X-day
その準備は、着々と。
始まりがあれば、終わりがある。
次の一歩に踏み出すためには、とても大切なことだ。
次の一歩に進むことは、安堵している。
けれど、同時にここから更に大変なことが訪れるということでもある。
それでも、仕事は淡々とこなせばいい。
わたしが先輩や上司から嫌われようとも、偉そうな同僚が気に入られようとも、わたしはわたしというスタンスを崩さないこと。
それだけが、仕事で気をつけていればいい。
仕事をすることは、友達作りや彼氏探しの場ではない。
わたしが生活する為に必要なお金を生み出すために、仕事をする。
好きなものを買いたい、美味しい物を食べたいが為に、仕事をする。
仕事をすることは、その分の対価をいただくということだから。
もう1つ、終わりを迎えるということは、あることにケリをつけるということ。
わたしがハッキリ言うかどうかは分からないし、言うとしてももう少し先の話にはなるだろう。
相手の言い訳、言い分は聞いておいた方がいいと思うし。
(相手が面倒くさがって逃げるのなら、それまでの人だけれど。)
そこに至る前に、まずはやっておきたいこともある。
それを終わらせてから、本題を話す時は来るだろう。
やっておきたいことは、近々やってくる可能性が高まった。
ならば、そのX-dayがいつになっても言いようにしておこう。
準備はある程度できているけれど。
できる準備は、さっさと終わらせたい。
仕事が忙しくなったら、そこに手を回せないから。
…やっぱり、色んなことが立て込んでしまう性質を持っているのかしら、わたしは。
もう、逃げない。
わたしには、仕事があるから。
トラウマを与えた人にも対峙する。
X-dayの為に、心の整理をしよう。
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