「ダイヤ乱れと、コロナ関連のニュース」。2023.10.28。
夜、へんな夢を見る。
なんだかすごく暗い気持ちになったのだけは覚えているのだけど、朝起きたら、その内容は覚えていない。
空気
寒いと思ったが、午前9時前に家を出て、少し歩くと思ったよりも体が暖かくなってきた。でも、確かに空気は冷たい。
駅までの道も、すれ違う人は少ない。
天気はいい。
ベビーカー
駅に着いたらホームには、10人少しの人が待っている。
マスクは、3〜4人くらいか着用していない。
電車が来て、電車に乗る。
スーツを着た男性が、ベビーカーを押して、乗り込んだ。
その車両には、すでに車イスの乗客がいる。
「車イスマーク」のついたスペースがいっぱいになった。
車内は空いている。
ワイシャツ
途中までジャケットを着ていたのだけど、なんとなく少し暑いような気がして、それを脱いで、長袖のワイシャツ一枚になった。
だけど、電車の中で、なんとなく、やっぱり肌寒いかもしれない、と思って、またジャケットを着ようかどうかを迷っているうちに、終点に着いた。
ホーム
みんなが一斉に降りて、改札へ向かって歩いていく。
私も、そこに紛れて少し早足で歩いて、改札を出て、次の路線の改札の前で、アナウンスが少し聞こえる。
遅れている、といったような言葉と、表示されている発車時刻が、10分前だったのを見て、もしかしたら、何かあったのかと思った。少し迷って、だけど、その遅れ方は、それほどでもないのではないかと思って、まずは改札を入ってしまった。
ホームに降りていくと、そこは人であふれていた。
こんな光景は久しぶりだった。
まるでラッシュの時の人の多さだった。
アナウンス
男性の声で、ホームにアナウンスが響く。
どうやら、踏切内の点検か何かで、列車は止まっているようだ。
それも、つい10分ほど前に起こったことだから、家を出る前にも、最初に電車に乗るときにも、そんな情報はわからなかった。
もし、早めにわかっていたら、違うルートを選択したかも、と思いながらも、ホームの隅っこで、列の後ろに並ぶ。
いつ来るのだろう。
隣の下り方面の列車は停車していて、そのまま動いていない。
会話
いつもの発車時刻から、5分が過ぎた。
なんとなくすぐに復旧すると思っていたのだけど、ホームに淡々と人が増えていって、そして、あれから一切アナウンスがないので緊張感が高まってきて、それは、このまま電車が来ないままだったら、間に合わないのではないか、といった焦りのせいだった。
私の前の男女が会話をしている。
「どのくらい止まるのか、言ってほしい」。
女性の方が話をして、男性が受けている。年齢は男性がかなり上で、親子かもしれないけれど、その関係性がよくわからない距離感だった。
さらにホームに人が多くなっていく。ちょっと怖いくらいいっぱいになってきた。
それは、この人数だと乗れるかどうかも分からないし、満員電車になるのは間違いないから、いつも感染を恐れて、空いている時間帯しか乗らないようにしてきたせいもあっての恐怖心でもあった。しかも、今はマスク着用率は3割ほどになっている。
10分
いつもの発車時刻から10分が過ぎた。
あれから、なんのアナウンスもない。
前にいる男女は、スマホを触って、別ルートの話をし始めていた。
私も、もし、違うルートを選択するのなら、途中まで、その行き方になると思いながらも、今から、その路線をたどり直すと、かなり遠回りになってしまうから、あと5分待って何もなければ、考えようと思った。
そうしたら、ちょうど、その頃、アナウンスで、まもなく運転を再開しますという言葉が流れてきた。
ちょっとホッとしたけれど、ここからもしも長かったら、やっぱり間に合わなくなってしまうかも、という気持ちにもなっていた。
満員電車
それから、少し経って、電車が来た。
それで、ホッとしたけれど、さっきよりもホームには人が増えていたので、ものすごく満員電車になる怖さと、乗れないのかもしれない、という恐れもあった。
