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僕の心のヤバイやつ2時創作 僕はまいた
…寒い。
ヘッドホンは学校につけていけないのでダサいイヤーマフと帽子とコート、それと明らかに身長に合ってないマフラーをつけて僕は校門を出て行く。くそ、なんで目黒区にこんな靴が埋まるほどの大雪が降るんだ、神を呪い殺してやりたい。周りには異常気象をエンターテイメントに変えて犬のようにはしゃぐ腹ただしい有象無象が雪合戦を始めていた。その中には足立達のグループもいてまあ当然のように遊んでいる。デブが集中的
夢が落ちてくる空の下で
乾巧は疾走していた。
「マスター、結論から言おう。この状況は不味い」
「だろうな!」
煙臭さと瓦礫の匂いが充満する路地エリアで、怒声が空に響き渡る。
2人は蒸気を頭から充満させる兵士に追われ必死に逃げていた。555に変身はしているものの銃弾から身を守る事に使うのが精一杯でロクな反撃も出来ない。バベッジ卿も魔力不足で急接近してきた雑魚をオートバジンと共に一時的に殴り飛ばすのが精一杯だった。
既にこ