11.靄(モヤ)につていて

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こんにちは
上記の「1.初めまして」の記事を
必ず読んで同意の上で次にお進み下さい
↑の「1.初めまして」に記事一覧あります

11.靄(モヤ)について

今回は誰でもが心の中に持っていて
疎んでしまうモノについてのお話です

誰しもが一度はあります
誰か自分以外の相手に対して
時には自分自身に対して
物凄く残酷だったり残忍だったり
身勝手だったり理不尽な事を考えついたり
行動に移してしまったりする事
心当たりが無い人は居ないでしょう

その行動や思いの根本には
妬み、僻み、恨み、怨みそんな黒い感情がある
「そんな感情を無くしこんな事を思うのを止めたい」
「こんな事を思うのは私では無い」
拒否否定しながらも黒い気持ちは止まらない

そんな黒い気持ちの核の事を靄と呼んでいます
靄はマイナス思考ですぐに成長して
その人の感情や体を蝕みます
自分が口にした何気ない言葉にすら
その靄のカケラが宿ってしまい聞いた人を蝕み
聞いた人自身の靄を成長させてしまう
自分にも周りにも悪影響があります

言うなればマイナス思考の事なんでしょ?
そう思った人は半分正解です
それでも靄という言葉をあてて
違うもののように表現したのは
靄は自分の心だけじゃなく
他人の感情によっても成長し人から人へと移り
人の魂を食い荒らしてしまう
時には場に留まり其処で他の靄を集めて
念として意思を持ってしまうからです

一般的に霊能力がある人が視る黒い影は
この念が産み落とされ他の念と固まったもの
もしくはその念が生霊や幽霊や精霊に纏わりついたもの
生霊や幽霊や精霊が悪意が然程無かったものでも
その人の靄からできた念の塊の影響を受けて
手のつけられない悪霊となる事があるのです
長くなりますが詳しく下に書いていきます

そんな靄がどうしてどの人にも備わっているの?
人を作った時にそんなものを取り除けば
円満に過ごしていけたのでは無いだろうか?
昔の私はそんな風に思っていました

靄の存在意義
それは自分を省みるキッカケ作り
人は十人十色でオーダーメイドの感情は
その人自身以外に全貌を知る事は出来ません
そんな自分しか知り得ない感情の
色んな側面を見せてくれるのが靄の存在です

靄の事を疎まないで下さい
靄は自分自身を省みて成長する糧です
攻撃性のある考えや妬みなどの気持ちを
芽生えさせるのが問題なのでは無いのです

その気持ちが生まれるのは自然な事
その気持ちが何故生まれたのか?
何故自分が相手に対してその気持ちになったのか?
何故その気持ちが今芽生えてしまったのか?
どうやったらもっと
温和で穏やかな気持ちに切り替えられるのか?
穏やかになる為に自分に足りないモノと
自分の中で否定しているモノは何か?
そうやって向き合う事が大切なのです
自分自身と向き合う為に存在してくれるのが靄です

靄を悪者にしないでください
誰も他者が知り得ない自分自身という人を
教えてくれてるんです
そして自分を知れば「人」を知れるんです
自分を知らない人は他人だって知り得ないのです

靄によって起こる弊害について書きましょう
良くないモノには良くないモノが憑く
例外で憑く場合も勿論ありますが
負の感情には負の感情が寄ってくるものです

「友達はちゃんと選びなさい」と
親が私によく言っていましたが
この言葉は差別の意味を持つのだと思っていました
そういう側面もありましたが
それだけでは無いんだという事を知りました

本人の性格よりも
大きく靄に影響するのが「環境」だと思っております

本質が明るい子でも環境によって心を潰されてしまう
穏やかな人の周りには自然と穏やかな人が
攻撃的な人には攻撃的な人が集まるものです

友達を選びなさいというのは
自分から作り出す周りの環境に
より自分を成長させてくれる人を置く事で
自分にとっても相手にとっても
マイナス感情の反面教師ではない成長の仕方をする為
なんだと気付きました

心に過酷な環境は確かに物凄く得るものもありますが
その分ハイリスクで失う「自分への肯定力」は
その後の人生で取り戻すのは容易ではありません
自分を認めて受け入れ自信として育てるのは
一朝一夕では出来ません
そして今ある自信は自分だけで育てたものではなく
親や親戚や友人や自分に与えられた環境が作りました
自己努力だけで作られたものはそんなに多くない
努力出来る環境こそ与えて貰っているのです

