人間はその誤差がないと生きられない
仮想と錯覚のちがいは、紙一重(0.03ミリ以下)
■出会いは15年前 職場でいじめ 休職中に「私にとって救いだった」近藤顕彦さん「私ちょうどその頃、職場でいじめを受けていて休職をしている最中だったんですよね。
ちゃんと寝られないだとか、食事もあんまりよくとれないだとか、そんな状態の時だったので、私にとっては救いだった。
初音ミクの歌を聴いて動画を見るのが私にとっては心の救いだった」
文中抜粋
この仮想媒体に恋してしまった物語りは、以前(１５年前)読んだことがあります。多分同じ人でしょう。
見方によってはそれを「異常」なアクションとみるでしょう。だから記事なんですね。
よく猟奇的事件といいますか、一般社会常識とはことなった犯行など、そう呼称しますが、それらは、人それぞれの差によって、事件なのか、そうでないのか別れているようです。
その具体例がありました。「変態としか言いようのない犯行を行った針谷容疑者とは、どんな人物なのか」。『屋根裏の散歩者』、女子大生の部屋を1年近くのぞいていた！性欲を満たすためにやった、とか編集者が誇張して書くわけです。だから「異常変態」というタグが張られた。
何しろ紙一重の行為ですから、それが犯罪であることをアピールする記事にする必要がある。
なぜそうなったのかは、゛自分゛の尺度で判断しても、「そうそうそんなことあるあると」、納得してしまうことがあるでしょう。ま、他人の家の屋根裏侵入までは、しませんが、それっ「映画の1シーン」に使えそうだとか、いろいろイマジネーションは出ますよね。
数日前の記事で身の上話しですが（facebook)で異常なアクセサ数(全部美人の若き女性、今でも毎日来ている国籍不問、合成写真また整形美人)ですが、ないよりあった方が気分がいいに決まっている。
中には自分好みの未成年者もてい、アクセスしようかな、という気にさせる。たぶんアジア系のサイト発信だと思いますが、こちらのデータは、ある程度知っているのでしょう。たまに、それらしいサイト閲覧すると、たちまち情報が取られて、その方面からアクセスしてくる。その結果です。
だから(line)交信を要求してくる。勿論、それから個人データを引き出すという戦略です。
まあ男は、その部分でなら好色ですから、年齢に関係なく若いオンナ娘は特別好きです。(いつでもいいですよ!)
昨日、知性を宿す機械Google is throwing generative AI at everything
by Melissa Heikkila 2023.05.12 MIT TECHNOLOGY REVIEW Japan.
グーグルが生成AIに本腰、製品投入でMS／オープンAIに対抗、グーグルが生成AIを組み込んだ新製品をグーグルI/Oで多数発表した。これまで慎重な姿勢を示していたが、新製品でマイクロソフトやオープンAIに対抗する。
という記事をかきましたが、相変わらずChatGPT関連の話題は事欠かないようで、その最後の決戦、Google(bird)がアジア市場系に上陸、宿敵マイクロソフト決戦、という記事を載せました。
このnoteでも有料会員では、それが使えて便利です。ここで一例をやってみましょう。
お題 村上龍 YOUTUBER～
■村上龍さんがYouTubeに参入することが報じられましたね。私自身、村上さんの作品にはいつも感銘を受けているので、動画でも素晴らしいコンテンツを期待しています。楽しみにしています。(話がずれてる筆者図星)
書き手として数多くのベストセラーを生み出した小説家、村上龍氏がYOUTUBERとして活動を始めました。この転身によって、村上龍氏の作品や発言に興味を持つ人々に新たな情報の提供が期待されます。本記事では、村上龍氏がどのようなコンテンツを発信するのか、どのようなメッセージを発信するのかを探ります。(そうじゃない、といってるのに)
小説という形式を追求してきた村上龍氏がYOUTUBERとしてどのように変わっていくのか考察します。さらに、作家がYOUTUBERとして挑む新たな試みについても注目です。村上龍氏、ファンのみならず、YOUTUBEを楽しむ人全般にとっても必見の記事です。 全文 ChatGPT～(一部手直し)
