「ローソン」の「スイーツ定期点検」vol.１１------ ちょっとしたアクシデントで購入した「ロールケーキ」と、「ホボクリム」
誰に頼まれたわけでもなく、もちろんローソンから何かしらの働きかけがあったこともないが、勝手にローソンのスイーツを購入し、食べたときのささやかなレポートを続けている。
それは「プレミアム ロールケーキ」を販売し始めた時に、すごいと思った、消費者の自分としての勝手な信頼が今も続いているからだった。
なんだかんだで、１０回を超えて、これからどうしようかな、と思ってもいたし、同時に、スイーツの棚を見て、しばらくは購入する機会がないかもしれない、などと考えていた。
ちょっとしたアクシデント
そのときは、出かけて、帰り道にローソンがあったので、その前に自転車を止めて中に入った。いつも定期的に寄っている図書館の近くとは違う店舗だから、スイーツの棚の位置も微妙に違い、だから、そこに歩いていくまでの自分の動線も、ややぎこちなく、ちょっと時間がかかった気がしていた。
あとから考えると、そこで少しリズムが狂っていたのかもしれない。
棚で目に入ってきたのは、片手で持てることをアピールしている「ワンハンドなプレミアムロールケーキ」だった。
この前、ロールケーキを購入して食べたばかりだし、だけど、少し前から「片手で持てる」をテーマにして、しばらくいろいろなスイーツが発売されてきたから、それを継続するつもりなのだろうか。それで、ロールケーキを出すということは、オーソドックスに戻す、ということだから、これまで何種類か、同じような狙いで出しているスイーツが、こちらの想像以上に売れた、ということなのだろうか。
そんな邪念ともいえる思いを巡らしながら、その「ワンハンドなプレミアムロールケーキ」を手に持ったら、なんだか分からないけれど、ツルッと滑って落としてしまった。もう片方の手でキャッチしようと思ったのだけど、間に合わず、店の床に落ちた。
あ。と思って、少しだけ止まって、それから拾う。
クリーム側から落ちたようで、パッケージにも、クリームがついてしまっている。ちょっとだけ迷ったが、もし、このまま何事もなかったように棚に返して、それを別の人が買って、ついているクリームに気がつかず、家に帰って、食べるときにわかったら、すごくがっかりするのではないか、と思って、やっぱり買うことにした。
ただ、おやつの時間には妻と一緒に食べるので、もう一つスイーツが必要になる。
なぜか、妙に焦る気持ちになり、そこから早く離れたいような感じにもなっていて、そのロールケーキのそばに「５０円引き」という表示が見えたので、それほど選ぶこともしないで、それも買った。
「ホボクリム」という名前だと知ったのは、レジに持って行った後だったと思う。
「ワンハンドなプレミアムロールケーキ」と「ホボクリム」
消費期限も迫っているので、購入した日のおやつの時間に食べることになった。
妻には「ホボクリム」。
食べて、おいしそうな表情だったけれど、感想を聞くと、珍しく少し時間がかかった。
「----難しい。表現が。 初めて、こういうの----。
皮はもっちりしてて、洋風で、美味しいけど、中は、しっかりわらびもちで、きなこもクリームなんだけど---しっかり和のおいしさになっている。
おいしい。
外も中もうまく調和とれてて、こういうのがマリアージュっていうのかも。混じっている、というより、それぞれのおいしさがあるので。
うまく融合している、っていうのかな---」。
あまり選ばずに買ってきたのだけど、好評でホッとする。
私は、（落としてしまった）「ワンハンドなプレミアムロールケーキ」。
なじみのロールケーキのはずだけど、片手で持って食べると、ちょっと感触が違ってくるような気がした。
口の中に広がる、というか、クリームやケーキでいっぱいになっていく感じがすると、同じだけど、違うロールケーキのような感じさえする。頬張るときも、手で持っていることが、ちょっと楽しいようにも思う。
妻にも少し食べてもらった。
「うん、さわやかで、おいしい」
そんなシンプルな答えだった。
いいわけ
食べたあと、ロールケーキを落とした話を、改めて妻にする。
「それは仕方ないね。買うしかないよね」。
「そうだよね。クリームのある方から落ちちゃったからさ。もしも、底なら、まだしも---」
と言ったら、すぐに妻が反応した。
「落としたら、ダメだよ、買わなきゃ」
妻の言うことは、本当に正しいと思いながらも、クリーム側と、ケーキ側から落ちたか。でガッカリ具合いが違ってくるのに、と心の中で、いいわけをしていたのだけど、それは言うことはできなかった。
#至福のスイーツ #おいしいお店 #ローソン #コンビニ
#ワンハンドなプレミアムロールケーキ #ホボクリム #融合
#スイーツ #アクシデント #購入 #毎日投稿
#コンビニスイーツ
記事を読んでいただき、ありがとうございました。もし、面白かったり、役に立ったのであれば、サポートをお願いできたら、有り難く思います。より良い文章を書こうとする試みを、続けるための力になります。