お家でじっとしている、子どもたちへ
2020年は自分の中で、勝負の一年。
日本から世界へ、自分は大きなチャレンジをしようと思っていました。
しかし、コロナの影響で、日本が「不安」に揺れ動いている様子を学校現場で、肌で感じています。
いつ、どこで感染するかもしれないということ。
当たり前だった学校生活がなくなってしまったこと。
これからの未来はどうなるのだろうということ。
人々は様々な「不安」と闘い、自分の尊い命を守りながら、今日も一日を過ごしているでしょう。
確かに自分の心の中にも「不安」はあります。
ただ、自分の心の中にはもう一つ、何があってもぶれない「志」があるので、「不安」を自分自身のエネルギーに変え、ポジティヴに過ごすことができています。
今、自分が普段から子どもたちに伝えている「志」の授業を、《世界青少年ライフキャリアフェス 〜自分らしさって何だろう?本当にやりたいことって何だろう?》として日本中の子どもたちに届ける準備をしています。
今日は、志教育の導入部分を紹介します。
そして、イベントにかける自分の想いを綴らせていただきました。
1 「志」って何だろう??
「志」と似た言葉で「夢」という言葉があります。みなさんは、二つの違いに気づきましたか??
フィギアスケートの羽生選手はインタビューでこのように応えていました。
「私は、金メダルを取ることが夢です。」
「そして、被災地の人たちを勇気付けたい。」
実は羽生選手のこの言葉には「夢」と「志」の明確な区別があります。
「夢」はどうしても自分ごとになってしまいます。目標や目的を達成することで満足しているのは自分です。
「志」は誰かのために、社会のために、そして未来のための目標や目的です。共感してくれた人たちが同志として集まり、一緒に実現していくことができます。
また、「志」は自分の個性を最大限に活かす力があります。
それぞれの個性に対応した「動詞」から言葉を選び、自分の「志」を見つけることで、すぐにでも行動したくなるモチベーションが生まれてくるのです。
出典:日本教育心理学会発表2008(出口光)、「人の心を動かす話し方」あさ出版2014(出口光著)
2 他の誰かではない、自分なんだ。
昨年度からボランティアで関わってきた《世界青少年「志」プレゼンテーション大会》ですが、今年度は副実行委員長をさせてもらっています。
自分の教え子だけに限らず、日本中、世界中の子どもたちが関わってほしい、そんな大会となっています。
大会の様子をまとめた動画はご覧になりましたか??
この動画や大会を通じて伝えたいことは、全ての人たちの心の中に「志」があるということです。
ファイナリストのプレゼンテーションは本当に素晴らしい。
涙あり、魂が震えるような発表だったと思います。
しかし、このステージに立つことだけが、自分は正解ではないと思っています。
「自分らしさって何だろう??」
「本当にやりたいことって何だろう??」
まずは、「志」を見つけていくこと、自分の想いや感情を言葉にすることに大きな意味があると信じています。
3 ライフキャリアフェスへ遊びにきませんか??
どうでしょうか??「志」について少しずつ、理解が深まってきましたか??
最後に、自分に何かできることはないかな、と感じた人たちへ。素敵なイベントを紹介させてください。
冒頭で、何があってもぶれない「志」の話をさせていただきましたが、これからの先、「志」がある人生と「志」がない人生とどちらが良いでしょうか。
このライフキャリアフェスに参加してくださった子どもたちに自分は向き合い、一緒に未来を描いていきたいと思っています。
・ゼロから自分の志を見つけるワークショップ。
・自分のプレゼン力を磨くワークショップ。
・参加者によるプレゼン大会。
・第1、2回大会ファイナリストとの交流。
そしてオンラインで全国の同志たちとお家で繋がり、豪華な講師陣と経験豊富なスタッフがサポートしながら、最高のプログラムを創っていきます。
質問等はこのnoteのコメントでも受け付けますので、お気軽に聞いてくださいね。
この記事を読んでくださった大人のみなさんも、身の回りにいる子どもたちへ、イベントのシェアをよろしくお願いします。
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