血ってなんだ？②#0011

前回「血」の働きについて、お話してみました。
今日は、「血虚」についてです。

①「血虚」とは？

「血」が不足している状態を「血虚（けっきょ）」といいます。
血が不足していると。。。

□顔色が青白い
□肌が乾燥している
□めまい・立ちくらみがする
□髪のパサつき
□爪がもろく、割れやすくなる
□目がかすむ・乾燥する
□月経量が少ない
□月経が遅れる
□眠りが浅い
□疲れやすい

このような症状が起こります。

②おすすめ食材は！

豚肉・青魚・レバーなどの、肉・魚類。

胃腸が弱く、肉・魚類がうけつけづらい人は
たまご（１コといわず量を増やしてみる。最近品薄ですが。。）
ニンジン・ほうれん草

黒キクラゲ・黒豆・黒ゴマ・まいたけ

ブドウ・さくらんぼ・いちご・なつめ・クコの実

こういった「黒や赤の食べ物」は血をふやしたり、潤いを補ったりする働きがあります。

③少しひかえてみよう！

血は脾胃（胃腸など）でつくられるので、冷たい物や油っこいもののとりすぎは、血の生成をさまたげます。
目を酷使したり、夜更かしをすると、血の不足につながります。
過酷なダイエットや偏食は、気も不足して、血をつくることができなくなります。

中医学をいろいろ知っても、いつも「脾胃にやさしい食事」「早寝」という、原点に舞い戻るのです。

「血」は寝ている間につくられます！
１０分でも「早寝」しましょう。
アンチエイジングの近道です♪