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実家療養歴2年9カ月が、仕事を1か月再開してみた感想と今後の方針

僕はメンタル疾患を悪化させて仕事を辞め、実家療養を始めて2年9カ月が経過した身であるが、先月の6月20日から今月の7月14日までの1か月弱の間、お菓子屋さんで短期バイトをし、仕事の再開を果たした。

実家療養歴2年8カ月が、ついに仕事を再開|かなだぱんだ (note.com)

今回は、このアルバイトの振り返りと今後の方針を書いていこうと思う。

仕事の内容

仕事の内容は、正直全て簡単なものだった。1番頻繁に行った作業は、お菓子を入れる箱を、折り目に沿って組み立てる作業と、完成したクッキーを段ボールに入れていく作業だった。他にも、パソコンで簡単な事務作業をしたり、一応厨房に入ってクッキーを袋詰めする作業など、挙げればたくさんあるが、どれも1回聞けば覚えられるような簡単な作業だった。そのため、仕事が難しくて困るということは無かった。

また、僕に仕事を振ってくれる担当の人も優しかったので、人間関係のストレスなども一切なかった。

就業時間も、前の記事でも書いたと思うが9時半~11時半の2時間で長くはなく、しかも仕事は次から次へと振られるので、時間が長く感じるとか、そういうこともなかった。

しかし疲れた

しかし、こんな感じの割と最高な労働環境だったにもかかわらず、やはり体調が優れずに疲れる日がとても多かった。体調が良い日は、疲労感もなく終えることができたのだが、疲労感を感じる日の方が多かったと思う。たった2時間の簡単な仕事でさえ、疲労感を感じてしまう自分の現状にがっかりしたというのが、正直なところである。

毎日感じる不安感

自分の体調が悪くなったらどうしようという不安感も、常に付きまとっていた。家にいる時は、体調が悪くなってもまあいいかという気持ちになれるのだが、アルバイトとなると、話は別である。給料が発生するし、他人に迷惑を掛けたくないという気持ちがどうしても生じてしまい、「体調が悪くなったらどうしよう」という不安感が常に生じてしまうのだ。そのため、頓服は毎朝必ず2錠服用してから出勤していた。しかし、遅刻や早退、欠勤などは無く、無事最後までやり遂げることはできた。

病気の改善は全く見られなかった

前回の記事で僕は、「病気が治っていない状態でも生きていこうと思うようになった」と書いた。

実家療養歴2年8カ月が、ついに仕事を再開|かなだぱんだ (note.com)

しかし、本音としては、やはり仕事をしていくにつれてだんだん仕事に慣れていき、少しずつ体調が改善していけばいいな、という気持ちもあったのだと思う。

だがその期待は裏切られ、この1カ月の短期バイトでは、仕事に慣れたり、体調が上向くということは一切なかった。仕事が終わって家に帰れば、その後は疲れて何もできず、1日に2回昼寝をして体力回復に努めるということも珍しくなかった。また、仕事中に疲労感を感じる頻度は、アルバイト開始当初と終了間際で特に差はなかった。

今後の方針

結論として言えるのは、仕事をしても病気は改善しないし、かといって休んでいても病気は改善しないということである。じゃあどうすればいいのかという話になるが、これからは、しばらく仕事をして、しばらく休んで、またしばらく仕事をして、またしばらく休むということを繰り返すしかないと思うのだ。

仕事をしても病気が治らないので、なかなかモチベーションが保てないのだが、適度に休みの期間を入れつつ、出来る範囲で仕事をして、金銭的な自由度を少しでも上げていくしかないと思っている。そして、最近マッチングアプリを始めようと思っているので、稼いだお金はデート代に充てようかと思っている。

担当の社会福祉士の人とも相談をして、とりあえず1か月くらい休みを入れてから、また仕事探しを始めようという話にもなった。とりあえずこれからは、こんな感じで頑張っていこうと思う。

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