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【音楽】ここ1年くらいのお気に入りアルバム紹介③【レビュー】

とてもしばらくぶりの更新です。

書きたいことは沢山あったのですが、ちょっと手つかずでおりまして、ようやく、この「ここ1年くらいのお気に入りアルバム紹介」の3回目を皮切りに、少し頻度を戻して書いていけたらと思っています。

前回から時期も経ってしまって、その間にお気に入りアルバムも多少増えてしまいましたが、一旦はこの記事で、アルバム紹介は一区切りになると思います。

前回の記事はこちら↓

では、アルバム紹介です。

Madeon - Good Faith

まだ10代の頃に、有名曲をこれでもかと刻んで詰め込んだマッシュアップ曲で注目され、抜群のメロディーセンスをもって良曲を作っていた、エレクトロ系のアーティストです。かなり長い期間沈黙していたのですが、2019年に待望のアルバムとして出した一枚をご紹介します。いわゆるEDMよりも少しスローテンポな楽曲主体で、キャッチャーで爽やかな風が抜けていくような曲や、どこか切なく気持ちいい曲が沢山詰まっています。彼の持ち味のメロディーは健在どころか、年齢と比例して研ぎ澄まされた印象があります。個人的には、ちょうど今頃から、夏の終わりあたりにぴったりなアルバムかなと思っています。依然、外出には注意が必要な状況ですが、せめて車で海まで行って、夕焼けを見ながらの帰りの道に合わせたいような一枚です。


Tinashe - Songs for You

僕の大好きなR&B系アーティストのTinasheが、2019年に出したアルバムです。国内では比較的認知度は少ないかもしれませんが、めちゃくちゃセクシー(たまにすごいエロい)でカッコいい女性。見た目は、個人的にトップ3に入るくらい好きな美貌の持ち主で、それだけでもオススメなんですが、楽曲・歌唱・ダンスまで兼ね揃えています。一見ポップアイコン的な印象も受けますが、楽曲は結構ストイックな印象で、ダークでディープな曲調が多く、すんなりと入り込めない方もいるかもしれません。逆にこういったスタイルが、媚びない彼女なりの姿勢を感じれる部分で、個人的には、あまり重なるタイプのアーティストがいないと感じています。このアルバムは、特に全体のバランスが素晴らしく、甘めからダークなものまで味わえる、とても満足感の高い一枚です。デビュー前から自身で楽曲制作もしており、売れた今でも、曲へのこだわりは妥協していないように思えます。MVもとてもカッコいいものが多く、見せ方にもかなり気を配りながら、徹底して自分の表現というものを貫いていると感じます。その他には、instagramでは彼女のキュートな一面も見れたりして、とにかくトータルで大好きです笑


EVISBEATS - PEOPLE

日本のトラックメイカーのEVISBEATS。知ったきっかけはラッパーの「田我流」をfeat.した楽曲だったと思います。前回もちょっと紹介した「ローファイHipHop」な曲主体の印象の方です。このアルバムは、全体通して良い意味での「脱力感」がずば抜けていて、「あーなんかとにかく気持ちいい」と感じてしまいます。個人的には、5曲目の「Taru Wo Shiru feat. Blumio」のリリックが、コミカルに韻を踏みつつ、現代の一つの核心をグサッとついていたりして、ゆるい曲とリリック合わせて楽しめるオススメな曲です。暑い日にクーラー強めで、ソファーでうたた寝するようなシーンに合うんじゃないかな。


HOMESHAKE - Helium Remixes

たしか、何かの音楽メディアでオススメされていたリミックスアルバム。情報は全くもっておらず、アーティストも原曲も知りません笑。全体的に統一感がありつつも、ハウス系だったり、スローなエレクトロ、ヒップホップ寄りのビートなど、リミックスごとに特徴が出ていて飽きずにさっと聴けます。何も分かっていないのに、とても聴き心地が良いので何回も聴いていました。それがテーマなのか不明ですが、水と清涼感を感じる音使いが各曲に出ていて、今の暑い時期にオススメです。


Mura Masa - R.Y.C

これまでの印象としては、特徴的なサンプリングやどことなくオリエンタルな曲調が印象強く、ヒップホップ系のビート主体だったアーティストだと思っていたのですが、2020年に出たこのアルバムは全く違いました。「え、このムラマサって、同名の別アーティスト!?」と思ってしまったほどの変異。ジャンルで言うと、(未だによく分からないですが)オルタナティブっていうのかな、これまでには無かったギターサウンドや、ビートというよりはドラムセットの音といった、いわゆるバンドサウンドな一枚です。当初は、期待と違っていたので首を傾げていたのですが、「これはこれでなかなか良いな」と徐々にハマってしまいました。アップテンポな曲も多く、案外誰でもとっつきやすいアルバムじゃないでしょうか。さらっとBGMとして流すにも使えるアルバムだと思います。


Childish Gambino - 3.15.20

もはや僕が今更オススメするのも必要ないかもしれませんが、Childish Gambinoが突如放った衝撃的なアルバムです。楽曲名も、ほとんどがただのアルバム上の経過時間の数字といった形で、果たしてどういった考えがこのアルバムにあるのかは僕には分かりません。ただ全楽曲が繋がっているように流れていて、何かしら構成があるのだろうと思います。終わりまで聴き通して、とにかくヤバいなと感じました。稚拙ですが、一種の天才が成せる業といったところでしょうか。個人的には、一時期のカニエウェストを彷彿とさせる印象を受けました。以上、それだけです笑。


Dua Lipa - Future Nostalgia

どんどん存在感が増している「Dua Lipa」による、2020年の新アルバム。これぞポップアルバムといった、現在の音を詰め込んだ一枚だと思っています。多くの曲が、一部で再ブームになっている「ディスコ」を土台に感じさせる曲調でいながら、それぞれの曲がしっかり際立っていて、捨て曲無し。2020年の中でも特にオススメなアルバムです。これまでは個人的に「数曲はなかなか良いのあるんだけど、ちょっとな…」と彼女に感じていたのですが、今回のアルバムは彼女と楽曲の相性がとても良く、グッと印象が強まりました。少し低めでハスキーな歌声がとても映えていて、彼女の一つの方向性が、このアルバムで示されたんじゃないでしょうか。


いかがでしたでしょうか?

大体ここ一年あたりでの個人的なオススメアルバムを、3度にわたってまとめてみました。

もちろん他にも聴いていたアルバムも沢山あって、それぞれに良さがあるので、もっと紹介もできるんですが、

あまり情報が増えても面白くないのと、多少ジャンルや曲調にバラつきを出しながら紹介したかったので、ひとまずこの記事で、アルバム紹介は終了です。

ただ単純に書き連ねてみたかった、というのが動機ではありますが、

紹介したものをきっかけに、読まれた方がご自身の音楽の世界を広げていただけたとしたら、それはとても嬉しいことなので、そういった方はぜひお気軽にコメントなどくださればと思います。趣味で書いているとはいえ反応があることはとても励みになり、楽しくもなるので。

アルバム紹介は一旦終了ですが、楽曲単位でも、お気に入りはめちゃくちゃあるので、別の形の紹介は、そのうちまたするかもしれません。

ひとまず、一昨年くらいから急にハマりだした「K-POP」のオススメ曲をどこかでまとめてみたいなと思っています笑。

それでは今回はこの辺で。

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