小説を書き終わったけど、どうもしっくりすっきりしない箇所がある。思い切って変えてみよう。
私の最新作『十字架とカモノハシ』がどう推敲されたか、その全てお見せします。
場面1、書き直す前の文章。
場面1、推敲した結果。
ポイント:車内に人がたくさんいる、という情景を付け足す。「辺りを見回す」=主人公の視線が180度回る。小説世界の空間を広げる。
場面2、書き直す前の文章。
場面2、推敲した結果。
ポイント:情景に深さを出している。小説世界をしっかり構築する。180度視野が広がり、限りない深さも出す。
場面3、書き直す前の文章。