ドアが開いて、人が乗っていく。私は、それにくっつくように電車に乗り込み、さらに後ろから人が乗り込んできて、押されるようにあちこちに動いて、すっかり満員電車だった。
まだホームには人がいて、もう乗れないと思っていたら、そこにいた全員が乗り込んでくるわけではなく、一定数の人たちは、そのままホームに残っていた。
それは、土曜日だから、できることかもしれなかった。
それでも、なんだかありがたかった。
すぐ後ろの高齢男性がせきをしている。距離も近い。やっぱりちょっと怖い。
ダイヤ乱れ
電車が走り出す。
しばらく経ったら、車内におそらく若い男性の早口で、アナウンスが始まる。
それによると、トラブルがあって、21分遅れてしまった。それを「ダイヤ乱れ」と表現し、申し訳ありませんでした、という言葉を繰り返す。
さらに、今後、駅に到着した際に、停車時間は短くするので、次の駅に着くというアナウンスがあったら、降りるための準備をお願いしたい、というような内容も含まれていた。
それは、遅れた時間を取り戻すために急ぐので、協力してほしい、ということだったと思う。
「ダイヤ乱れ」という表現は初めて聞いたかもしれない。
それから駅に着いて、人の動きを見ていたけれど、それほど、みんなが降りる準備をしているとは思えなかった。
いくつめかの大きい駅で人はたくさん降りた。かなり空いてきた。
時間
目的の駅には、自分自身の毎週の到着時刻から、だいたい10分ほど遅れて着いた。
車内アナウンスによると、結局、22分遅れたそうだ。さっきから、さらに1分ほど加わったようだ。
ちょっと意外だった。
薄曇り
駅に着いて、そこにまだ設置してある除菌アルコールポンプを使った。今日も一人だけで使っていたように思えた。
外へ出て歩く。
ギリギリの薄曇りで、もう少し雲が薄くなると晴れ間になるようだと思っていたら、陽がさしてきて、その日差しは温かった。
よくわからない気温だった。
スピード
道路のそばの樹木は色づいているが、先週までは、どんどん色が進んでいるような気がしたのだけど、今日は、そんな感じがしなかった。
黄色だったり、赤だったりするのだけど、なんだか季節の進み方のスピードが鈍ってしまったように思えた。
ワイシャツ一枚だと、やっぱりちょっと肌寒いけれど、ジャケットを着て、少し早足で歩くと汗ばみそうで、しばらく衣服にちょっと悩む時間が続きそうだった。
コロナ関連のニュース
すっかりコロナ関連のニュースは減ってきた。
こうした予防対策については、もっと早くにわかっていれば、さらに大きい記事になっていただろうし、とても地味な工夫ではあるものの、確かに効果があれば、感染拡大を防げたかもしれない、とも思う。
ただ、コロナ関連で医学に関しては、おそらくは決定的な治療薬の開発はずっと継続されているはずで、その完成がニュースになるまでは、他の研究なども進んでいないせいか、この記事もスポーツ工学の分野の研究者の発表になっているようだ。
同時に、スポーツやイベントに限らず、やはり、人がたくさん集まるような、例えば満員電車でも、その感染リスクがあることを、改めてわかったような気もした。
この記事のタイトル↑だけを読むと、大変なことが起こったようにも思えるが、本文を読むと、健康被害もなく、効能に大きな違いもないようなので、もしも、今のようなコロナ関連のニュースが減少している時でなければ、もしかしたら、こうしてニュースとして報道されなかったかもしれない。
コロナに関連して、どれだけの不正があったのかよくわからないけれど、まだ摘発が続いていることに少し驚くし、97%が不正請求、というのは、それが本当だとすれば、医療関係者としては、とても信じられないような倫理観ではあるし、それまでの医療行為にも疑問が出てくるようなことだと思う。
もう、こういうニュースも大きい扱いはされなくなった。
こうしたことも、すでにニュースとしては小さくしか報じられない。
そして、感染が7週連続で減少という文字だけを見たら、もう完全にコロナは終わった、などという気持ちにもなりそうだ。