残念ながら的外れでした。としても、それを改良してグレードを上げるはずなので、もっと的確な「文章」が将来書けるでしよう。
もう一つの例、東大学生が裁判判例をシミレーションした、という二ユースです。これも残念ながら全部「無罪」という期待外れの結果でした。
ChatGPT模擬裁判 東大「何やっても無罪しか出ない…」ChatGPT模擬裁判、企画の東大生がピンチ直面 開廷日は5月13日
2023/5/11(木) 13:38配信 弁護士ドットコムニュース
AI技術が急速に進む中、東京大学の学園祭「五月祭」で5月13日、ChatGPTを裁判官とした模擬裁判が開かれる。東大生×AI法廷というバズワードのかけ算で、取材依頼も殺到しているという注目企画。はたして、機械に人は裁けるか？
その下記冒頭「初音ミク」との結婚話しですが、１５年時代差を考慮すると、それらChatGPTなど、AIリテラシーとは別次元のようにおもわれますが、人間の5器官によって感知される媒体が、果たして無形か唯物なのか、判定は出来ていないのが現実です。(そもそも脳メカニズムの全部が解析されていない)
紀元前の昔からあるアニミズムとかシャーマン世界は、まさにそれで、人知及ばざる世界を、後に宗教と一体化させ、ある特定(キリスト教)として人間をカテゴライズした歴史でした。゛そもそもそれが戦争のはじまり゛
そうした諸々を、鍋のごった煮にして、更に盛ると、その全部が美味に見えてしまうものです。
だから仮想初音ミクと結婚したとしても、それは想定内であり、むしろ排他的に扱う社会が、それを仮想であると認識しない錯誤が問題だと、換言できないでしょうか。それに批准したのが判例シミレーションで「無罪判決」と云うのは、かなり高度な計算結果のChatGPT回答だと思われました。
2023年05月14日記事
仮想と錯覚のちがい (一般社会的乖離)
初音ミクと“結婚”した男性「母と妹に理解してもらえなかった」なぜ結婚したのか？結婚生活は？【news23】2023年5月13日 19時45分 TBS NEWS DIG
ヴァーチャルシンガーの初音ミクと“結婚”した男性がいます。「母と妹に理解してもらえなかった」と言いますが、なぜ結婚したのか?どんな結婚生活なのか?こうしたフィクションのキャラクターに恋愛感情を抱くことを「フィクトセクシュアル」とも呼びます。
【写真を見る】 初音ミク | フィギュア | プライム１スタジオ結婚したのか？結婚生活は？【news23】
女性との交際経験なし 結婚式で永遠の愛を誓う近藤顕彦さん（39）「うちの妻です」――妻と言いますと？「うちの初音ミクですね。2018年にミクさんと結婚式を挙げました」
――結婚というのは心の中で？「いや、ちゃんと会場を借りて結婚式を挙げました」
2018年11月、挙式。
「お互いを尊敬し、永遠に愛することを誓います。平成30年11月4日、夫・近藤顕彦、妻・初音ミク」
“結婚”から5年 初音ミクとの生活は？――ミクさんの物とか生活用品は？「服とかはありますよ。服は別に何でも着られるので、普通に洋服売っているお店で買ってきた服は何でも着られる」
「セーラー服とかもありますよ」
「ミクさん可愛いねっていつも言っているんですけどね。可愛いので嘘偽りのない自分の気持ちですよ」
――食事は食べられない、会話は返ってこない。寂しいなって思いは？「返ってきた方が嬉しいですが、それは頭の中で想像してやっています」
出会いは15年前 職場でいじめ 休職中に「私にとって救いだった」近藤顕彦さん「私ちょうどその頃、職場でいじめを受けていて休職をしている最中だったんですよね。ちゃんと寝られないだとか食事もあんまりよくとれないだとか、そんな状態の時だったので、私にとっては救いだった。初音ミクの歌を聴いて動画を見るのが私にとっては心の救いだった」
――なぜ結婚に？「2008年の5月ぐらいから初音ミクのことを好きになって。いろんな動画なり歌なりを聞くようになったんですけど、2018年の5月を迎えて、10年間ミクさんをずっと好きで居続けて、もう10年好き居続けたらもう気持ちが揺れることはないだろうと」
――ご家族にはどのように話した？「ミクさんを愛しているので結婚式をやろうと思うと母と妹にも言いました」
