現在のステージから抜け出す事が、より速いと思われます。

ぜひ、『D2C(Direct to Customer)ではなく、なぜS2C(Salon to Customer)なのか。』を”精読”頂き、理解し、実行して頂きたいです。

もし、私達のアドバイスや解説が必要であれば、LINEやZOOMにて解説も行っております。

皆さまのお役に立てられることを願っています。同時に、皆さまと関わるお客様が、経済的な健康を手に入れ、人々の笑顔に貢献される事を、心から期待しております。

S2C.Lab(エスツーシ・ラボ)では、美容業界で生涯従事し、より豊かな人生を得て頂く為の”コンパス(目指すべき未来)”と”地図(そのやり方)”を提示し、一人でも多くの方に、美容業界の素晴らしさを伝える事を望んでいます。

S2C.Lab 主宰


S2C.Lab
主宰 高山大樹

普段メディアに登場されない上場企業経営者様の取材動画の収録費用に活用させて頂き、多くの方々の学びの機会提供に活かして参ります!サポート頂けると幸いです😊