重症化リスクのある家族がいれば、こうして厚労省に呼びかけられなくても、2020年のコロナ禍が始まってから、感染対策を緩めたことはなかった。
そして、本当に冬になると、感染が拡大傾向にあるとするならば、今年は感染対策が完全に緩んでいるのだから、これまでよりも強く大きく呼びかけないと、全く届かないまま冬になってしまうけれど、それでいいのだろうか、と思う。
コロナ関連のニュースが減少し、感染者数も減ってきて、冬の前に、このまま本当に収束に向かえばいいのに、と2020年も、2021年も2022年も思っていて、その後に、その気配が嘘のように感染が拡大した。
今年こそ、本当にこのまま減り続けてほしいと願っているが、ウイルスは、人間の都合は関係ないとも思う。どちらにしても、感染予防対策は、本当に終息するまで続けることに変わりはない。
そんなことを思い続ける孤立感だけは、どんどん強くなる予感はする。
夕方
午後4時過ぎに用事が済んで、朝降りた駅に向かって、歩いていく。
ビルの間を通り過ぎて、人もいて、親子連れも遊んでいて、それでも静かな夕方という印象は変わらない。
すでに空は少しだいだい色になってきていて、日没が早くなってきたことを改めて思う。
遅れ
駅のホームに着いて、電車を待っていると、アナウンスが聞こえたような気がしたのは、遅れ、といった言葉だった。
そして、電車が来るときに、「3分遅れ」ということがわかって、帰りも遅れるのか、とやっぱり思ってしまう。
マスク
車両の中は、少し混んでいる感じ。
マスク着用率は3割強、という印象だった。
マスクをする人は、一時期は減り続けて、本当に0%に近づきそうだったのだけど、ある時期から、これからは分からないとしても、それ以上、減らないような感じになってきた。
ニュース
ドアの上の小さい画面では、ニュースが流れている。
大きい駅でベビーカーを押す人が乗ってきて、2つ先の駅で降りていった。
電車の窓から見える空は、すでに少し暗くなってきている。
星
ドアのそばで立っていたら、長い座席に座っている人の足元に、星が落ちているのが見えた。
それは星型の、2センチくらいの小さい何かだったけれど、そこにいる誰かが落としたと思っていたが、駅をいくつかすぎて、人の流れも変わったけれど、誰も拾おうとしない。
気になっていて、自分が降りる駅に着いたとき、かがんで拾って、周囲の人に「落としませんでしたか?」と聞いて、その声が届いた人たちは、全員が小さく首を横に振ったので、自分がそのまま持って電車を降りて階段を登って、改札のそばの小さな部屋にいる駅員に渡してから、改札を抜けた。
自分もよく大事な缶バッチを落とすことがあった。そのままなくなることが多かった。
4台のベビーカー
次の路線に乗り換える。
夫婦と思われる若い男女二人が、それぞれベビーカーを押して、電車に乗り込んできた。
そのうちに中年男性が、ベビーカーを押して乗ってくる。そのあとに、若い女性がさらにベビーカーを一台押して乗ってきたので、私はドアのそばに立っていたけれど、その場所から去ったら、最後のベビーカーの4人家族は、そのドアのそばに来た。
その家族の小さい男の子は、外を見るのが好きなようだった。
同じ車両に4台のベビーカーが乗っている。
乗り降り
電車が発車して、次の駅に着いた。
体の大きい男子高校生のグループが乗ってきた。
車両の中が人でいっぱいになり、ベビーカーと高校生が固まっているところは、やっぱりエネルギーが高いように見えた。
その次の駅で、2人の夫婦らしき男性と女性が、それぞれ1台ずつベビーカーを押して降りていった。
そこから2つ目の駅で、私も降りるが、2台のベビーカーも一緒に降りた。
改札を抜けて、大きいスーツケースを引いた女性が、早足で前を歩く。
今日は、あちこちでスーツケースが目立った日だった。
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