息子との恐竜冒険:Jurassic World EXHIBITIONレポート
恐竜が大好きな息子のために、期間限定で開催されている恐竜イベントJurassic World EXHIBITIONに行ってきた。
入場料は€31,50、日本円で約5,000円。
しかしそれでもこのイベントは人気らしく、予約は常に1ヶ月待ちの状態だった。
会場はベルリンの郊外にあるホールで、今回のイベント用に改造されていた。
ホール内に入ると天幕が張ってあり、中は暗い。
チケットを見せて入場する。
受付を通過するとすぐ傍にイベントのポスターがあり、期待にテンションが上がっていた私は早速記念に撮影した。
撮影が終わり、入り口の方を見やると待機レーンがあり、そこで思いの外待たされた。
巨大な恐竜模型を見るためだけに待つ必要が⋯?と怪訝に思ったが、その後足を踏み入れて、私が考えていたイベント内容と違うことを知る。
エキシビジョンは各ブロックで分けられていて、飼育員や研究員扮したスタッフがそのエリアでピックアップされている恐竜の説明をする。
来場者が一定時間楽しんだら次のエリアに進む扉が開くという形式だった。
最初のブロックではこのイベントでの設定説明や注意事項が行われた。フラッシュ撮影禁止とか、気分が悪くなったら近くのスタッフに遠慮なく言って構わない、とか。
そして全部の説明が終わると、脇にあった自動ドアが両脇に開いた。いよいよ対面だ。
この先に恐竜が⋯⋯っ!?と、逸る気持ちで3メートル程進むとそこには等身大サイズのブラキオザウルスが出迎えてくれた。
デカっ!!長っ!!!
圧倒的なスケールに度肝を抜かれてバカみたいな感想しか出てこなかった。
首だけで9mあり、それが等身大で再現されているブラキオザウルス。
動きもちゃんとしてるし瞬きもする。
映画ジュラシックパークで主人公の前に最初に現れたのもこの恐竜だった。映画へのオマージュも感じられて嬉しい。
感動したまま奥に進むと特徴的な額でお馴染みのスティギモロクが登場。ここではなんとその赤ちゃんを触らせてもらうことが出来た。
触る時は手の甲で優しく、との事だった。
掌だと何か技術的な支障が出るのだろうか。
続いてはラボエリア。
こちらでも孵化したばかりの赤ちゃんがいた。
ここにはなぜか恐竜のうんちをリアルに再現したコーナーもあった。
本家ジュラシックパークにあったローラダーンのあのシーンを意識したのかな。
肉食恐竜のうんちって思いの外硬いことを知った。この知識いつか活かせますか。
こちらのブロックで紹介されている恐竜は、クリスプラット主演のジュラシックワールドを観た人ならお馴染み、ヴェロキラプトル。
知能が高く群れで行動する。咬合力は現在棲息している生物で言うならアメリカンアリゲーターと同じパワーだとか。
映画内ではクリスプラット演じる飼育員からの指示に従って動くという主従関係を見せている。
ここでも主へのその忠誠っぷりを見せてくれた。
最後の大トリエリアはなんと言っても恐竜の王様ティラノザウルス。
ティラノザウルスが逃げたという設定で、飼育員たちが私たち来場者を誘導する。しかし避難に間に合わず鉢合わせてしまう。
カッケェエエェエ!!!!!!
でもいつでもヤッたるぞって眼してる!!
鬼気迫る見た目と滑らかなモーション。
リアル過ぎて、偽物と分かっていても目の前にしたら背筋がゾクっとした。
ティラノザウルス御大の姿も見ることが出来て、これにて全エリア終了。
所要時間は80分くらい。
チケット代5,000円近くしたけどまぁそれくらいはするわな、という納得のクオリティだった。
帰り道、息子が中で見た恐竜について熱く語る姿を見て、連れてきて良かったと感じた。
今後も息子との思い出作りを大切にしていこう。
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