サッカー「カタール」大会のターニングパラメータ大変革~
(最近は、若者を中心にテレビを持たない層、が増えている)、という実体の数字をみたことがない、というメディア語
同様に「最近は、若者を中心にクルマを持たない層が増えている」も、その統計数字を見たことがない。(あったとしてもアクティブ参考データとはならないからだ)
その「メディア語」の発信源は、どこなんだろうと考えてみれば、大雑把に推察すると、これも時節柄流行り語「少子高齢化、日本はその筆頭世界記録」と、いらぬお節介見出しが、そこかしこに踊っている。
その論理は間違いではないが、比較論として〈大戦時死亡統計数を引っ張り出して〉云々すると厄介なので、それには触れないという約束ごとがあるのだろう。かくしてその実数はアバウトである。
さて、「サッカー」話題に戻ろう。
何時ものように早起きして、パソコンスタンバイすると、サッカーに関するニュースが出ている。
時間的には、試合開始前だったので、至って平穏だったが、その後の30分経過して、後半開始直後から堂安律と田中碧が2連続シュートを決めて一気に試合をひっくり返す同点の3分後は、これまでにない展開だと、ぞくぞく感があった。
正直な話し、この「スペイン戦」では勝てない、と一方的に決めていた。いやいや、サッカーとか野球とか試合経過を見ている時間が肌に合わないので、スポーツ観戦はしないときめていたので、その無根拠は説明しようがない。だから、分析、というのではなく、" 感じ "で云っているだけなので、軽く流していただきたい。
まず会場が「カタール」という地の利があった。当然、観客も現地のファンが集まって参戦するだろうし、審判チームにしてもアフリカ勢も多くなる。またいつも話題になるのが「ドーハの悲劇」という「千夜一夜」のような古典も、ちらほら出ている。
また日本は、その昔、「バルチック艦隊撃破国」という神話が、いまだに継承されている中東世界で、ある意味優遇~されている、という感覚は否定できないだろう。
そうした、挙げればキリのない要素を一纏めにして説明すると、「時代の節目」が、ひたひたとさざ波のように、覆いかぶさってきたと形容したい。
そのよく現れているビジュアルアナログ視点でいうなら、日本人選手の体力差で、ドイツ選手もスペイン選手も、それより体形が大きく、いってみれば昔タイプの常勝スタイルのように感じた。力で押して、固い壁を作り馬力で突き抜ける、という攻撃方法である。
その点では、日本人選手は、その壁に当てる、のではなく壁をよけて、左右に振るパス多様で、巨体を交わした、ように見えた。その実際の時間スピードは、相手選手の0.2~3秒程度の僅差、云ってみれば目にも止まらぬ速さ、で相手を攪乱する「えんげつ殺法」じゃないかと思った。それには巨体よりも若干のウエイト減で、その分、スピードでカバーするという方法だ。物理的にも物体の速さは慣性系に比例する物理学である。
そんな観点で試合を見ていると、ドイツもスペインも、うり二つに見えて、また戦術も似たり寄ったり、だった。かつてはそれで常勝していたが、すべての要素は進化していて、サッカーと云えでも、その例に倣う、というものだった。
その観点で唯一、突破できないのが「ブラジル」ではないかと見た、その重要ポイント0.2~3秒程度の僅差、を着けられないと、パスは全部読み取られボールはすべて奪い取られるという、助演役に回ってしまう。
また、それを放送するメディアにおいても、変革の境目に来ているようで、サッカー万年テレビ放送が、ネット無料配信によって、時間と場を選ばない「ネット配信」というスタイルを構築する、というITメディアが現れた。
■【追加記事】「髪の毛1本レベル入ってる」 上から見たら分かる日本VAR弾の正しい証拠画像に海外喝采 2022.12.02 著者 : THE ANSWER編集部
キーワード : サッカー日本代表 • 三笘薫
サッカーのカタール・ワールドカップ(W杯)は1日(日本時間2日)、グループリーグE組で日本がスペインに2-1で逆転勝ち。勝ち点6のグループ首位で決勝トーナメント(T)進出を決めた。後半6分に田中碧が2点目を入れた場面ついて、直前にゴールラインを越えていたのではないかと海外で論争に発展。しかし、上から見たら正当性が分かる証拠画像も多く公開され、海外ファンから「髪の毛1本レベル入ってる」「重要なのは接地じゃない」との声が上がっている。世界中のファンを釘付けにしたのは、後半6分だった。 右サイドから堂安律のクロスがファーに流れたが、三笘薫がライン際から折り返し、最後は田中が押し込んだ。三笘の折り返しがゴールラインを割っていたかどうかVAR判定となったが、ゴールを認定。日本の2点目が記録された。これが海外で大きな論争を呼び、賛否両論が渦巻いている。
部分引用
※たしかに「写真判定」域だが、審判ジャッジは出ているしスペイン側の抗議もなかった。あと開催地がどこなのか、という今朝の記事も指摘したが、今回とまったく逆のジャッジで辛い思いもした日本チームを日本人全員で死守するのが当然の行為である。
以下の記事は、それを書いたものを引用した。
2022年12月02日
サッカー放映権の攻防テレビ・ネット
W杯で気付かされた「地上波よりABEMAのほうが便利」という事実 放映権料「200億円」の舞台裏〈dot.〉
2022/12/1(木) 18:00配信 AERA dot.
