2023年 | 活動報告
こんにちは、maniのデザイナー(K/A)です。
2023年も残すことあと少しということで、
今回は1年の活動報告をしていきます。
2023年について
■過去最多イベント出展
今年は、とにかくイベントに出て、実際に人の目に触れられる機会を増やす1年にしよう!をテーマにイベントに積極的に参加するスタイルで活動をしていました。多いときは、1ヶ月3回もイベントに出ていたので、稼働が多く、平日は受託のお仕事をしたり、イベントの準備をしたり、土日はイベントに出て接客をしたりと文字通り、「足で稼ぐ」「身体が資本」の命を削った行動をしていました。
正直しんどい場面もありましたが、ここで、やらなきゃ!という謎の使命感と焦りで、場数を増やしていました。
コロナ禍では、イベント自体が縮小していって、実物を見てもらえる機会が減り、人と触れ合えない、とても寂しい、辛い時期を体験しました・・・
今年は、イベントに参加できる!こんなにも機会がある!
という喜びで、たくさん参加をした経緯があります。
■できること、できないこと、やるべきこと。
イベントについては総じて、作家さんや主催者さんにお話を伺っても、
「人が戻ってきた!」「想像以上の来場でした!」という嬉しい反応を聞けて、
活気が戻ってきたー!という、良い印象でした。
しかし、私たちのイベント対策が甘く、商品在庫管理がうまくいかず、イベント中に、サイズや色を欠品させてしまったり、目の前にいる、商品を求めてくれるお客様に残念な思いをさせてしまったことが多かったのが、反省点です。
私たちは、2人でせっせと企画、生産、販売までやっている現状で、技術面で、工場さんや協力してくれるお針子さんなどにも手伝っていただいてはいますが、生産は手作業、小ロットでまわしているので、常時たくさん在庫を抱えられないのが問題点としてあります。
応援していただいている方々のためにも、誠実でよいものづくりをしたい。
その気持ちは変わらないのですが、2人でできること、できないことを棚卸しして対応しなきゃならないな。と痛感した1年でした。
■ 健全な「ものづくり」とは?
今年は5年ぶりに台湾へ行くことができ、イベント出展できたので、台湾の方々と交流したり、新たな作家さんを知ることができたり、本当に実りの多いことだったのですが、大きいイベントに参加するほど、体にも負担がかかることを忘れていました。心は乗り気でも、体は正直というもので、染色職人のIshidaがヘルニアを発症して、大事な腰を痛めてしまいました。普段の仕事で身体を使うのに、イベントでも動き回っていたので、知らずに酷使してしまっていたんだと思います。
私は以前、企業デザイナーとして勤めていたときに、自分の気持ちや身体を顧みず、働いていたブラックな経歴があります。自分のやりたいことや物を作れず、利益と上司の顔色を伺い、自分を押し殺していました。
その時は「ものづくりは、とても辛い事」として捉えていました。
そんな考えを変えるために、この「mani」の活動を始めたので、健全なものづくりを続けていける環境を整えるべきだと感じています。
来年は、イベントでお会いできる機会は減ってしまうかと思いますが、
その分よい環境で、ものづくりをするために、検討中です。
個人的に私は別にイラストを描いてグッズ販売もしているので、来年はそちらを
主軸にして、maniの活動は厳選しながら、ゆっくりやる予定です。
何の活動にせよ、根っこにある理念は「本当に欲しいものを作る」なので、そのことを伝えられるような、販売イベントではできないような作品を作ったり、世界観のある個展をしてみたいな〜とも妄想しています。
今年も活動を続けてこれたのは、支えてくださる皆様のおかげです。
maniの活動を知ってくれて、応援いただきありがとうございます。
来年もどうぞよろしくお願いいたします!
(K/A)
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