地方創生EXPO2019・15公演のレポート&地方起業家の余談&ブース概要と活用アイディアまとめ

地方創生EXPO2019に参加してきました。3日間、すべて滞在して9セッション(話者が複数の場合もあるので約15講演)を聞いて、ブースを一通りまわって、情報をインプットしてきましたので共有したいと思います。

<目次>
1、今回No.1の講演(ワークライフバランス小室淑恵さん)
2、大当たりの講演6つ(ハウステンボス、シェアリングエコノミー協会上田さん、ブルーカレントジャパン本田哲也さん、ナイトタイムエコノミー、メルカリ丹下恵里さん、三重県鈴木知事)
3、中当たりの講演4つ(DMO大社さん、アサヒ飲料、サンリオ、シェアコト)
4、その他講演4つ(machimori市来さん、Airbnb、観光庁河田さん、中小企業庁ニューツーリズム)
5、地方の起業家として、友人たちと色々話して思ったこと
6、気になったブース概要×活用アイディア
※3月3日に追加しました

項目2以降を、有料noteとしてみたいと思います。価格は100円で、目的はお金ではなく、地元の人たちに「こういうnoteというサービスがあるから、自分の文章を売ってもいいんだよ」という商品を紹介するためです。
講演資料などは全く使っておらず、耳で聞いてメモで書いた事と自分のアイディアを書いたnoteです。講演内容が書かれているという誤解はしないでください。
内容のイメージは、項目1を無料公開しますのでそちらでご確認ください。

1、今回No.1の講演

ワークライフバランス小室淑恵さん
ほんと最高でした。持ち時間45分の超高速プレゼン、一つの淀みもなく、論理展開がなされ、リクルート時代ハードワークの美学で育っていた自分が「これからの時代はワークライフバランスだ!」と強く頭を切り替えられました。
以下メモ&アイディア
・日本は1990年代半ばまで人口ボーナス期(=従属人口指数が低い、労働人口1人あたり何人の非生産年齢人口の人(子供+老人)を支えているか)で、高度成長経済は団塊の世代の頑張りではなく人口ボーナス期の恩恵であった
・中国は昨年人口ボーナス期が終わり、インドは2040年まで続く。ヨーロッパは日本より早く人口ボーナス期を終えている
・とはいえ、日本は人口ボーナス期の使い方が抜群にうまく、中国の3倍稼いだ。その人口ボーナス期の成功法則は、①なるべく男性が働く②なるべく長時間③なるべく同じ条件の人を揃える、の3つ。
・人口ボーナス期は必ず終わりが来て、人口オーナス期に入る。
人口ボーナス期の変遷:
経済成長→高学歴化→
└高時給→世界の他地域に商品の安さで勝てなくなる→経済成長の鈍化
└晩婚化&出産年齢の後ろ倒し(男女とも)→少子化→従属人口指数の低下
⇒つまり、2つの側面(他地域との価格競争に負ける&少子化による労働力の量的低下)によって、人口ボーナス期による成長が止まる。