連日連夜、日本中を“楽しい寝不足”にさせているサッカーのワールドカップ(W杯)カタール大会。その中継で名を上げたのが、無料で楽しめるインターネットテレビ局「ABEMA」だ。
「移動中もスマホで楽しめる」「試合後も見られる」「全64試合視聴できるアプリがわかりやすい」と、人気が急上昇。
日本代表が1次リーグの初戦で強豪のドイツに逆転勝利した日の1日の視聴者数が「1000万を超えた」とABEMAは高らかにアナウンスした。
これまでW杯のような国際大会の中継は、テレビの独壇場だった。今回ABEMAがFIFAに支払った放映権料は200億円ともいわれる。“新しい未来のテレビ”を掲げるABEMAが設立した当初から藤田晋社長に取材してきたITジャーナリスト・西田宗千佳さんに舞台裏を聞いた。
【写真】.〉(AERA dot.) - Yahoo!ニュース
「一つの案件として過去最大の投資であるのは事実だとABEMAは言っていたので、FIFAに支払ったのはかなりの金額であるのは間違いないでしょう。とはいえ、200億円を大きく超えているかというと、そうでもないらしい」と、西田さんは言う。そもそもABEMAは、W杯のような大規模な国際大会の中継はテレビ局がやるものであって、われわれのような映像配信事業者は手出しができないものだと思っていた。
ところが、昨年末、ABEMAの藤田晋社長は「テレビ局がW杯の放映権料を出し渋っているという話を関係者からたまたま聞いた」と言う。
■全試合配信がベストは明白
日本とカタールは時差が6時間ある。つまり、試合は夜中に行われるので、「日本戦はともかく、他の試合を中継しても『割に合わない』。
それで放映権料の支払いをめぐるテレビ局の話し合いはなかなかまとまらなかった」と西田さんは説明する。
昼間の時間帯の中継であれば、日本戦以外でもそれなりの視聴率が見込め、金額の高いCM枠も設定できる。ところが、深夜の中継では低い視聴率しか望めず、低いCM収入しか得られない。それでは高額な放映権料に対して、まったく割に合わない、というわけだ。
「藤田社長はテレビ局関係者から話を聞いて、放映権料はトータルでいくらなんですか、という話になった。それで結果的にですが、ABEMAがFIFAに放映権料を支払って、放映権を受け取り、さらにそれをテレビ局に出すことになった」
仮にABEMAがFIFAに200億円支払ったとしても、「追加でテレビ局がFIFAに支払っていると思われます」と西田さんは話す。
ちなみに、テレビと違って、インターネットを使った映像配信であれば、放送枠に縛られる、といった制約がない。チャンネルを増やしても費用はほとんどかからない。「なので、W杯の放映権を得られるとわかった時点で、全試合を配信するのがベストだということは明らかでした。その点、人気のない試合はCM収入が見込めず、放送できない従来のテレビとはまったく立ち位置が異なります」
■「神アプリ」が絶対必要なわけ
一方、ユーザーからすればABEMAを視聴した一番の理由は圧倒的な便利さだ。「ABEMAはいつでもどこでも自由に見られるわけです。イギリスの公共放送BBCなんかはテレビでもネットでも同じコンテンツが見られますが、日本のテレビ放送にはさまざまな規制があって、それができない。NHKはようやくネットで見られるNHKプラスや民放はTVerをつくりましたが、それでも放送と通信とは別なもの、という立て付けです」
最近は若者を中心にテレビを持たない層が増えている
「そういう層に対して『新しいテレビを提供する』というのが、6年前にABEMAがスタートしたときから藤田社長が語ってきたことで、映像配信というかたちをとってはいますが、テレビという存在に極めて近い」しかも、ABEMAはふだん使い慣れているアプリにそれほど手を加えることなく、W杯を視聴できるのも特筆すべき点である。
「それだけABEMAのアプリはよくできているということなんですけれど、アプリの出来が悪ければ、どんなにコンテンツがよくても見られない。なので、藤田社長は『試作を繰り返して費用がかかっても最初から“神アプリ”を作らないとダメだ』と語っていました」
以下割愛~
2022年12月02日
「過去最大の投資」─~─ABEMA200億
「過去最大の投資」──ABEMA責任者が語るサッカーW杯放映権獲得の舞台裏と狙い『ウマ娘』マネーが後押し
2022年11月20日 07時30分 公開 [樋口隆充,ITmedia]
中東カタールでサッカーワールドカップ(W杯)が11月21日未明(現地時間20日)に開幕する。4年に1度開催され、夏季オリンピック(五輪)と並び、世界最大のスポーツイベントの1つともされるW杯の興奮を日本のユーザーに届けようと、サイバーエージェントが運営する「ABEMA」が、全64試合の放映権を獲得した。全試合無料生中継は日本初の試みだ。ABEMAはなぜ放映権獲得に踏み切ったのか、事業責任者に取材した。
photo 欧州CLの優勝トロフィー「ビッグイヤー」(出典:UEFA公式Webサイト)FIFAワールドカップトロフィー(出典:FIFA公式Webサイト)
冒頭引用記事
編集構成// #つしま昇
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