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その瞬間、歴史のパラドックスか?

サッカー「カタール」大会のターニングパラメータ大変革~をさらに考えてみた

(最近は、若者を中心にテレビを持たない層、が増えている)、という実体の数字をみたことがない、というメディア語、「最近は、若者を中心にクルマを持たない層が増えている」も、その統計数字を見たことがない。(あったとしてもアクティブ参考データとはならない)

ハイテクに作られた今のサッカーボール(それでも信じないという人間心理)

サッカーボール、この半自動システムは、1秒間に500回フィールド上の位置を発信する慣性計測ユニット(IMU)センサー内蔵ボールと、スタジアムの天井に取り付けられた12台のトラッキングカメラで構成される。このカメラは機械学習でプレーヤーの体の複数のポイントの動きも追跡する。

「VAR」ビデオマッチ内臓オフィシャル IMUセンサー内蔵公式ボール(画像:FIFA)

画像:FIFA

■トップの画像ー問題の瞬間を切り取った三笘薫の折り返しがゴールラインを割っていたか、どうかのVAR判定。

ほぼ1日経過して、その熱はいったん覚めたようで、今朝のnoteでは、土曜ということもあって、まったく話題に上ってなかった。

まあ勝っても負けても、個人の損得勘定には影響を与えないだろうし、話題としては芸能筋の急逝記事が目を引いたようだ。

さて、再度の「サッカー」ネタですが、ただ勝った、というのでは読者にてとっても好奇心は沸かないでしょう。

そのニュース見出し「日本代表 決勝点 “1ミリの差?” 最後まで諦めない姿勢1ミリシュートが勝敗をわけた」、と書けば、皆さん悦ぶでしょう。

私だって、どれどれと、その画像を探してみました。ありましたよ、見事な渾身の一蹴りが。(トップ画像参照)

それで、その画像が「作ったものだ」とスペインエンリケ監督が、言い放ちましたよね。

■一部の海外メディアは“疑惑のゴール”と報じているが、地元紙エル・ムンドによれば、スペインのルイス・エンリケ監督は試合後、折り返す直前の写真を見せられ、いぶかしげな表情を浮かべた。「何だ、これは? こんな写真が本当のわけがない。編集されているか合成写真だろう」とシニカルに反応し「私が言うことは何もない。奇妙なこと(自軍の逆転負け)が起きるのを既に見ているからな」と語った。  中日スポ

いやいやどうして、その気持ち、特別よく判りますよ、などとは口が裂けても云えないでしょう。傷口に塩を刷り込むようなものですから。

だからその問題は、当事者間の問題(とかいっても世界のワールドカップだし)では済まなかった。

じゃなにかい? その写真鑑定が偽物フェイクで、サッカー賭博を地下で取り仕切る「ブラックマーケットのボス」が暗躍して、指示したとでもいうのかい?

そんなシナリオも書けないこともない。あったとしても、それによって巨額ベット(Bet)の勝率は、あのシーンを見ただけでも、そりあ無理だ、と誰でも思うだろう。

私の個人的経験上でも、大負け食らった、「闘い」でも、それはみなネットメディアの「ブラックハッカー」に嵌められた結果で、こんな大差で落ちるわけがないと、あちこちの関係者に、ほざきまくったものでした。
2.3日経って頭を冷やせば、ごく当然のようにそれは完全なる自分の勘違い思い込み、だったことがよく判る。とにかくその時は、社会全部が敵だったし、そのように見えた。

勝敗だから、どちらかが負ける。その負け方に問題があった、と思えば抗議クレームをつける。それでそれが不問にされると提訴ということで、まったく法律と同じですよ。それでも敗者の弁は世間は、訊きたくないと人情的道義的に抱いている。

仮に立場が逆だったら、どうなんだろうかと、日本人(東洋人)だったら、どうするかと、多くの人が疑問を抱いたと思うのです。

いやこの場合、年代層にも関係して、割かし団塊世代を基準にして、その前と後では、全然違う意見に分かれると思ったからです。

このnote記事を読んでいても、海外から発信された記事があったりして、グローバル化が、よく現れています。それも日本人の海外移住また赴任先から発信、というスタイルも今風です。

その、ネットSNSが全くなかった時代は、新聞テレビがメディアでしたから、その発言とか、論旨など、「異存」対象にはならず、一方的に信じていたわけです。

勿論、そこは民主主義国ですから、意見、反論、批判は制限されませんし、その発表の場も与えられていました。

ま~あ、時がたって、今の無節操なSNS発言とは比べようもありませんが、どちらがいいかといったら、冒頭の「写真判定」みたいなもので、それが「作り物」だといってしまうは、世界の概念は地に落ちてしまうし、そのパラドックでいったら、反対に大金が転がり込む「輩」がないとは云えない。

そしてさらにいえる世界予想としては、これを機会に、サッカーが、新たな展開の予感、をみせ初め、ヨーロッパチーム常勝組の惨憺たる敗北は、次の時代を予兆している、とは云えないだろうか、という予想なのです。

その一つに、「慣性計測ユニット(IMU)センサー内蔵ボール」と、同時並行してスマホ汎用性、今のリアル再現を瞬時に記録するという即時性は、やはり時代を変える要素の一つです。

それに対して「異議」があるとき反旗をひるがした負け組ヨーロッパ勢は、かつて東洋が長年味わった辛くて苦い「辛酸」を今度は逆のポジションに立って舐めた、ということにはならないのか、そんな予想だったのです。

そうした物理学的工学的機器は、イギリス産業革命の端緒であったり、古くは「コペルニクス」による地動説で、それまであった宇宙概念をゼロから書き換えてしまったり、1900年代初頭の西欧において、近代に通じる産業基礎礎石を確立したり、アインシュタイン理論によって新しい宇宙開発が可能になったり恩恵は無限にあったのです。

それが、まさに近代科学インフラの旗手たちが、過去3年前の疫病によって瓦解した、というのは大袈裟ですが、今も、それをコントロールできないというのは、その証左ではないかと考えたりします。

だらかそれが、たまたまサッカー試合であって、その結果が「パラドックス」的であったと認証してみると、案外、あれとこれが繋がり、一彫りのレリーフのように人の前に提示された、そんな夢を昨晩、リアル画像で堪能したというお伽話しでした。


編集構成// #つしま昇



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