見出し画像

組織の中で「使えない人材」の活用法

整理・分析から始める

画像1

組織の中でのリーダーやマネージャークラス、管理責任者と呼ばれている人が悩まされる人事についてお話をします。相手が物や機械ではないので扱い方やトリセツ(取り扱い説明書)というものもありません。過去の経験や今ある情報からの判断にゆだねるしかないわけです。しかも重要なのが誰が決めているのか?になるわけです。自分が判断しているわけで、ここが間違えている可能性も大きいわけです。そうならないためにも自分自身の成長を常に高く持ち続けていくことが大事です。そして新しい人事分析や整理、判断、手段などもアップグレードしていくことが必要となってきます。

意外に自分のことかも?

画像2

他人のことをあれこれ言う前に、気をつける点は自分も同じような弱点を持っているのでは?と思うことです。人によってフォーカスする場所は違いますから、ここは冷静に人の何を見る?そして第一判断ですべて決めないことです。よくある思い込み作業をやめることです。「あいつは信じられない」「神経おかしいのでは?」と思うときはありますが、そこで今一度、自分にも「なぜ?そう思ったか」を自問する作業をしていきます。そうすれば相手の真実や真相に近づいていけるかと思います。

外に出しても同じこと

画像3

要らない人材は外に出してしまえ、他の部署に回してしまえ、辞めさせてしまえ、など処分するのは簡単なことです。しかし、その人材を他に出しても同じことです。大きな世界観で言えば他でも要らない人材になってしまうことになります。「こいつさえ居なければ・・」なんて思うこともありますが、そのネガティブな考え方が悪い気を引き寄せてしまいそうで後が怖いです。要らない人材を外に追い出しても次に来る人材が必要になるかはわからないです。そうなると受け入れ側の改革がとても重要になってきます。まずは我々が変わっていく必要があるんだと強い信念が必要になります。

養老先生の言葉

画像4

ここまで話してきて「強い信念」や「神経をとがらせて」「相手への深堀」的なことを言ってきましたが、究極な答え方は養老先生の言葉が一番しっくりきます。「余裕をもつこと」これによってなんか救われた感じがします。この厳しい世界、忙しい世の中で「余裕なんて」思うかもしれませんが、ここを理解すると不思議に人生は上手く回ってきます。私自体もサラリーマンを辞めて、フリーランスで自分の人生に向き合っています。時間を有効的に使えば「お勤めをしないといけない」といった呪縛は解けてきます。ただ注意する点はその余裕の取り方にもよります。サボっている余裕では何も生まれませんので余裕を作り出す仕組み、考え方、行動を磨いていくことが必要ではと思います。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?