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シンクロニシティ!ライトワーカーの道!専業主婦 真理さん登場の巻①

家鳴り、ラップ現象、貞子、顔なし、骨折、家族死亡、霊能者ドタキャン、宗教団体……。
自分は、このまま宗教の信者になってしまうのか?

そんな折、従妹が、親友に視える人がいるから相談してみたらと言う。
藁をも掴む思いで、霊能者から返された写真を送ってみる。

2日後、連絡をしてきて
「明日お邪魔をしたい。」という。
「来週にしてもらえませんか?」
「一刻を争うので、行きます。」
その真剣で真摯な口調に、承諾し来てもらうことになる。

当日、全ての仕事をキャンセルし、彼女を待つ。
有名な霊能者が、怖くて来れないところを来てくれることが嬉しかった。

駅に迎えに行く。
江原さんとは言わない、美輪さんでも、細木数子でも……。
こうなったら、宜保愛子さんでもいい。
駅の中心で愛子に叫ぶだ。誰か誰か助けてください。

しばらくすると、30代後半に見える紫の服を纏い真っすぐ私の顔を見詰め真剣な表情で改札をでてくる女性がいる。
江原さんでも、細木さんでも、宜保愛子でもない。

当り前か、10歳年下の従妹の親友、専業主婦 真理さんとの出会いだった。 
会うなり、挨拶もなしに、
「エクソシストですね。」
「???」
「私がですか、税理士です。」
「前世です。」
「は、はい。」

次の言葉が衝撃的だった。
「般若心経を唱えていますね。」
「鹿島香取の神社と縁がありますね。」

般若心経の下りは、前回書いた通り、毎日拝んているのの、他言無用の話、家族にも言っていない。
また、千葉の香取神宮と茨城の鹿島神宮には毎年行っている。
この事実は、真理さんは知る由もなく、と言うのも従妹に会うのは20年ぶりだった……。

                            つづく…。


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