頑張りすぎること＝苦しいこと

私は病気になってから、頑張っても頑張っても「できない」ことが増えました。それはそれは悔しくて仕方ありませんでした。

「お姉ちゃん、頑張ってるね」

自分がただ好きなことをしているだけなのに
「頑張ってるね。」と声をかけてもらったこと。

こんなことが"頑張ってる"に入るのならば、

今までの私は
頑張りすぎていたんだ。

私は今まで

頑張ること＝頑張りすぎること

だとずっと思っていました。

自分の中では頑張っていても、
みんなと同じことができないことがありました。

それを私は、

「頑張っていないからだ。」

そう思っていました。

そんな私に周りは
「好きなことをすればいい。」
「趣味を見つければいい。」と言いました。
たくさんの自己啓発本を読んでは、
「〇〇するべき」と書いてあることが
私には全部、頑張っても頑張っても
自分で頑張ってると思えるまで、
できませんでした。

そしてそんな私自身に失望していきました。

好きだったことも、集中力がなくなって
意力もなくなってできなくなり、興味を持つことすら諦めていました。

とにかく
みんなと同じことがしたかったんです。
それが
"頑張っている証"だと思っていました。

頑張っても頑張っても
追いつかず、評価もされず……

そんな私には価値がないと思っていました。

自分の人生を誰かの言いなりになるのではなく
自分の生きたいように生きる。

そう思っても

"みんなと同じ"になりたかった私は、
みんなと同じことができないと
自分の生きたいように
生きれていない。

そう思っていました。

みんなと同じじゃなくてもいいから
自分のしたいことをしよう。

そう思っても
自分のしたいことって何？

そんな問いかけの繰り返しでした。

頑張っても頑張っても
自分のしたいことが分からない日々が
苦しくて仕方ありませんでした。

だから、
自分の好きな時に
好きな映画を観れるようになったこと。

自分の好きな時に
好きな本を読んでいること。

自分の好きな時に
好きな音楽を聴いていること。

自分の好きな時に
筋トレをしていること。

自分の好きな様に
自分を労る時間を作っていること。

自分が落ち込んだ時に
自分で立ち直れるように自分で休むこと。

そんな私を見て、周りから
「頑張っているね。」と声をかけられて、
衝撃でした。

これが？こんなことが？

それなら、、

今まで頑張ってると思ってたことは
"頑張りすぎていた"
というじゃないのか。

頑張りすぎること＝頑張ること
ではない。

今の私が言えるのは、
今の私だから思えるのは

自分の人生を楽しむこと
＝
十分頑張っていること

私はそう思います。

頑張ってるあなたへ。
それは"楽しんで"頑張っていますか？
もしも、楽しくない頑張りならば、
頑張りすぎているかもしれません。

頑張りすぎること＝苦しいこと

もう、頑張らなくてもいいですよ。
十分、あなたは十分頑張っていますよ。