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「一汁一菜でよいという提案」です

私は、食事をつくりません。

つくらない、というより、つくらせてもらえません。

遠い昔、何かをつくった事があります(何をつくったか忘れました)が、ものすごいネチネチとダメ出しをした上、「せっかくの食事を台無しにされたらたまらない」と、以後2度と台所に立たせてもらえなくなりました。

ええ、私、とんでもなく不器用なんです。さかあがりができるまで、跳び箱が飛べるまで、それぞれ1年かかりました。

しょっちゅう、「これを包丁で切って」と言われるのですが、いざやろうとすれば「いや、いい、私がやるわ」と速攻で拒否されます。

それでいて「手伝え」を連呼する。で、何かをやろうとすれば「それじゃない」。で、少ししてから自らの手でそれを持って移動する。「えっ! さっき私が持ち運ぼうとしたものと同じなんだけど」

=「私の言うことだけをやれ」という意味です。自主的な行動を全て打ち消されるわけです。

よほどのこだわりがあるのだろうと思いますが、「人の導き方」の勉強材料になります。

家事についてはだいたい同じ反応をされますから、家事全般が嫌いですが、特に料理についてはすっかり好きではなくなりました。

そんな私がなぜに土井善晴さんの本を手に取ったのか……

これなら、私がひとり暮らしになったとしてもなんとかなりそうだと思えます。

めちゃくちゃハードルを下げてくれます。安心感満載です。




マウントを取って何か良い気分になるのでしょうか?

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至ってごく普通のサラリーマンのつもりですが少し変わった体験もしています。