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  • ヘアカットストーリー

    女性の断髪をテーマに小説を書いています。断髪する側、される側の心理描写を描いていけたらと思います。こういった嗜好にご興味のある方は、ぜひご覧下さい。特殊な性癖、嗜好なので、そうでない方はどうかご覧にはならないで下さい<(_ _)>

最近の記事

『伝説の剣道部 前編』を投稿しました

 いつもご覧いただきありがとうございます。  今月の作品は、読者様からのリクエストを参考に書きました。甘い自分を変えるためにした主人公の行動が、剣道部全体に波紋を広げていく内容です。どうぞお楽しみ下さい。

    •      『伝説の剣道部 前編』 

      〈登場人物〉 主人公:斎藤千里  同期のライバル:坂本美枝  監督:菊池芳江  主将:竹下雅代  副主将:大里由香    中学生剣士にとって最高の舞台、中学総体個人戦の決勝戦。私の相手は県下に名が知れた強豪、坂本美枝。何度も苦杯を舐めさせられた相手だ。  試合は壮絶なものとなった。互いに打ち合うが決着はつかず延長戦へ。そこでも打ち合い、僅かな差で私の面が勝った。拍手が鳴り止まず、「大会史上最高の名勝負」と言われた-。  今まで厳しい練習に耐えてきた。もう剣道は程々にしよう

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      • 『お嬢様学校の厳罰』を公開しました

         いつもご覧いただきありがとうございます。  今月の新作は、学校での規則による断髪をテーマにしました。女子生徒にとって、髪を切られること以上の罰はないように思われます。その辛さ、後悔、気持ちの変化を表現しました。  どうぞご覧ください。

        • 『お嬢様学校の厳罰』

           私の通う学校は中高一貫校。偏差値が高く、4年生から塾通いを始めた。友達からの遊びの誘いも時々断り、猛勉強の末何とか合格した。  勉強も大変だが、礼儀作法や立ち居振る舞いにも厳しい。だが、ここを出ると系列の女子大にほぼ無条件で入ることが出来る上、一流企業にも就職しやすい。一流の教養や品格を身に着けていると信頼があるからだ。  校則も厳しかった。言葉遣いは細かく定められているし、外出時は制服着用。寮の門限は18時。その他さまざまな校則があり、日々窮屈な思いをしていた。  

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        『伝説の剣道部 前編』を投稿しました

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          『アタマジラミ撲滅 後編』を公開しました

           いつもご覧いただきありがとうございます。  今月の新作は、昨年10月に投稿した作品の後編です。今回は、先生の視点に立ち、また生徒に寄り添いたい気持ちを断髪という形で表現してみました。  どうぞご覧下さい。

          『アタマジラミ撲滅 後編』を公開しました

          『アタマジラミ撲滅 後編』

           橘由香里、26歳。教師生活4年目  新任校で3年勤め、初めての異動になった。異動先は、前年にアタマジラミのため、男女とも丸坊主にしたことで有名だった。女の子まで髪を切ったことに、大きな驚きがあった。  もし私の学校でそんなことが起きたら、どうするのだろう。女子生徒達に何と言って説得すればいいのだろう。女の子が丸坊主なんて、どうやって説得したのだろう。  私がもしその立場だったら…丸坊主にするとなったら…ゾッとした。長い髪をバッサリ切られ、バリカンで刈り上げられるなんて

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          『アタマジラミ撲滅 後編』

          『旅立ち』『旅立ち 外伝』を投稿しました

           明けましておめでとうございます。本年もどうぞよろしくお願い致します。  今年初の作品は、退職を機に自分を見つめ直した女性が、髪を剃って旅に出るお話です。  また、お正月ということもあり、外伝を無料公開しています。どうぞこちらもご覧ください。  皆様にとって良き一年でありますように。

          『旅立ち』『旅立ち 外伝』を投稿しました

          『旅立ち 外伝』

           私は就職に失敗し、途方に暮れていた。何十社も受けては落ち、その度に自分を否定されたような気がした。周りの友達が次々に決まっていくのに、私だけ決まっていなかった。  親に相談すると、「人生長い。焦って変な会社に就職するよりも、好きな事でもして自分を見つめ直してはどうか」と言われた。  自分を見つめ直すには旅がいい。それも海外に行ってみよう。そう思ってタイに渡航した。  タイは仏教国だけあって、お坊さんがあちこちにいた。皆柔和な表情をしていた。中には尼さんもいた。髪を剃っ