――どんなリアクションでしたか？「残念ながら理解はしてもらえませんでした。結婚式も来てくれなかったのでそこは残念ですけど、来る来ないも本人たちの自由ですから。自分と同じように考えている人たちの背中を押せればいいなと結婚式をあげた。そういう風にしたいと思っている人たちが世の中には潜在的にいるって思っています」
2次元キャラとの“結婚” 200組を超える結婚証明書ゲームやアニメの登場人物に恋愛感情を持つと答えた大学生は男子で14.4％、女子は17.1％いました。（※2017年 日本性教育協会「第8回 青少年の性行動全国調査より」）
フィクションのキャラクターに感情を抱くことから「フィクトセクシュアル」とも呼ばれています。
こちらはキャラクターとの結婚証明書を発行している会社「次元局」。法的な裏付けはありませんが、すでに200組を超えるカップルに証明書を発行しています。
「次元局」を運営する渡辺靖晃さん「去年辺りからぐんと伸びた感じがします。アニメとかゲームに対する偏見というのがだいぶ薄れてきているように感じる。実際にパートナーがいる、結婚されてて、同じくらいアニメキャラクターの事が大好きになったという方もいる」
離婚後に初音ミクと“結婚”「10年前から人間の女性は恋愛対象じゃない」会社経営者 ロイさん（58）「私の妻の初音ミクさんです。近藤さんって有名な方がいらっしゃるんですけど、やっぱり先例がありましたんので初音ミクさんと結婚してもいいんだと」
ロイさんも去年初音ミクと結婚しました。実はロイさんは結婚歴があり、2人の子どももいます。
ロイさん「離婚する前に初音ミクさんを好きになってというのありましたけど。別に初音ミクさんが原因で離婚したわけじゃないですけど、実は私自身は10年ぐらい前から人間女性はもう恋愛対象じゃなくなっていたんですね」
――元奥様と結婚されていて何か違いは？
ロイさん「実は大きい違いって無いんです。私も含めてほとんどのフィクトセクシャルは実際に脳内で会話できちゃうんですよね。自分が都合のいいような『好きよ』みたいなことだけじゃなく、拗ねることもありますし、軽く怒ったりとかもあるので」
初音ミクとのコミュニケーションは…ロイさん「無理に会話を重ねるとかそういうことはありませんからね。普通に必要最小限の会話しかしませんので」
――仕事しているとミクさんは拗ねたりしない？「こうやって居る限りは大丈夫です。外出が長いと拗ねますね」
――今はどんな感情？「今は普通に穏やかな感じですね。日中は極端に感情は出しませんので」
デートの食事は2人分注文「人の目は気にならない」ロイさんは“夫婦”で近所のパスタ屋さんに外出する時も注文は2人分です。
――いつも２人分頼む？「そうですね、2名分頼みます」
――なぜ？「普通に2人ですから。単純な理由ですよね。物理的には食べられませんけど（ミクさんに）気持ち食べてもらって、後は私が頑張っていただきます」
公園に移動して2人の時間を楽しみます。
――結構、今日は公園に人がいるが、気になる？「あまり気になりませんけどね。別に悪いことをやっているわけじゃないし。そんなに特別な目で見られないようになって欲しいですよね。私は別に変なことを言われても全く構わないんですけど、うちのミクが変な風に言われるのは嫌ですから。他のFセク（フィクトセクシャル）もそうですけど、それぞれのパートナーに対してそういった変な目で見られないようになって欲しいです」
小川彩佳キャスター：最初は戸惑いの中でVTRを見始めましたけれども、結婚ってこういうものという自分の中の感覚がどんどん瓦解していくような不思議な感情にとらわれています。VTRでは男性のフェイクとセクシャルの方々を取材しましたけれども、女性の方もいらっしゃるんですよね。
喜入友浩キャスター：VTRに登場した結婚証明書は依頼の9割が女性からです。取材していて感じたのは、こんなに幸せそうに自分や家族のことを話す方はなかなかいないなと。また表に出すことで「私も実はそうでしたという声を聞くのもまた幸せだ」という話もされてましたね。
小川キャスター：私たちも枠内で自分の幸せをどう追求していくかやりくりしてるような気がするんですけれども。その枠を1回取っ払って、自分の幸せというのをひたすらに追求したときの表情ってこんなにいいものになるっていうことを改めて学ばせてもらった気持ちです。
