一番大切なのは、自分のスタイルを見つけること

わたしは、今年の夏で会社を退職する。
いろいろと複業をしながらきちんとお金を稼いでいく方法を探していこうと考えている。

世の中には成功者と呼ばれる人がたくさんいて、その人たちの意見はもちろん参考になるし、目指すところがあるならその人の真似をしていくのが良いのかもしれない。
でも、わたしは自分のスタイルを見つけることの方がもっと大切なんじゃないかと思うのだ。

わたしの鬱が良くなってきたころ、わたしは自分の人生を変えたいあまり、いろんな成功者のやり方を真似しようとしていた。
何冊もビジネス書を読んで情報をまとめて、でもそれはその成功者にあったスタイルでしかなくて。
ひたすら真似することだけしていたときは、やりたいことが見つからず「短期間で月収100万円」とか「スキルなしでも簡単に稼げる！」とか、そういうものばかり手を出していた。
そのころは、ビジネス、商売、サービス、そういったものが全て汚いものに見えていたし、どれももやもやしながら勉強していた。

たとえばSNS運用をするにしても、とにかく人をフォローしてしばらくしたら外すことでフォローとフォロワーに差をつけるとか、だれかれ構わずＤＭで絡んで営業したり、そういうことを勧めている情報商材がたくさんあった。

もちろん、そういうことに対して違和感を感じずに、お金を稼ぐことを一番の目的として動ける人はそれでも良いのかもしれない。
しかし、それではもやもやしてしまうとか、やっていて苦しくなってしまうとか、そういう人は辞めた方が良いと思う。

わたしは大体3年間ぐらい副業とかビジネスとかを独学で勉強してきたけれど、いまだこれぞ！としっくり来たものは見つけられていない。
きっと、人それぞれにあったやり方があって、自分らしい独自のビジネスをしていくしかないのだと思う。
わたしは、これからゆっくり自分のスタイルを見つけていこうと思っている。

具体的には、生計を立てるためのビジネスについて、考えていかなければいけないと思っているのだ。
わたしには夢があり、その夢を叶えるためにいまの仕事を辞め、健康に生きていこうと退職を決めたのだが、最近自己分析をしていて改めて思ったのだ。
まずは、生計が立てられて、自分の夢を叶える準備をする時間やお金、心の余裕ができないとどうにもならないだろうということだ。

だからわたしは、自分がフリーで働いていく上で、きちんと稼げる仕事を探していかなければならない。
それは、いましているライターやイラストレーターの仕事かもしれないし、それ以外の仕事かもしれない。

あまり焦りすぎて余白がなくなってもアイデアも浮かばないだろうし、ゆったり構えて、自分のペースで探していこうと思う。
がんばろ！わたしならきっと大丈夫！