          『旅立ち 外伝』

          『旅立ち』

           新卒で勤め始めて10年。そろそろ潮時だと思った。会社の業績は低迷し、身売りの噂もまことしやかに囁かれている。社内の雰囲気もギスギスしており、以前のようには仕事が楽しくないと思う日々だった。  私は見切りをつけて辞めた。ここに居ても自分が駄目になるのが目に見えている。今なら退職金も多く出るというのと、走り続けてきたからここらで小休止してみたかった。  退職金に加えて今までの貯えが十分にあったため、すぐに次を探すことはせず、一年ぐらいは好きなアジアをブラブラしてみることにし

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          『旅立ち』

          『今年の御礼』

           いつもご覧いただきありがとうございます。  今年の活動記録が届きました。ご覧いただいた回数が、昨年より6,000回も多い57,000回…なんと言ったらいいのか分からないぐらい、驚いています。  ネタ切れの恐怖と闘いながら、どうにか月1回の新作公開を続けて来られたのは、ひとえに応援して下さる皆様のおかげです。この場を借りて、厚く御礼申し上げます。  来年も毎月1日の公開を目指していきます。今後とも、どうぞよろしくお願い致します。                    

          『今年の御礼』

          『髪フェチカップル』を投稿しました

           いつもご覧いただきありがとうございます。  今月の新作は、中学生の時にバリカンを体験し、その良さにハマったた女の子の物語です。  同じ趣味の彼氏が出来ますが、最後は彼女の予想とは違う展開となります。どうぞお読み下さい。

          『髪フェチカップル』を投稿しました

          『髪フェチカップル』

           あれは中学校に入学する時のことだった。上の代の人たちの素行が悪く、かなり荒れていた。それもあり校則が一気に厳しくなった。  部活は強制になり、外出時は制服着用などが新たに定められた。しかし最もショックだったのが髪型だ。  それまでは『男子は長すぎないように・女子は肩を超えたら結ぶ』だったのが、『男子は坊主・女子はおかっぱ』となった。反発はあったようだが、地域住民からはむしろ歓迎された。それほどまでに中学生が悪さをしているからだった。  これを聞いて私立に行きたくなった

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          『髪フェチカップル』

          『レディースの抗争』を投稿しました

           いつもご覧いただきありがとうございます。  今月の新作は、今までに書いたことのない分野です。喧嘩相手の髪を刈る理不尽な主人公ですが、やがて手痛いしっぺ返しを食らうといった内容です。どうぞご覧ください。

          『レディースの抗争』を投稿しました

          『レディースの抗争』

           泣く子も黙る「闇連合」は、地域で恐れられたレディースのチームだ。  ヘッドの沙耶はタイマンで負けたことがない。小さな頃から空手を仕込まれており、重い突き、鋭い蹴りでどんな相手も負かしてきた。  また、沙耶は仲間想いで情にも厚く、チーム内で困った子がいたら全力で助けていた。沙耶のケンカの強さや人柄に惹かれて、自然と仲間か集まってきた。  沙耶には一つだけ、周りが愁眉をひそめる性癖があった。それはタイマンで負かした相手の髪を、丸坊主にしてしまうことだった-。  沙耶がま

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          『レディースの抗争』

          『アタマジラミ撲滅 前編』を公開しました

           いつもご覧いただきありがとうございます。  今月の作品は、中学校を舞台にした強制断髪物です。同じクラスの男子にほのかな恋心を抱く聖子ちゃんが、理不尽に髪を切られますが、最後はハッピーエンドを迎えます。  主人公以外の登場人物の心模様も描いてみました。どうぞお読み下さい。

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          『アタマジラミ撲滅 前編』

           時は戦後の昭和。舞台は九州のとある田舎町。医療が未発達な時代-。  中学2年生の聖子は、学生生活を謳歌していた。友達とは仲良く過ごし、郷土部では好きな歴史を研究していた。その中学生活がある日暗転する。  中学校にアタマジラミが大流行した。これといった薬もなく、ただ頭に付いたシラミを見つけては駆除するしかなかった。それでもシラミの繁殖能力には遠く及ばず、男女とも髪の毛に付いたシラミを駆除するのに労力を奪われていた。  ある土曜日の全校集会で、校長先生からとんでもないこと

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          『アタマジラミ撲滅 前編』