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「超熱帯夜と、感染増大の可能性」。2023.8.5.

 すごく暑いのは、午前8時過ぎでもわかる。
 支度をして、家を出る。


マスク


 家を午前9時前に出て、駅までの道路で、学生とすれ違う。

 他の何人かともすれ違う。
 マスクをしている人は、ほとんどいない。

 駅前の牛丼屋には、お客がひとりもいない。

ホーム

 駅のホームには、20人くらいの人が待っている。

 今日は、マスク着用率は、半分以下だと思う。

 そういえば、昨日の夜は、超熱帯夜で、睡眠不足だった。

日焼け防止

 電車の車両は空いている。

 立っている人は一桁の人数。

 車両に乗っても、先週よりマスク着用の人が減っているように思う。

 冷房は効いていて、窓は閉まっている。この習慣は戻ってきたようだ。

 次の駅に着いたら、薄い色をした、頭から上半身をすっぽりと覆う日焼け防止のウエアを着た女性が乗ってきたのだけど、何度か見てきたこの姿の人が、マスクをしていなくて、何かを食べながらの姿だった。

 初めて、顔を見た。

 駅に着くごとに、人が乗ってきて、車両の中に人が増えてくる。

ダッシュ

 終点に着いた。

 次の路線に乗り換えるために、小走りをしていたら、後ろから、もっと大きく切実な足音が聞こえてきたので、思わず、道を譲ったら、追い抜いて、ターンをして、隣のホームから、今にも出発しそうな電車に向かっていった女性がいた。

 その人とほぼ同じルートで、何人もがかなり強めのダッシュをしている。

 私は、小走りで次の路線に乗り換えた。その時、除菌用アルコールは、今日も一人しか使っていない。

扇風機

 乗り換えて、次の電車に乗る。

 マスク着用率は、半分くらいの印象。

 キャリーケースや、スーツケース。それから、小さい扇風機を持つ人が目立つ。

 スマホを持ち慣れてきたから、こういう小さなものを持つことに抵抗感がより少なくなってきたのかも、などと思う。

 電車に乗って、近くの座席に座っているマスクをしていない中年男性が、重いセキを何回もしている。

 思わず、そこから少しでも遠くに遠ざかろうとした。

階段

 目的の駅について、降りる。

 階段を上って、改札を通って、向こう側の改札そばのアルコール除菌のポンプを、今日も一人だけで使用したあと、駅の構内から外へ出ようとしたら、いつも使っている下りの階段が工事中で通れなかった

 それで、別の階段を降りる。

 道路に降りて、下から見たら、先週も使った階段が取り外されていて、その位置が思ったよりも高い位置であることに気がつく。

 道路のそばの樹木から、セミの声が大きく響いてくる。

感染増大の可能性

専門家会合は7月7日以来、およそ1か月ぶりに開かれ、最新の感染状況の分析結果が示されました。

それによりますと、新規患者数は全国的には4月上旬以降、緩やかな増加傾向が続き、5類移行後も11週連続で増加しています。

地域別では、先行して感染が拡大した沖縄県で減少傾向がみられるものの、42の都府県で前の週より増えています。

新たな入院患者や重症患者は全国的に増加傾向が続いているものの、医療提供体制のひっ迫はみられていないということです。

ただ、救急搬送が困難なケースは増加が続いているとしています。

(「NHK」より)

 11週連続増加していて、感染者数の総数は分からないままだけど、かなりの人数なのは間違いないと思う。その上で、この記事の中で「医療提供体制のひっ迫はみられていない」という表現と、「救急搬送が困難なケースは増加」が両立しているのは矛盾しているように思えるのだけど、考えすぎだろうか。

このため、専門家会合は、
▽感染の動向や医療提供体制を注視しつつ
▽高齢者や基礎疾患がある人など重症化リスクの高い人へのワクチン接種
▽感染が拡大しても必要な医療が提供されるよう、幅広い医療機関で新型コロナに対応する体制への移行を進めていくことが求められるとしました。

(「NHK」より)

 この中で能動的な表現は「ワクチン接種」だけだった。

「感染の動向」は「注視」するものだと思うけれど、「医療提供体制」は「注視」するのではなく、これだけ感染の増大を予測しているのであれば「整備」するのが本来だと思う。

 同様に「感染が拡大しても必要な医療が提供されるよう、幅広い医療機関で新型コロナに対応する体制への移行を進めていくことが求められる」とあって、「移行を進めていく」わけではないので、感染した際は、リスクがある場合でも、自宅療養しか選択肢がない状況になる可能性も低くないのではないか、と思ってしまった。

加藤厚生労働大臣は「緩やかな増加傾向が続いている。夏の間に一定の感染拡大が生じる可能性があり、引き続き感染状況を重層的に把握しつつ注視していく」と述べました。

そのうえで「夏の感染対策のポイントとして、高齢者に会う時や大人数で集まる時の事前の体調管理の重要性などについて、SNSなどで周知を図っている。さきざきの感染動向を見据えながら幅広い医療機関で対応できる体制への移行や、ワクチン接種を含め先手先手で必要な対応を行っていきたい」と述べました。

(「NHK」より)

「注視」と「先手先手」という表現は、2020年のコロナ禍以来、とても数多く聞いてきて、それで、コロナ感染した際の対応が整備された記憶もないので、2023年も、持病を持ったりして重症化リスクが高い人間にとっては、引き続き、感染の怖さに怯える夏になりそうだ。

夕方

 午後4時過ぎに、用事が終わって、朝降りた駅にもう一度戻る。

    暑い夕方だった。

 今日は、ある程度の人が集まる場所に行く。

 そこで感染のリスクもあるものの、10年以上会っていないような人にも会えるので、この機会を逃したら、次にいつになるか分からない。それで、迷ったけれど、これから出かける予定だった。

 途中で家に電話をしたら、妻は調子が悪くないので、そのまま、人に会いに出かけることにした。




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