Chapter５：あなたの中心をリニューアル

◯　不変であって、普遍の「真理」◯

自然界には、絶対に逆らえない法則が存在しています。

それは例えば、『重力の法則』のようなものですね。

ぼくたち人間だけではなく動物も植物も、すべてはこの法則を無視することはできません。

それと同じようにぼくたち人間社会にも人種を超えて、国境を超えて【普遍であり】

時間を超えて、空間を超えて【不変である】

そんな異論をはさむ余地のない、絶対的な法則が存在しています。

その絶対的な法則のことを【原則】といいます。

そんな【原則】は実は、

◯　人間としての条件
◯　良心
◯　自覚の一部として、

すでにぼくたち人間に「組み込まれています」

そして、ぼくたち人間の「基本の真理」として常に自分を生きる羅針盤として機能してくれています。

だからこそ、例え信仰するものが違っていても、生まれた国が違ったとしても、教えられた文化が違っていても、すべての人の内面に「必ず存在するもの」になります。

ただし、これらの【原則に対する忠実さ】の度合いは、その人それぞれになります。

忠実さが低かったり、また何かにとらわれている状態だと、例えば【原則】が見えなかったり、感じ取れないこともあります。

だけど、そんな人の中にでも必ず、【原則】は潜んでいるものになります。