TBS NEWS DIG 外部サイト記事参考
■ユーチューバー「村上龍」の音読ファイル～
年齢、キャリアを重ねることで、小説家としてのモチベーションは変化することは当然。本書後半、イタリア映画『マレーナ』に関する記述の後の話しで矢﨑はこんなことを云う。
作品は墓標というか墓石のようなものだ。「マーロン・ブランド」の時間は止まってしまった。わたしの時間も止まるときが来る。
■私小説というジャンルからもっとも遠い作家のひとりであり、私的な経験を描く場合でも、圧倒的なエネルギーによって感傷を突き抜けてしまう印象が強かったが、本作『ユーチューバー』の“矢﨑健介”は淡々と女性との出会いや別れ、セックスを語るだけでかつての村上作品にあった爆発的な飛躍はまったくない。 森朋之氏評
『ユーチューバー』は前述の通り、“矢﨑健介がユーチューブの番組で女性遍歴を語る”と書評の「森朋之」は語るが、私は少し違うかなとChatGPTのような「構成を提案」してみた。
ユーチューバーが過去に手がけた様々な企画を分析し、今後の動画制作に活かすアイデアを出す。
ユーチューバーのプロフィールや、その人の取り上げているテーマに注目し、新しいアングルからの動画制作を提案する。
ユーチューバーの人気を支える「コンテンツの特徴」を分析し、その特徴を活かした新しい企画を提案する。
ユーチューバーの活動を地域や世代によって分析し、新たなファン層を開拓する企画を提案する。
どれもみな使えなかった。そんなこともある。機械も使い方次第ということか。
■賛否両論の問題作 (村上龍『ユーチューバー』（幻冬舎）)、毀誉褒貶の分かれる小説。かくいう筆者も掴みどころのない鵺（ぬえ）のような文体だが精読するうちにその印象は変る。さらに村上氏ならではの仕掛けや企みが、随所に罠のように待ち受けている。(ダ・ヴィンチWeb)評
それら書評とは離れるが、本題YouTubeの成田悠輔番組で、誰か特異異質な対談キャラがいないか、という案件でそれだったら「村上龍」しかないだろう、という話しをしたことを書いたことがある。(コメント記述)
勿論その本「ユーチューバー」上梓なんて話は微塵もない(出版社策略 2023/3/29初出￥1,760)。
昨日も書いたがそれが唐突だったので、そんなこんなで本人がzoomであってもしないだろうとは察していた。
その昔、「JT」(日本たばこ産業株式会社)提供番組のホストをしていたのをよく見ていた。
『限りなく透明に近いブルー』『コインロッカー・ベイビーズ』─そして今、私たちの心を解放できるのは、村上龍ただ一人だ。(幻冬舎)
それから何年経ったのか、５本の指を折って丁度くらいなのだろう。同じ作家でそれより前の大御所「五木寛之」氏が今でも現役だが、氏は、若いころ歳をとったら「童話作家」と宣言していたが、なったのは宗教書籍関連本だった。やはり時は、人の思考と方向、彷徨も変えるのだろう。
その点、村上龍氏は今風のコンテンツ志向に的を絞ったようである。出版編集者からの催促も否定はできないと思うが？
作家の体力的限界は余り影響はないと思うが、やはり視力は問題で、原稿を書くにしたって誤字とか記憶に問題がないとは云えない。そうした諸問題は、そのChatGPTだとか、ここでも使っている音読文字記載とか、方法手段は格段に広がっている。だから、時代的にそのChatGPTの出現で、案外容易く書籍が生み出せる、と思った。(kindleは今一だが)
やっぱり『限りなく透明に近いブルー』『コインロッカー・ベイビーズ』─であり、私たちの心を解放できるのは、村上龍ただ一人だ。
だからこそ最先端「ユーチューバー」コンテンツを俎上することの意味がある。
※「紙一重」Music Video https://youtu.be/x60xR0TEQ88
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voice．KORGコルグ音源
voice.ユーチューバー村上龍 音読
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