【心を動かす】上級者の指摘法

信頼力に欠ける人は、相手の「自尊心」を無視する。

信頼度は「冒頭」で決まる

仕事や家庭、全ての人間関係の中で相手に指摘をしたいと思うときに重要なのは、冒頭に何を伝えるかです。

冒頭の伝え方を間違えてしまうと、相手の自尊心を傷つけることになり、否定されたと捉えられてしまいます。

結果、相手は自分に対して反発精神を抱き、良質な信頼関係を築けないことにも繋がります。


価値観の押し付けはしない

まず、指摘をしたいと思う前に大事になってくるのが「その指摘は自分の価値観の押し付けになっていないか」という事を自分自身で振り返る癖を持つことです。

指摘だと思って伝えたことが、気が付かないところで自分の価値感の押し付けとなってしまっている人もいます。

指摘をしたいと思った際は、まずはその指摘が自分の感情任せになってしまった価値観の押し付けになろうとしていないか、一旦立ち止まり振り返ることで相手への思いやりを忘れない心配りができる自分になることができます。


相手が素直に応じてくれる、上級者向け指摘法

私たちが相手に指摘をするときは、相手に改善して欲しかったり、行動を変えてもらいたいと思うときです。

つまり、相手が心地よく自ら改善に繋がる行動をしてくれることが、指摘をした先のゴールになります。

そのために重要なことは相手に指摘を聞いてもらうために、耳を傾けてくれる準備をすることになります。

ここで忘れてはいけないことは
人は自分を褒めてくれる人に興味を持つ
というメカニズムを知っておくことです。

褒めることで相手の自己重要感を高めることができます。
「褒める」というのを冒頭と最後に挟んで指摘したい事を伝えます。

NGパターン
「○○さん、ここ間違っていると思うんだけど、どう思う?」
→この伝え方だけだと、相手の自己重要感を無視し、相手は否定された!と思ってしまいます

OKパターン
「○○さん!ここまでやってくれて大変だったよね!?本当にありがとう」
(褒める)

「ところで、ここなんだけど、私も少しわからないから一緒に確認してもらえるかな?ここはこれで合ってるかな?」
(指摘したいところを自分事に変えて伝える)

『あ!ここ間違えていました!』
→本人が気がつく

「あ!本当だね!気がついてくれてありがとう!助かったよ。これからも頼りにしているね」
(褒める)

①褒める
②指摘として伝えたい事を自分事に変えて伝える
③褒める

このような流れで相手に伝える事で、相手は次の行動に対して前向きに取り組んでくれるようになり、あなたに対しても更に信頼を抱いてくれる関係になるのです。


(実際にあった自尊心を傷つける指摘例と、その指摘例からの伝え方改善法はマガジンで公開しています)


是非あなたも、
信頼に繋がる上級者向け指摘法を活用してみてくださいね。
いつも応援しています。


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PRプロデューサ/浜住聡子


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