・人口オーナス期には、少子化対策が必須である。中国は一人っ子政策によって自ら人口ボーナス期を急激に終えてしまったが、いち早く課題に気づき、一人っ子政策を解除。ボーナス期の終焉(昨年)と同タイミングで少子化対策を行うことができた。しかし、日本は20年間、少子化対策を失敗しつづけた。
・それでは日本は、どう人口オーナス期で経済を復活させていけばよいか。2つの対策。■1、イノベーションを起こす ■2、出生率2.07の維持
・■1、イノベーションとは何か?1を1.1にすることではなく、1を2にも10にも100にもする非連続の成長。つまり、1時間残業して、他社よりちょっと生産量を多くすることは、イノベーションとは真逆である。イノベーションの本を10冊読むと、必ずこう書かれている。「イノベーションは、多様な人材がフラットに議論することで生まれる。」
 つまり、人口ボーナス期の成功法則①なるべく男性が働く②なるべく長時間③なるべく同じ条件の人を揃える、の3つは、イノベーションと相反するものである。それでは、過去の日本がダメだったか?そうではない。人口ボーナス期においてはその3つの法則が正しかった。先人たちがインフラを整えGDP2位まで行ったことは素晴らしい成果であった。
 人口オーナス期の成功法則①なるべく男女共に働く②なるべく短時間で働く③なるべく違う条件の人を揃える、の3つによってイノベーション、非連続の劇的な成長を作ることが必要。
・■2、出生率2.07の維持。約100年後、今の出生率のままでは人口4000万人(かつ高齢化率41%)。出生率2.07に戻すと、約8000万人で維持し続けることが出来る。その大事な期間は、この1,2年。理由は団塊世代の子供の女性の方々の出産年齢リミット。女性は44歳、45歳以降で出産率がほとんどしなくなる。あと2年で団塊の世代ジュニアの女性の方の年齢がそのラインに到達する。この1,2年で大きく出生率を増やさないと「率」は今後増えても、「出生数」の規模が小さいものになっていく。
 それでは、どう出生率を増やせばよいか?「男性の帰宅時間」である。リクルートスタッフィングでは労働時間の適正化をはかったところ、社内の1年間の出生数が1.8倍となった。男性が家に早く帰らなければ、女性に対する対策をいくら打っても、出生率は改善しない。
・人口オーナス期のテーマは、労働参画できる人を増やす(女性・障がい者・介護者※親の介護をする男性)と少子化対策である。
 そのためには①なるべく男女共に働く②なるべく短時間で働く③なるべく違う条件の人を揃える、の3つが重要である
・人間の脳は朝起きてから13時間しか集中力がもたない。それ以降は酩酊している人と同じ集中力。
睡眠は、前半が体を癒し、後半が心をいやす。3時間半の睡眠で体の疲れはとれるが、ストレスはとれていない。この仕組みによって、メンタルヘルスが起きる。
 労働時間の総量規制(月間何時間以内)よりも、インターバル規制の方がメンタルヘルスに圧倒的に有効。次の労働まで11時間空けることの義務化・ルール化が大事。
・手法の話:何社か一緒にやる(三重県モデル)、ありがとうふせん(介護施設の離職率22%⇒6%に低下)、仕事の見える化・共有化(薬局の出産数2.5倍、結婚数2倍、採用応募数5倍、売上230%)、朝メール※業務予告と夜メール※振り返り、新人教育を動画にした(工務店で新人成長早期化)

ね、面白いでしょ?笑
インターバル規制、男性の帰宅時間、などの課題解決のための企業変革やワークライフバランス社への協力依頼など考えていきたいです。

2、大当たりの講演6つ

ハウステンボス、シェアリングエコノミー協会上田さん、ブルーカレントジャパン本田哲也さん、ナイトタイムエコノミー、メルカリ丹下恵里さん、三重県鈴木知事の6つですが、この章の1講演の文章は小室さんの5分の1くらいの文章量なのでご心配なさらず。笑

ハウステンボス
・18年間赤字から、半年で黒字化。スタッフへの意識改革①明るく元気に楽しく②みんなでキレイに③2割の効率化、の3つを社長自ら率先垂範することで実現。
・環境会計という指標で、自社の取り組みが環境改善を実現していることを発表
・No1,Only1のイベント、2014年からVR/AR導入など、とにかく最新テクノロジーが早くて規模がでかい。花の王国、ロボットの王国、ジュラシックワールドなど。
・大阪城のナイトプールやイルミネーションもハウステンボスのイルミネーションテクノロジーでやってる。事業のヨコ展開。
変なホテル(ロボット接客や、空中ディスプレイ、無人コンビニなど)というブランドもハウステンボス。ロボットテクノロジーの事業展開。
・ロボット、農業、電力など5年~10年先の事業をいち早く行っている。世界初、日本初を作りまくっている。

全然知らなかった。絶対行きたい。変なホテルがハウステンボスだったとは。

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(株)KNEW代表取締役。ゲストハウス「小浜弐拾壱時」オーナー。 リクルートに9年勤め、地元の福井県小浜市で独立。 DMO等への営業・企画等の業務委託、広告、企業メディア(j4cm.work)発行。 最近は、古民家を買って開発したり、人材育成「Hakki」というサービスを開発中。
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