では何故そんな
心に過酷な環境が変わる事無くあり続けるのか?
その根強くあり続ける辛い環境を育てているものの
一端を担っているのが靄です
(勿論、他の大きな要因もあります)

靄は人の黒い感情そのものですが
感情というのは生きているものです
そして靄は靄を食べて大きく成長するのです

靄は人の心が成長する為の糧であり
無くてはならないものでその事実は変わりません
ですが
それは自分を省みる人にとっては
大いに成長を齎し気付きを与えてくれても
自分を省みない人にとっては
心を食い荒らすムシのようなものです

黒い感情の靄が心の穏やかな部分や優しい部分
心の余裕などをどんどんと食べて大きく成長し
いずれ産み主までも喰い尽くす
そう人の心の中の靄が溢れ出しても増え続けると
人の魂を削り取って靄は自分の居場所を
人の体の中に作り上げてしまうのです

そして人の中で抑えきれなくなった靄は
言葉から態度から周りにいる人に牙を剥き
そのうちその場に存在するだけで
周囲の人の心の中にあるまだ小さな靄に影響と
大きくなるキッカケや糧を与えてしまう

心に過酷な環境というのはそんな
「自分を省みず靄に喰われてしまった人達」が
集まって出来てしまいます
(要因はそれだけではありませんが
ここは靄の話なので靄要因のみを書きます)

そして人を選ばずに人間関係を作り続けると
気付いたらいつの間にか自分も靄に喰われてる
そんな流れを踏まえての親の発言が
「友達を選びなさい」という言葉だったのです

靄の引き寄せるものは
心の弱った(喰われた)人だけではありません
忌みモノや幽霊までも寄せ付けてしまいます

よく除霊をしてもまた憑いてしまうというのは
自分が靄に喰われてしまっているからなのです
靄は人の穏やか部分や優しい部分や心の余裕を喰い
そういう心の感情部分は魂に繋がります
靄が文字通り喰うのでそれらがあった部分は
靄に置き換わってしまいます

最初は感情と魂の繋がり部分を喰い始め
その侵蝕が進むといずれ魂自体を食べられます
感情と魂の繋がりの部分は靄に置き換わるけど
喰われた魂は元には戻る事が出来ません
置き換わる事も無いので「空洞」となります

そんな空洞を無意識に埋めようとする行為が
他人から「気」を奪う
一般的に言われている
エネルギーバンパイアとなるのです

それでも魂は補えないし
気は増える事もありますが直ぐに減ります
そんな気が減って
また新たに出来た魂の隙間を狙って入り込みたいのが
忌みモノや幽霊や動物霊や人の念です

幽霊の中には生きていた時期を懐かしみ
身体を羨ましく思う者も居ます
動物霊に至っては生への執着が人より強いので
靄に喰われた人を見つけたら
身体を奪う為に取り憑くのです

他にも悪戯したいとか伝えたい事がある
成し遂げたい事があるなどなど
多種多様な理由はありますが
いずれにしても靄に憑かれていたり
魂が欠けて隙があるような人には憑きやすい

一度魂が欠けてしまって戻らない状態の人は
どれだれ霊媒師にお願いして祓ってもらっても
直ぐに他の霊達に気づかれ気に入られてしまう

例え魂がまだ喰われていなくても
靄製造機状態の人なら
靄という糧を出し続けているのだから
霊達のアイドルとなります

じゃあどうすればいいの?
私はどうなの?大丈夫なの?
と、不安になられた方も居るはずです

そんな方はまず「掃除」をして下さい

靄製造機状態の人は必ず部屋が散らかります
心の状況が部屋の状態に表れるのです
自分の現状に必死になりすぎて
部屋も自分の心の中も掃除が出来なくなる
なのでまずは掃除をしてみて下さい
要らないモノは処分しましょう

部屋を掃除すると不思議と心の整理もついてきます
それから自分と向き合って見ましょう
書き出すなり
信用出来る人に話してみるなり
自分に合った方法でしてみましょう

しっかり掃除したあとの湯船にお湯を張り
身体を丁寧に洗った後に

日本酒 お猪口一杯分
自然塩(神棚用)大さじ一杯分

どちらか必ず片方だけを入浴剤代わりにして
ゆっくり肩まで浸かってください

【注意点は三つ】
◉必ず綺麗なお湯を使用して下さい
◉浸かったお湯は他には使わず必ず流して下さい
◉お塩は食塩を使わずに国産の粗塩を使用する事

もしそれを全てしても霊障が収まらない
身体の重さが取れない
心が晴れないというのであれば
霊障を相談出来る所か心療内科を受診してみてください

11.靄について