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フリーランス生活日記15

社員として働くとやはり相性が合わない苦手な人間と遭遇するものです。 私の場合、介護の仕事を始めて最初の施設でいきなり当たりました。

その職場は私がヘルパー2級(現在は初任者研修過程)を学校で修得し初めて研修で行った施設で、施設長にベタ惚れされて是非とも来てほしいとラブコールを受け入社に至りました。

1人目は、その施設にいたケアマネで一番苦手な大声で怒鳴ってくるスキンヘッド上司です。 仕事の仕方も教わってないのに利用者の前で「やりかたが違う!」と怒鳴りつけてくる理不尽な人間でした…いや人間とも思いたくなかったです。 介護特有の人手不足で時間にも追われる中、教える余裕がなかったのもひとつの理由です。

間違いなくパワハラですね…そんな上司に耐えながら半年我慢しましたが限界がきて、施設長に泣きながら辞めたいと懇願しました。

しかし、もう少し頑張ってみよう! と引き留められ、その上司も注意を受けたらしく怒鳴ることはなくなったのですが、その後オーナーと揉めてそのスキンヘッド上司、施設長共々先に退職。

2人目…やっと平和になったと思いきや、その上司を慕っていた色黒先輩が嫌がらせを始めてきました…上司と変わらず怒鳴ってきたり、裏口から出て洗濯物を干していると鍵を閉められたり陰湿な嫌がらせです。

そんな嫌がらせを耐える辛い日々の中、また新たな刺客が! オーナーは2つの介護施設を運営していたのですが、別の施設から介護福祉士のぽっちゃりおばさんが異動してきました。

それが3人目、自分に甘く他人に厳しいおばさんでした。 面倒な仕事は大人しい人間を使って行わせ、楽な仕事しかしない。 要領の良い奴でした。 

そして、記録用紙に不備があるとおばさんが付箋を貼るのですが、間違えた箇所は教えずに自分で探させる。 本人がミスするとごめんねで終わるのに別の職員がミスすると睨みをきかせ叱咤し、どうしてこういう間違いが起きたのかこれからどうすれば良いのか考えさせる。 

そんな苦手な人間が2人もいる中、文句も言わず頑張りましたよ。 するとまたまた新しい刺客が来たんです! 3人目、茶髪シングルマザーの元ヤンです。 腕にはタトゥー、正直なんでこんなの入れたんだ?と思いました。

その方は全く資格はなくパートで入ってきたのですが、当初は猫を被って大人しかったです。 いい人かな?そう思っていたのもつかの間、次第に本性を現し気が弱い人間には強い口調で怒鳴るようになりました。

強い人間にはニコニコ笑ってお世辞を言い、大人しい人間を見下し気にくわないことがあると怒鳴り付けるというムカつく奴でしたね。

案の定、私はターゲットになってしまい、ちょっとした間違いをすると凄い剣幕で注意されてストレスが半端なかったです。 

何度も殴ってやろうとも思いましたが、利用者がいるなか喧嘩すると周りも不穏になるし、チームワークを必要とする介護の仕事もやりづらくなるだろうと我慢の日々…

そんなこんなでトリプルパンチの中、4年ほど頑張りました。 すると職場の待遇の悪さに、ぽっちゃりおばさん、茶髪元ヤンが先に辞めたので少し気持ちが楽に…

嫌がらせする色黒先輩だけ残り、入社5年目で会社自体が潰れたので退社に至った訳です。 苦手な人間4人衆はたまに夢に出てきて、いまだに私を苦しめています。

ですが、今はそんな相性の合わない苦手な人間とも関わることもなくフリーランスとして活動できているので幸せです。

                       2020 3/17


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