剣持刀也?は?大好きだが??? ~剣持刀也というホロウインターネットボーイ~

先日チャンネル登録者45万人に到達した株式会社【AnyCollar】、にじさんじ所属バーチャルライバー【バーチャル(V)ユーチューバー(YouTuber)】、16歳の男子高校生。剣持刀也(けんもちとうや)。余談だが私のデバイスでは「かたなや」と打たないと出ない。なので辞書登録した。

今、彼の名前を知るものは少なくなくなってきている。実際、このNote上でも剣持刀也の記事はかなり多い。読みごたえがあるものも多いのでぜひ検索してみてほしい。少し前は彼が3年前から計画していたゲーム企画が実はオンライン機能が7年前にサービス終了していたという2日がかりのオチを見せてくれた。やりおる。

で、この記事で何が言いたいかだが……彼をよく知らない人に彼の事を聞くと「顎」と「ロリコン」と帰ってくる。確かに彼は一般的なキャラクターとしては初期に強烈な印象を放った【顎】という「いじられ役」の印象が強いだろう。これは彼のデビュー当初は知名度を誇る男性ライバーが「ばあちゃる」氏や「ケリン」氏などと言ったいわゆる「ネタ枠」的な人ばかりだったこと、何より彼が憧れライバーになるきっかけとなった母の兎、月ノ美兎が「かわいさよりも「面白さ」」を体現していたから、という点も大きい。

俺が彼を知ったきっかけは、まあありふれたものだった。切り抜きと音MADである。

本人が音MAD等のニコニコ動画特有の文化をこよなく愛すこともあって剣持の音MADのクオリティは高い。高すぎる。もうURL貼るから見ろ。この記事に来る人間はもうみんな見てると思うけども!


剣持の配信の魅力というのは、どの配信者においてもそうなのだがやはり【独自性】の強さが長所といえるだろう。だが、その【独自性】は独自性が強すぎる側面がある。

まず今から配信者及びVtuberになりたい人は男女共にこんな奴の真似をしてはいけないことは確かである。配信頻度はにじさんじの中でも下から数えてすぐの低頻度、遅刻常習犯、ツイートは9割クソ、コラボもほとんどしない、宣伝も下手、登録者増加にこだわりと執着がなさすぎる、ボイスを出さないetc……、じゃあなんで人気なのか、と言われるとこっちだってなんでここまで今人気なのか完全にピンと来てない。

例えば最も有名な下りで言えば、【剣持リスナー】との異常なコミュニケーションである。それらに関するおすすめの切り抜きでも乗せておこう。


それとここで一つ問題を定義したい。「剣持リスナー」という独特の文化に育ってしまったわれらについてだ。

「剣持リスナーは治安は悪いが民度は良い」なんてよく言われるがそもそも民度なんてどこだって良いのが当たり前でなくてはならない。大体人が増えたのもあって全体が民度がいいと言われたらそんなことはなくなってきた。というかこの1年近くの異常な新規勢の増加スピードは民度を問える状況ではなくなったと本人も言及している。

まあこうなるように育てた元凶はあの顎なのだが、彼にリスナーに対してお気持ち的なことを言わせてしまうのは彼のキャラクター的にもあまりに忍びない。暴言を伴うコミュニケーションは古くからネット上に存在する個人の匿名性を伴って成立している文化であり、なので彼はリスナーをできる限り配信上でもTwitter上でも平等に煽り、時に感謝し扱い匿名性を維持している。ある意味、古のインターネット精神に乗っ取って生きているキャラクターであるということだ。

そのインターネット精神が影響してるのか同課は不明だが、彼の本質は【乾いて】いるようにも思える。彼は自分に確固たる自信を持った、ざっくり言うと若干ナルシストであり、【にじさんじ】を愛してると言い切りライバーの名前を挙げる時は具体例をきっちり上げて褒める、裏作業では基本親切でまともなことしか言わない、とその自己肯定力と他人を褒める精神性と同時に【乾いた】側面が同居しているのだ。

彼は他人に殆ど怒らないという。(実際怒鳴る場面は多々あるがすぐケロッとしている)、そして配信内ではもちろん配信外でも泣かない。これは本人曰く【他人に期待していない】からだという。

それと彼はディストピア系のゲームを好んで行うがゲーム中の同情心を誘うレスポンスはロリを除いてすべて拒む。集団の中でのルールを重視しているからだ。これだけ聞くと冷たい人間なだけなのだが、なんやかんや最終的に甘い所を垣間見せる所もある。わからない、人間としての根底が一体いくつあるんだこいつは。どれが本当の剣持刀也なんだ。

3Dなどで道化を演じている時の剣持刀也も多段解釈の余地は多く存在しており「同じあほなら踊らにゃ損」精神でちょけているらしいがどうもそれだけではすまない気もしてくる。考えすぎだろうか、いや、そうであってくれという願望か?

仮想世界と現実世界に生きる彼の実在性はどこにあるのか。

彼の代名詞である【虚空】にかけてこの記事のタイトルでは、剣持を「ホロウボーイ」と評した。こちらが掴もうと手を伸ばしたところで奴は嘲笑っているのだ。

何が言いたかったのかというと、剣持刀也という男は深い多面性と乾いていながらも熱く滾る情熱、そして人を怒らせる才能もあるということだ。是非チャンネル登録とかお願いしたい。一人でもしてくれたら俺のこの記事には意味が生まれるだろう。まあ、虚空教の考えに乗っ取れば意味はなくてもいいのだが。まあもう一度貼っておきます。

https://youtube.com/channel/UCv1fFr156jc65EMiLbaLImw


今日も虚空教の教祖は、インターネットから暴れる僕らをニタニタと掌の上で眺めている。

ああーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。

剣持週4で配信しろもっと色んな人とコラボしろしゃぷらじは月一でやれシャープネスFull出せボイス出せ8月の歌みたどうしたトリガーコラボどうしたCIVコラボどうした〇万人記念やれ歌枠やれ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


あ、歌について触れるの忘れてた。

こちらを。



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