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テレビについて㉗テレビ局の「編成部」にお願いしたいこと。

 関東の木曜日の深夜は、録画したい番組が多い。

「アメトーク」「王様ランキング」「プラチナエンド」「オドぜひ」「川島・山内のマンガ沼」「野田レーザーの逆算」。(2022年1月現在)。

録画機器

 介護を続けていた時の昼夜逆転生活も落ち着いてきたので、眠る時刻が早くなり、録画することが多くなったが、このところ、深夜にバラエティが増えたので、見たい番組も増えた。同じ時間帯だと、一つの番組しか録画できないレコーダーしかないから、全部は見られなくなった。

 確か、地上波がデジタル放送に変わる時に、テレビと一緒に録画機器も購入し、その時に、録画できる容量や、録画できる番組数のことも近所の電気屋さんに聞いた。今になってみれば、値段は高かったけれど、もっと大量に録画できたり、もしくは同時刻でも複数録画できる機械にしておけば、と軽い後悔もあるけれど、その時は、気がつかなかった。

 それでも、やっぱり今は、同じ時間帯に、見たい番組が重なりすぎている、と思う。

番組編成

 とても個人的な都合に過ぎないけれど、木曜日の深夜でも、最初にあげた番組を全部録画することはできず、番組によっては、一部しか見られない状態なのに、そこに妻からの控えめなリクエストがあった。

 時間帯としては「川島・山内のマンガ沼」と同じになるのだけど、そこで放送されている「ハマスカ放送部」を見たい、という。ラジオやテレビで話を聞いて、好感を持っているハマ・オカモトが出演しているから、という理由だった。

 「マンガ沼」は、今回、「ジャスミン・ギュ」先生の特集だから、と思いながらも、深夜の番組は放送時間が微妙にずれるので、今回は、「マンガ沼」の後半が削れるけれど、「ハマスカ放送部」を録画できる。

 そう思って、録画設定をしながら、だけど、もう少し番組編成を考えてくれないだろうか、などと、何の権限もない、ただの視聴者だけど、ぼんやりと思っていた。

 これは、これまでも何度か考えてきたことでもあった。

視聴者層

 深夜にバラエティが増えたので、深夜のアニメを見る機会が減った。

 番組表を見て、横に視線をずらすと、1日は24時間あって、テレビ放映時間は、20時間くらいだとしても、どうしてこんなに見たい番組を同じような時間に並べるのだろう、と思うことも多くなった。

 今は、単純な視聴率だけではなく、どんな視聴者が見ているのか、というデータもあるだろうから、特定の視聴者に向けて、番組編成を行っているのだろうと、全くの素人ながら想像できる。

 だから、同じような番組が並ぶのだろうけど、それでも、視聴者としては、全部は見られない。全部を録画もできない。そんな個人的な事情は、テレビ局には関係ないとは思うけれど、おそらく結果として「テレビ番組」を見る時間自体が、減少していくのは間違いない。

 視聴者が同じ層なのが予想されるのであれば、その放送時刻をずらしてくれれば、全部見ることが出来るのに、と深夜の予約録画をしながら、今も思っている。

視聴時間の減少

 テレビ離れと言われながら、 2000年以降、テレビの視聴時間は3時間半に迫る勢いで高い水準を維持してきました。この長時間視聴は、視聴時間が長い高齢者の割合が増加したことが主な要因です。ところが、2010年から2015年にかけて、3時間28分から3時間18分へと、30年ぶりにテレビの視聴時間が減少しました。
高齢化は続いているにも関わらず、なぜテレビの視聴時間は減ったのでしょうか。

 以前も別の記事で、この事実に触れたことがあったのだけど、まずテレビが意外と見られていること。そして、今の一番の「テレビ」のお客さんは、高齢者だということは改めて確認できたような気がした。

 そこで、なぜ視聴時間が減ったのか。単純に考えれば、テレビ以外のものに触れる時間が増えたということが挙げられると思う。ただ、根拠もないが、視聴時間が減った理由として思ったのが、「見たい番組が並んでいる」問題ではないだろうか。と思ったのは、自分が深夜の放送に、そんなことを感じているせいだ。

 テレビの視聴者層が、高齢化しているのは事実だけど、その高齢の視聴者が好んで見る時間帯というのは、おそらくはテレビ局も把握していると思う。そのため、もしかしたら、同じ時間帯に、高齢者が好みそうな番組を、集中的に放送していないだろうか。

 その辺りは、詳細に検討していなくて申し訳ないのだけれど、そのため、全部を見られないために、結果として、一人当たりの視聴時間が減っているということはないだろうか。

「編成部」へのお願い

 現在、高齢者の視聴によって、テレビが支えられているとすれば、これから時間がたつほどに、テレビを見る人も、時間も減っていくはずだ。

 そうであれば、テレビを見る習慣のある人を、どの年齢層でも、どんな人でも大事にしていくことで、視聴時間の減少が防げるかもしれない。

 そのためには、テレビを見る人の一人当たりの視聴時間を増やすことも、その方法の一つだと思う。それには、「同じような好みの視聴者」見込まれる番組は、同じ時間帯ではなく、もっと1日に広く散らばすことができれば、全部を見てくれるかもしれない。

 例えば、とても個人的に言えば、私はまだテレビを見ている側の人間だけど、深夜のアニメやバラエティが、あまりにも同じような時間帯に集中しなければ、もっと多くの番組を見ることができる。さらに細かく分析すれば、同じ時間帯のバラエティでも、違う視聴者が見るような番組編成をすれば、テレビ全体の視聴時間は、おそらく増えると思う。

 これを可能にするには、テレビ各局が協力して、「同じような視聴者」が見込まれる場合には、放送時間をずらして、なるべく多くを見てもらう。そんな工夫をしていくことが必要で、そのためには、テレビ全局の「編成部」が集まり、テレビ全体の編成を考えていくことが必要になる。

 同業他社同士で協力するなんて、あり得ない。

 かつて、テレビがマスメディアのチャンピオンであれば、そう言っていれば、よかったのだろうけど、これからは、テレビ界全体が、協力できることは協力しないと、全体が沈む。全体が生き残った上での競争にしないと、おそらくはテレビ業界の未来が暗いと思う。


 もし、そういう協力があれば、とても個人的なことだけど、深夜アニメも、バラエティも、見たいものが全部見られるかもしれない。

 そうなると、やっぱり、ちょっとうれしいし、テレビを見る時間も少し増えると思う。




(他にも、いろいろなことを書いています↓。よろしかったら、読んでいただければ、うれしいです)。



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