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【Schooでの学び】SDGsに正しく向き合うことの大切さ。

■はじめに

最近、「SDGs」を耳にするようになりましたよね。スイーツ業界ではキットカットや鳩サブレーのパッケージが変わったことも話題になりました。
SDGsとは、21世紀の国際社会が直面していると地球規模の社会問題を包括的にまとめれらたものです。特徴は、全人類が取り組むべき目標があることです。
貧困等、世界の問題を通してSDGsを基に私たちができることは何かを改めて考えていただけたら嬉しいです。

1.アフリカの貧困問題からSDGsについて考える。

なぜ、アフリカ等の貧しい国は貧困や紛争がなくならないのか。グローバルな視点を通して構造的に分解すると私たちの生活とは無関係ではないとわかります。
例えば、古着のリサイクル・寄付は最終的にアフリカ等の発展途上国に行き渡っています。アフリカでは1着6円で販売されていて安く手に入ります。しかし、現地(アフリカ)では工場を経営して労働者として生活を送るために服を生産している人もいます。1975年から2000年にかけて、繊維産業に携わっていた人8割が失業していた情報もあります。
上記のことから、先進国から輸入された古着が山積みになっているようです。
なぜ、大量の古着が現地のアフリカを深刻な状況に陥れているのか。それは、大量生産大量消費廃棄システムが存在するからだと言われています。日本で着ずに捨てられている新品の服は10億着だそうです。アパレル業界では1度に大量生産して安価に売ったり捨てたりする前提で服を生産する仕組みを導入してます。
もう1つの具体例としてはスマートフォンの素材の1つであり、コンゴで豊富に採れるレアメタルについてです。レアメタルの採掘は深刻さを増している状況です。鉱山労働者は18歳未満の子供が多く存在し、酷い場合は生き埋めになることもあります。給与は日給100円しかもらえないそうです。貧しくても私たちの生活の便利さに貢献してくれていますよね。感謝の気持ちを忘れずにスマホを大事に使うべきです。また、ガーナではカカオ農家の労働問題が深刻化している状況だそうです。
古着のリサイクル・寄付では先進国の依存によりアフリカの経済的自立を困難にさせています。現地の問題を引き起こしていると気づくのは難しいことです。スマホの事例のようにSDGsに正しく向き合う視点は豊かな生活が貧困問題を生じさせていると意識し、つながりを捉えることです。事実とデータを基にしながら世界を正しくとらえることが大切です。

■さいごに:SDGsに正しく向き合うためのポイントは?

SDGsにどうかかわるかを考えたことがありますか。中でも問題意識のないSDGsと呼べるものもあるかもしれません。外部から教えられていても、取り組む人の自発的な意思が欠けていれば本質的な社会貢献とは言えません。SDGsの先にある世界の問題と自分とのつながりを知り、問題意識を持つことが大切です。





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