退社後のマタニティライフ♪

わたしが子どもを授かって 
幸せしかないと思っていた矢先…
つわりがやってきました

それはわたしにとって
身体の中で起こる 天変地異
今までできていたことが
当たり前には出来なくなり
毎日意識を起こすのに精一杯

いつも大地は揺れていて
意識は 遥か遠くに引っ張られる

考えた末 わたしは
アパレルの会社の店舗運営を手放します

退社を決意し
様々なものや人と 別れを告げて
マタニティライフに突入しました

…別れは胸がいっぱいでした
退社後しばらくのあいだ
時計を見ては
「今頃閉店しているな」
と思ったり

時にそろそろイベントだな
と思い「~は準備した?」
と元部下へ連絡したら
「…あ!忘れてました!
危なかった…!」というやりとりであったり

何となく気になって連絡したら
ちょうど仕事のことで悩んで
号泣していたと言われたり…

わたしのこころは退社後も
お店のみんなと一緒にいました✨


そして…
そんな風に気にかけながらも
わたしは正直 安堵していました

もう これで仕事のことばかり
考え方なくて済む
これからは時間もあるし
色々な事を考えていいんだ

もう 一人で「リーダー」として
走り続けなくていいんだ

こんな風に思いました

退社してすぐは まず土日祝日の
世の中が繁忙期となるタイミングに
「自分が客側でいる違和感」
を感じました

そう 
いつも提供する側だったから
わたしがお客様になるときは
いつも平日か深夜でした

そのため
人々が一斉にうごめくテーマパークや
行列を見ると
その膨大な人の量感に圧倒され…

なんか 
人々が塊のように思えて
不思議な感じがしました

「こんなに人って一斉に動くんだな…」
…そんなことの一つ一つが
新鮮に感じました✨

そしてだんだんと
つわりも落ち着き
自分の意識を取り戻していきました

意識を取り戻していくと
どんどん先のことを考えるようになりました

出産の準備
子育ての準備
何をしておいたらいいのかな?

どんどん本やネットで調べたり
友達から情報を取り…
それはわたしが
仕事の変わりに夢中になる案件でした

わたしは
そういった情報収集についても
真剣に取り組んでいました

リラックスした
「お母さんになる準備」というよりは
「情報をかき集める職員」って感じ(^-^;
…そう!仕事モードでした

それは今のわたしから観察すると
「仕事」が「子育て」
に移行したに過ぎないとわかります

わたしの当時のパラダイム
「何か一つしか入らない」
「答えは一つ」

…「仕事 家庭 個人の
三位一体のバランスがあり
人生に甲斐を持ち 生きる」

という素晴らしさを感じている今からすると
やっぱり個人時間の不足を感じます


人は出来たパターンを
繰り返し やりたがります
何か採用しやすい回路があれば
それにどんどん当てはめていく

つまり人は多少の環境は変わっても
脳の使い方 よくやってたパターンは
そのまま採用します

だからそのパターンから抜けるには
リセットする新たなルーティーンが必要なのです

これがわたしが提唱している
「ゼロ時間をつくり
生活をシフトする」
に繋がります

わたしで言えば…

今まで貪欲に店舗で成果を求めていた自分
そしてそこで感じる孤独
これでいいのかという疑問
そういったものを 抱えていました

そしてわたしは仕事だけではない
「甲斐」を求めていた

わたしは自分自身が
自分という素材を使って
何かを成し遂げることはできないのか?

そのために自分の時間を使って
自分自身に向き合い
何かに取り組むことはできないのか?

当時本当に
知りたかったのは そこでした

でも 「知りたいことが何なのか」の
理解もしていません

わたしは「仕事」を終えたけれど
そのルーティーンは色濃く残り
そこに「子育て」をはめ込み始めていました


…今 わたしが彼女にコーチングするなら?

まず ルーティーンの変更 つまり
朝行動する前の
自分だけのゼロ時間を設定してもらい
毎日決めた時間に起床し

「仕事モードから
一旦リセットをかけてみる」
提案をします

ゼロ時間を作り
その時間でセッションをし
日々どういうことに甲斐を持つのが
喜びなのか 改めて出してみて
生きる中での願望 目的 目標
ビジョンを発見してもらいます

そうして自分軸で生きる内容を見つけ
実行しながら 
子どもをお迎えする

そういった流れを作るでしょう

しかし当時のわたしは
自分の意識がどこにあるのかも
…もちろん気付かずにいます



そして 次にわたしを襲ったのは
「出産の恐怖」でした

…続きます…!✨


幼児のころの娘のイラスト

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