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スーパースター

繰り返す時間の中で
何度もあなたとめぐり合う
でも一度として交わりあうことはない
いつまで経っても平行線のまま
紡がれ続ける、ふたりの糸

もしも手を伸ばしてくれたなら
そう思って精一杯腕を伸ばした
でも上を飛ぶあなたは
あまりに高すぎて遠すぎて
私のことも見えないみたい

名前を呼ぶよ、
何度も
此処にいるよ、気づいて
私は
大きく手を振る
気づかないあなた
当然だ、なぜなら
あなたは、
皆の
スーパースター

またふり出しだ
戻される
私の想いは振り子のように
揺らぐ
一進一退
これじゃあ本当に
いつまで経っても
あなたには届かない

すぐ傍まで来ているの
もう何度目の挑戦
また失敗、
項垂れる私の頭を小突いた天使
見上げると微笑む
あなたに似た表情
燃える瞳が私を叱る

名前を呼ぶよ、
何度も
此処にいるよ、今
私は
叫ぶ、力の限り
振り向かないあなた
当然だ、なぜなら
あなたは、
私の
スーパースター

その声にどれほど救われたことでしょう
その歌がどれほど私を守り
救ってきてくれたことでしょう
あなたが私の空を飛ぶ
もしも
そこから聞こえる音のすべてが
私に差し出された誘いの手なら
今度こそ
繋げる
ふたつの糸

名前を呼ぶ、
何度だって
其処に行くよ、ほら
私も飛ぶよ
歌う、想いの限り
あなたは
きっと

名前を呼んで、
何度だって
いま重なる、ほら
ふたりの鼓動
歌う、生命のその限り
築いていく軌道
あれは、きっと

見つける、
あなたが
わたしが
それぞれの
スーパースター

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