チサト

大学生の考えたことや、経験したこと

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最近の記事

地球に滞在しています

東京タワーの高さは333メートル。私の地元は東京タワーの上に存在している。 東京タワーから落ちて、ここに引っ越してきた。地元に帰るときは、いくつもの山を越えて辿り着く。 私たちは違う場所で生まれ、違う環境で育ち、宇宙人と出会う。 同じ”人間”という部類だけれど、こんなにも様々な性格や価値観の違う人がいて、色んな人生を歩んでいるのだと感じた。人間と一括りにするには、あまりにも勿体なさすぎる。だから私は宇宙人と呼ぶ。 ねえ宇宙人、どうしてこんなに違うのに、どうしてこんなに

    • 早く死にたいと思うこと

      人生のゴールとはどこなのだろう。 生きることに特に執着していない。自ら命を殺めようとか、殺されたいとかは思わないけれど、あと10年くらい生きればいいと思う。 やることやって、やりたいことやって自然と眠りつく。10年はあっという間か。 海外よりもガンガン働き、家族よりも社会のために貢献し、なおかつ長寿大国ってどういうことだよ日本。(勝手なイメージです) 長生きしたいなんて思うのか?早く死にたいと思うことは悪いことではないと思う。辛くて、それでも頑張って鬱になる人は私の周

      • 私らしくいられないのなら、やめてしまえ

        もうすぐ10代が終わろうとしている。あっという間に20年経ってしまった。大人なんかになりたくない。 大学に入って、なんだか学びたいことと違くて、それでも求められることは自分の能力以上のことでキャパシティオーバーになった。 出来ない人はいらないようにも感じた。つめたい。 私は今までどうやって生きていたのだろう。一人暮らしの部屋には今までの私を見つけ出すことは出来ない。好きな漫画もゲームも置いてきてしまった。 もうダメなのかな、そう思ったら怖くなった。なんのために生きてる

        • 頭の中の白紙

          1年と数ヶ月前、私は制服に身を包み、満遍なく勉強していた。 大学は違う。それが今の私には重い荷物となっている。 『バック・トゥ・ザ・フューチャー』のように一度だけも過去に遡れるとしたら、間違いなく私は高3の自分に、この大学は私の勉強したいこととずれてると思うよ、それでも行く覚悟はある?と聞いて去るだろう。未来の後悔している自分だとは口が裂けても言えない。 私立文系女子、数Ⅱまでしか勉強していません。高3の模試も数学は受けず、受験欄に数学を使う大学は選ばなかった。けれど理

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          非日常のススメ

          東京に引っ越してから私は映画好きになった。おそらく月に4回以上は行ってるような気がする。 東京って便利だ。大学生って自由だ。地元にいるときは、どこに行くにしても車が必要だし、映画は誰かと時間を過ごすための手段だった。 もともと私はアクション映画が好きだった。大学で初めてデートした相手も映画が好きで、真似してひとりでも観に行くようになった。 初めてのデートでバイオハザードを選んだことは今も少しだけ後悔している。 6月に勧めたい映画『恋は雨上がりのように』はとても良かった

          非日常のススメ

          たまにはひとりにさせてよ

          雨が降った日にナンパされた。 ナンパに天気なんか関係ないだろうけど。1着しかないスーツを濡らさないでほしい。 いつも大学でつるんでる友達、よく電話かけてくる人、心配してくれている親、見ず知らずの人 たまにはひとりにしてよ。何してたって、学校をたまに休んだって、いつもより化粧が濃くたって、あなたに関係あるんですか。ありますね。 心配してくれてありがとう、興味もってくれてありがとう。でも雨が降った日くらい私のこと忘れてください。 都会は誰が何をしていようと気にしないよっ

          たまにはひとりにさせてよ

          どれが正解ですか

          あなたの正解はどれですか。 最近、私と彼の間では色々なことが目まぐるしく起こっていた。過去形にしてもう終わりにしたい。 私の気持ちの変化によく気づく人だった。彼は私が沈んでるときや、何気ないときでも言う言葉がある。 何かあったら言ってね、連絡して どうしていつも隠すの、と言われるけど、それは相手に迷惑をかけたくなかったり、心配事を増やしたくなかったりするからだ。 その言葉は私の正解ではない。 何かあったらいつでも聞くよ。そばにいることしか出来ないかもだけど この

          どれが正解ですか

          最高にクレイジーな夜

          大学2年生で初めてアフターピルを飲んだ。 相手はとても不安そうな顔をしていた。いつもキマってる髪型も無造作だった。きっと眠れなかったんだろうなぁ。 こんな顔を見るくらいなら子宮を取りたいなと思った。 不安がなかったと言えば嘘になるけど、ピルを処方してもらうまでの夜は簿記の勉強をして午前2時前には寝た。 次の日、顔にはニキビが2つできていて、最近メイクしたまま眠りにつくからか、とどこか冷静だった。 今日の仕事は婦人科に行って、5800円のアフターピルをもらうことだ。な

          最高にクレイジーな夜