43.恋愛ドラッグ
恋愛は恋の病と呼ばれるように
一種の病気のようなものだ。
それが不倫や浮気になると
相手からの愛情のオキシトシンと
いけないことをしているアドレナリンの
幸福の相乗効果で余計に多幸感を得るのだろう。
ネットフリックスで3人の家族が旦那の浮気によって離婚の危機?になるドラマが流行っているらしい。
少し見てみたが、
浮気をした夫たちは、揃いも揃って
意図も簡単に、隣の青い芝生に飛び込んでしまう…
その気持ちはわかる。
恋愛は初期が一番楽しい。
そしてドキドキする。毎日がキラキラ輝きだすだろう。
だが、時間の経過とともにその幸福曲線は右肩下がりになっていく。
それはどんな男女でも9割9分そうだ。
付き合い、結婚し、
自分の名前のついた女は
女性から母になり、終いには空気のような存在になる。
空気に日々感謝しながら過ごしている人は少ないだろう。
無くなればつらく、苦しいのに、
そこにあること自体当たり前すぎて
忘れ去られてしまう。
よく若い時に苦労をともにした女性を捨て?
卒業して?
スペックの高い、成功してから出会った女性に
乗り換える男性がいる。
しかし、断じてそれはオススメしない。
自分が稼いでいる時、輝いている時には
誰といても楽しいし、
誰もがあなたに寄ってくるだろう。
結婚は、未婚者が想像する以上に
生臭く、退屈だ。
つらい時に、自分が貧しい時に、
もし自分が病気になって働けなくなっても
一緒にいたいのか、
相手はそんな時も一緒にいてくれるのか、
恐らく、その境界線を越えられる人と一緒になるほうが
あなたのためだろう。
あなたが今吸っている甘い蜜は、
いつしか耐性が付き、甘く感じなくなるだろう。
その時、あなたはより甘い蜜を探すのか、
もしくは甘くなくなってもずっと吸えるか。
灯台下暗し、あなたのそばには誰がいますか。
その人を大事にしてあげてほしい。
私もそうしたいと思う。