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ひとは何が、何を知りたいか

racoco

軽いジョークでも、受取り方、いろいろ

日々ニュースに一喜一憂するのが社会ですが、その「報道」とは昔だったら一定の規範もしくは倫理という不文律がありましたが、いまは、ご存じのようにSNS全盛の風潮の中にあって、ほぼ自由に発言できます。といってもある程度の縛りはあります。
また、社会から逸脱しない倫理観からみて、投稿掲載不可、という制裁も有り得るでしよう。

そんな中での今朝のニュースですが、三瓶博幸容疑者が殺人容疑で逮捕された、というニュースがありました。被害者新野りなさんとはSNSで知り合ったと報道されていました。(詳細はニュース記事にて)

昨今のニュースでは、そのSNS経由犯罪が頻発しているようですが、小学生さえもスマホをやっているので、時の流れとして許容範囲内の事実なのでしょう。

ま、そうした社会的ニュース(既存報道メディア)と自分が書くネット上のSNS発信記事が、どのように違うのか、と問い詰めたら、答えがないような気がします。
もちろん、一定の発信内容というのは、提供サイトの「規定」で制限されているので、上記のような事件にはならないでしょう。(としても猟奇趣味を煽るような記事もある)。

また、記事内容についても是と非があって、昨日の政治記事については、ほとんど閲覧がないという制限もある。

だから当たり障りのない対象とか人物を探せば、そのキャラクターによって雰囲気が一変するというのはあるでしょう。例えばこんな記事・・・、

「芦田愛菜」、18歳を前にした変化 「学校の行事で、べニア板に自分たちで装飾することがあって、それを友達と放課後学校に残って一緒にやったり、“あ、ちょっと付いちゃった”みたいなことを言いながら作業したりしている時間は青春だなあと思います」(スポニチアネックス )

それを読んで誰だって嫌気はしない。清涼飲料水のように爽やかな感覚を抱くでしょう。

近所の40代主婦は「白いシャツにスラックス姿で自転車通勤しており、爽やかな青年だった」と語り、突然の逮捕に驚いた様子だった。

という一節は、その犯人像の一断片ですが、容姿すがただけで人間は判断できないということを物語っていました。

それとこれを同時に語るのは無理がある、との意見も出そうですが、そのSNS発信の動機というか、まったく個人であっても世間に与える影響(芸能人、著名人)の場合を考えたら、おのずと内容も違ったものになるでしょう。


監禁の男スマホに遺体女性の手錠拘束画像 撮影目的で知り合う?
産経ニュース / 2022年6月20日 22時49分


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「AIは最適な恋人を探せるか」マイケル・サンデル

マイケル・サンデル白熱教室
久々の講義風景だった。といっても屋外アウトドアのギリシア「アムピアラ・オス神殿」での講義だった。

生徒は、その道の専門家であり教えを乞うより、マイケル・サンデル教授と一緒にテーマを推察する、といったコンセプトのようだ。

学問の徒ハーバードをイメージしたソクラテス、プラトン、アリストテレスらの古巣に還った、というイメージを再現したかったのだろう。

その画像をコピーしようとしたら禁止になっていたので、画像検索したが、それらしいものがない。間に合わせに添付の画像を張ったが、それも怪しい。だとしてもギリシア遺跡紀元前500年~であるから、2500年前のエンタシスが、そっくりそのまま現存するのも疑心暗鬼だし、やたらと多い遺跡のなか、それを特定するのも難しい。

しかし、その「ギリシアセット」は見事な「アムピアラ・オス神殿」であり、そこであのアリストテレスが語った、とおもうと感慨深い。

でも待てよと一歩踏みとどまる。あまりにもよく出来た「神殿」が正真正銘のそれであると誰が担保するのか。ましてやテレビ画像(ネット動画あり)であり、「雰囲気」セットを作るのが得意な映像家が、適当な野外舞台を探して、そこでスタジオセットを組んだとしても、一向にかまわないし、そもそもロケーションを問題としていないのだから、さもそれらしい「学問の徒」神殿を再現して、見ている方はハーバードの超一流の講義が聴けるし、その教室が「ギリシア神殿」とくれば、すっかり脳はアカデミズムに酔いしれ、まったく理解しない難しいAI講義を、判ったような顔をして、俺は私は、マイケルの講義を訊けるほど「意識高い系」に属している人間だと、意気揚々としていて、おまけにそこいらに転がっている石につまずいて、転んでみせたりして、「おおこれがアリストテレスの石だ」、なんて東洋の日本人がやりそうなことである。

それで内容はというとAIが人間とどう向き合うか、という設定だった。
それより将棋ロボット「PONANZA」「ボナンザ」が日本ではプロ棋士を負かして話題をさらっている、ということがそこでは一言も語られていない。おそらのそのニュースはアメリカまた海外には届いていないと推察できた。

そんな細かい部分の一片を記憶しておいて、番組をすすめて見ていると、「AI」の使い方に話しが進んでいた。諸々の比喩的使い方はあるが、総評てきに民主主義的また最大公約数的選択として、一人を犠牲にして99人を救うというマイケル・サンデル教授の一貫した説得性だった。(勝者の論理)

そこで私が考えたのが敗戦国日本への「原爆投下」だった。いまでも投下は正しい選択だ、と思っているアメリカ人は大勢いる。かれらの一様なその根拠は、上記した理由の延長であり、またAIソフトのコンセプトとして、同様な解釈で作られている、という生徒(その道の専門家)の解答だった。その講義について間違っている偏っている、などという批判意見を云ってるのではなく、世界は勝者の論理で構築されていて、その根底には「ギリシア的民主主義」によってすべてが総括されるという結論のように理解した。

そんなことを類推するとAIが人間を凌駕する云々ではなく、いまさらの歴史であってもギリシア的文明によって世界が成り立っている、ということの復誦にきけたのは私の間違いだったのだろうか。

あまり触れたくない「インセンティブ」な話しだが、敗戦国日本として、アンタッチャブルな議題なのだろう。

しかしこのまま、ズルズルとはっきりしない「日和見」主義を貫いていると、いずれ東アジア諸国の属国になることは必至で、それに輪をかけて若年労働層の激減、そこから過激に子供を生まない女性シンドロームが追い討ちをかける。

それでも今はいい~、あと18年たってから、さあ子供を作りましょう、といったところで、種もなければ畑もない、でどうするの???

「AIは最適な恋人を探せるか」マイケル・サンデル

2018-07-05 07:51:53 表示を確認 | 記事 自著記事引用



マイケル・サンデルの白熱教室2018 第2回「AIは最適な恋人を探せるか」

2018年6月30日(土) 午後10時00分(50分) nhk.or.jp

ハーバード大学のマイケル・サンデル教授が、世界の若者たちと白熱の議論を展開する5回シリーズ。第2回は、科学技術の驚異的な進歩にどう向き合うべきか議論する。結婚相手を探す時に信用するのはAI?それとも親の選んだ人?人間の医師と手術ロボット、どちらに命を預ける?自動運転の車は、信号無視で突然歩行者が飛び出した時、壁に激突してでも歩行者を救うべきか、それとも歩行者を犠牲にしてドライバーの命を救うべきか?

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第2回「AIは最適な恋人を探せるか」



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サルトルの自・問・自・答。エマール・サルトルは、フランスの哲学者、小説家、劇作家。右目に強度の斜視があり、1973年にはそれまで読み書きに使っていた左目を失明した。自分の意志でノーベル賞を拒否した最初の人物である。実存主義は無神論的実存主義を唱える。