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障害者手帳の活用(私の場合)

手帳が交付され実際に活用した事をいくつか挙げてみます。


私の手帳は精神疾患の手帳なので、そちらに特化した内容になります。
また、各自治体によって優遇範囲は多少の違いはあると思います。

一般的には、公共交通機関や公共施設等の割引がありますが、他にも割引や無料になるものもあります。詳しくは各自治体の保健福祉課で聞くか案内パンフレットを配布していると思います。


①市民プールを利用した。
②映画館で利用した。
③モーターショーで利用した。

ほんの一例ですが、他にも活用できると思います。


①市民プールを利用した。

①は後程書きますが、家にこもりゴロゴロした結果、体重が十数kg増加してしまいました。
で、ダイエットと持久力と継続力つけるために水中ウォーキングをすることにしました。
経済貧乏の私は、あれこれ考えました。
スポーツジムは月額が高くて却下。
で、あれこれ調べたら、公共施設に市民プールを見つけました

プールは家から車で15分位の所にありました。
いきなりいくにはちと勇気が要りましたので、とりあえず見学にいくことにしました。
受付で
「見学させてもらえませんか?」
と了解をもらい二階の観客席から見学させてもらいました。
屋内プールで通年水温を29度に設定してありました。
プールは50Mプールを初級、中級、上級、水中ウォーキングレーンと分けてあり、時間帯によっては人の少ない時間もあるらしく、人混みが苦手な私には丁度よいなと思いました。

見学したあとに営業時間や利用料金等載ったパンフレットをもらいました。
「おー大人は一回二時間400円かぁ~。」
プールの利用は二時間単位になってました。
「毎週月曜日が休館日ね。水の入れ替えとかするんだろうなぁ~。」

あれこれ考えながらパンフレットを見ていました。
ふとパンフレットの下をみたら、
「高齢者手帳、障害者手帳のある方は無料となります。」(現在は高齢者のみ有料に改定になりました。)

ほへ❗障害者手帳あったら無料で施設を利用できるんだ❗

さすが公共施設。


経済的負担はそれだけでストレスを感じてしまう私には、目からウロコのような一文でした。
それからは、ウォーキングとプールでの水中ウォーキングを併用しながらダイエットと筋力アップに励むことになりました。


②映画館で利用した。

身体を動かしていくと少しずつですが、
「何処かに行きたい。」
と言う気持ちが少しずつですがでてきました。

ある日、ふと思い出し
「平日だから映画を見に行こう。平日だったらきっと人も少ないだろうし。」
と考え、映画を観に行くことにしました。

行こうと思ったもう一つの理由は、障害者手帳があると映画鑑賞料が一律千円になる。と話を聞いたので「ホントに千円になるんやか?」という確かめたい気持ちもあったからです。

早速映画館に行き受付でチケット購入するときに障害者手帳を見せたらホントに千円で観ることができました。
「ありゃ~ホントに割引がきくんだ!」
私は少し得した気分になりました。

その後、数回手帳を利用して映画鑑賞に行きました。
家に引きこもらないもう一つの方法を見つけました。


③モーターショーで利用した。

丁度春先に県内でモーターショーが開催されていたので、車好きな私は行きたくてしょうがありませんでした。

ただ、病気の症状なのか、人の多い所に一人で行くのが苦手でした。
(十数年経ちますが未だに電車に一人で乗れません。発作の心配が…)

同じ車好きな友人となら行けるかも…と思い、先ずはネットで詳細を調べてみました。
すると、入場料の欄の下の方に但し書きのようにこのように書いてありました。

「障害者手帳をお持ちの方は入場料無料。付き添いの方は一名まで無料」

「公共のイベントでなくても手帳使えるんだ!」
入場料けっこう取るんだなーと思いながら見ていたらそのような一文がありました。

書いてはありましたが、「ほんとに使えるのだろうか?」と一抹の不安を持ちながら、友人と会場に行ってみました。友人は私の付添人という形で一緒に行きました。(私の病気のことを理解してくれている数少ない友人の一人です。)

会場の受付で手帳を見せて、「彼は私の付き添いです」と言うと、
「どうぞー」とすんなり入ることができました。

「やっぱり書いてあったことは本当だったんだ!」

ちょっと嬉しくなりました。

会場に人は多かったのですが、友人と一緒だったので安心して会場を回ることができました。

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